創世記 11章1-9節

文字数 248文字

全地は同じ発音、同じ言葉であった
人々は東にあるシナルの地に平野を得て、そこに住まう

彼らは言った
「ここに街と塔を建て、その頂を天にまで届かせよう
我々は名を上げ、人が全地に散るのを免れんがため」

主は言った
「彼の地の民は一つの同じ言葉を話している
街づくりの業は彼らの宿願となり、いつしかやり遂げるであろう
我々は下り、彼らの言葉を乱してやろう
互いに相手の言葉を理解できなくするため」

主はすべての地に人を散らされ、彼らは街づくりをやめた
廃れた街の名は『バベル』
主が言葉を乱し、人を全地に散らされたからである
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