「僕がロリコンだ」
文字数 1,562文字
「ナナさん! あれ見て下さい!」
レユさんが背面モニターを指さす。
「え?」
『ナナ、無事みたいだなっ!』
そこに映っていたのは、携行型ランチャーを肩に担いだセキカさんだった。居住ブロックの屋根の上からこちらを狙っている。
「セキカさん! 助かりました!」
『いいからさっさと片付けろっ!』
「了解!」
敵のサコウがテンセイに掴みかかって来るのを、ビーム剣で弾き返す。
『……っ! その機体の価値すら知らない者が!』
「価値?」
ノイズ交じりの回線が割り込んでくる。
『そうだ。そのテンセイは魔王軍が総帥、ソーゴ様の……』
「やかましい!」
一刀両断。
肩から脇腹にかけてを切り裂かれたサコウは、すぐに爆発した。
危ない危ない、余計に文字数を使っちゃ誰も読んでくれなくなる。
ラガタンの方はまだ敵を倒せていないようだ。
いかん、これ以上戦闘シーンを続けるわけにはいかない。
ぼくはテンセイをラガタンと二機のサコウの間に割って入らせた。
『ナナ!?』
「ウワナさん、ぼくに任せて下さい!」
敵の間に一瞬動揺が走るのが分かった。
あとは敵が平常心を取り戻す前に叩くだけだ。
目の前の敵の懐に潜りこみ、立ちあがりざまにビーム剣を突きさす。
それから、剣を刺したままの機体を盾にもう一機のサコウに突撃する。
『――!』
そしてそのまま敵のコックピットを貫けば、制圧完了。
二機ともうまくコックピットだけをやれたらしく、爆発はしなかった。
「……ふぅ……」
一気に体中から汗が噴き出る。
意外とやれるものだな。
「すごいです、ナナさん! あんな風に敵を倒せるなんて!」
「いや、たまたまですよ」
「そんなことないですよ、さすがナナさん!」
「ほう。じゃあ次はレユさんに頑張ってもらう番ですけど」
「ほよよ?」
「まさか忘れたとは言わせませんよ。一枚脱いでくれるんですよね?」
はっとした顔のレユさん。
「で、でも、そのぉ……私、心の準備が」
「そんなに悠長なこと言ってる場合じゃないですよ、レユさん。ルオナ界で一番になれなきゃこの世界は滅びちゃうんですから。世界が救えるなら、ハダカの一つくらい安いものでしょ?」
「う……うぅ……仕方ありません。ぱ、ぱんつまでなら」
「わぁい!」
「ナナさんの、へ、へんたい……!」
「ご褒美です!」
「っ……!」
レユさんは潤んだ瞳でぼくを睨んだあと、小さい両手を水色のスカートの裾をつまみ、そっと上へ持ち上げた。
「と、とくべつですよ……! ナナさんにだけ特別ですからね……!」
すっきりしたふくらはぎ、きれいな膝、ぷにぷにした太もも。
そしてその上にあるのが我々の目指す総本山、レユさんのパンツである。
それはピンク色の、レースの入ったショーツで、どう見ても小学生以下にしか見えないレユさんがなんでこんなのを履いているんだろうなんて思ったけど、よく考えればレユさんはもともと大人なお姉さんなわけで、そうなると今こんなアダルトなパンツを履いてるのもおかしな話じゃないのだけれども、やっぱりロリロリしたお尻の形にこのパンツは似合わないよななんて思ったりもして、くそ、せめてこれが水玉の入った女児用のふわふわしたパンツだったらなおぼくの性癖のど真ん中直球ストライクだったのになんて思ったりもする。
「な、ナナさん……!」
「なんですか?」
「か、顔が、近いです、さっきからナナさんの息が当たって、ひゃんっ!」
ナナさんがスカートを捲り上げたまま身をよじらせる。
気付けばぼくはナナさんのパンツに顔をうずめかけていた。
さすがにこれ以上はBPOとか青少年保護育成条例が黙ってない。いい加減やめとこう。
