シーン-0002:ドッグファイト

文字数 443文字

ブルーロックの周辺では爆発の輝きがいくつも上がっていた。


ゴオオォォォォ……ボッ…ピカッ!!
ふっ、他愛もないな…
謎の戦闘兵器のパイロットはそう言うと不敵な笑みを浮かべた。
瞬く間に三機のバザンタイプは光の玉になる。
この雑魚どもが!!
この【ガルザック】にそんなガラクタが通用すると思っているのか!!
ボォォ!!!バァァァァッ…

この謎の戦闘兵器【ガルザック】のパイロット【サイボーグキッド】はそう言うとまた一つ光の玉を作った。
なんてやつだ!!
バザンのパイロット、ロール准尉がまるで人間のような俊敏な動きをするガルザックを見てそう言った。
んっ!!…ぐおぉ……
ビシューーーッ!!……カッ!!

次の瞬間、ロ-ル准尉の身体はガルザックの放ったレーザーの直撃を受け蒸発して塵となった。

ガルザックはもう一機のバザンタイプを撃破するとシャトル用の宇宙港からブルーロックの内部に潜入していった。
中に入ってしまえば迂闊に攻撃できまい…
サイボーグキッドはそう言いながら宇宙港にあるシャトルや防衛施設を破壊していった。
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登場人物紹介

●サイボーグキッド…現代の技術の粋を結集して生まれたサイボーグ。脳以外はすべて機械。右腕はレーザー銃になっている。

●ビル・ニートン…機動警察の隊員。射撃の名手。過去の記憶…謎の頬の傷。

●アドニス・ウォン…機動警察の隊員。ビルの相棒。優れたウォーカー操縦技術を持っている。

●サニー・ジョーンズ…連邦特別警察『フィールド』の捜査官。

●ジョーンズ博士…サニーの父。人工知能開発の権威。

●パールソン…ジョーンズ博士の助手。

●ガルザック…サイボーグキッドが搭乗する圧倒的な力を持つ謎多きウォーカー。

●バザンA-3…資源衛星『ブルーロック』の防衛隊が多数所有するウォーカー(機動歩兵)。

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