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文字数 203文字
君はどこから来て
どこへ向かうの
ずっと昔から何度も何度も
この場所を通り過ぎては
また舞い戻ってきて
桜の時期も
紅葉の時期も
関係なくいつも焦ってて
まあこんな僕は
いつまでもここにいるけど
ほんとはちょっと
君が羨ましい
あの向こうの景色は
色褪せていくけど
その向こうの景色は
青い空と青い海が
広がっているらしいね
僕は知らないけど
誰かが教えてくれた
君と会えるのが待ち遠しいから
僕がいつか朽ち果てても
どうかこの場所で
ずっと待ってる
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