レユさんが背面モニターを指さす。
「え?」
『ナナ、無事みたいだなっ!』
そこに映っていたのは、携行型ランチャーを肩に担いだセキカさんだった。居住ブロックの屋根の上からこちらを狙っている。
「セキカさん! 助かりました!」
『いいからさっさと片付けろっ!』
「了解!」
敵のサコウがテンセイに掴みかかって来るのを、ビーム剣で弾き返す。
『……っ! その機体の価値すら知らない者が!』
「価値?」
ノイズ交じりの回線が割り込んでくる。
『そうだ。そのテンセイは魔王軍が総帥、ソーゴ様の……』
「やかましい!」
一刀両断。
肩から脇腹にかけてを切り裂かれたサコウは、すぐに爆発した。
危ない危ない、余計に文字数を使っちゃ誰も読んでくれなくなる。
ラガタンの方はまだ敵を倒せていないようだ。
いかん、これ以上戦闘シーンを続けるわけにはいかない。
ぼくはテンセイをラガタンと二機のサコウの間に割って入らせた。
『ナナ!?』
「ウワナさん、ぼくに任せて下さい!」
敵の間に一瞬動揺が走るのが分かった。
あとは敵が平常心を取り戻す前に叩くだけだ。
目の前の敵の懐に潜りこみ、立ちあがりざまにビーム剣を突きさす。
それから、剣を刺したままの機体を盾にもう一機のサコウに突撃する。
『――!』
そしてそのまま敵のコックピットを貫けば、制圧完了。
二機ともうまくコックピットだけをやれたらしく、爆発はしなかった。
「……ふぅ……」
一気に体中から汗が噴き出る。
意外とやれるものだな。
「すごいです、ナナさん! あんな風に敵を倒せるなんて!」
「いや、たまたまですよ」
「そんなことないですよ、さすがナナさん!」
「ほう。じゃあ次はレユさんに頑張ってもらう番ですけど」
「ほよよ?」
「まさか忘れたとは言わせませんよ。一枚脱いでくれるんですよね?」
はっとした顔のレユさん。
「で、でも、そのぉ……私、心の準備が」
「そんなに悠長なこと言ってる場合じゃないですよ、レユさん。ルオナ界で一番になれなきゃこの世界は滅びちゃうんですから。世界が救えるなら、ハダカの一つくらい安いものでしょ?」
「う……うぅ……仕方ありません。ぱ、ぱんつまでなら」
「わぁい!」
「ナナさんの、へ、へんたい……!」
「ご褒美です!」
「っ……!」
レユさんは潤んだ瞳でぼくを睨んだあと、小さい両手を水色のスカートの裾をつまみ、そっと上へ持ち上げた。
「と、とくべつですよ……! ナナさんにだけ特別ですからね……!」
すっきりしたふくらはぎ、きれいな膝、ぷにぷにした太もも。
そしてその上にあるのが我々の目指す総本山、レユさんのパンツである。
それはピンク色の、レースの入ったショーツで、どう見ても小学生以下にしか見えないレユさんがなんでこんなのを履いているんだろうなんて思ったけど、よく考えればレユさんはもともと大人なお姉さんなわけで、そうなると今こんなアダルトなパンツを履いてるのもおかしな話じゃないのだけれども、やっぱりロリロリしたお尻の形にこのパンツは似合わないよななんて思ったりもして、くそ、せめてこれが水玉の入った女児用のふわふわしたパンツだったらなおぼくの性癖のど真ん中直球ストライクだったのになんて思ったりもする。
「な、ナナさん……!」
「なんですか?」
「か、顔が、近いです、さっきからナナさんの息が当たって、ひゃんっ!」
ナナさんがスカートを捲り上げたまま身をよじらせる。
気付けばぼくはナナさんのパンツに顔をうずめかけていた。
さすがにこれ以上はBPOとか青少年保護育成条例が黙ってない。いい加減やめとこう。