第1話
文字数 401文字
なんか、さっき凪から連絡が来たんだけど～
凪…？あぁ、そういえばここの所また寄りを戻したらしいな。
より…？え、何で何で。喧嘩でもしてたの？竜野と
分からなかったのか？あの２人は、ここ何年かで縁が…
仲いいんじゃないの？
悪くも無ければ、よくも無い。のが、改善されてきている。
はえー、楓は相変わらずよく見てるね？そっかぁ、長い年月色々あるのは…よく分かる～
で、なんて言って来たんだ？
あ、そうそう。竜野の別荘で怪談話しないかって。えぇ！？怖いのはちょっとなぁ～…
涼を感じるどころか、余計なものが寄って来るだけだろうに。でも、折角だから行ってみるか？
そうだね、久し振りに４人で集まるし。土曜の夜でOKしとくよ？
あぁ、…手土産を考えておかないとな。（それと、杏の浴衣を用意しておこう）
楽しみだね♪怖い話は、真に受けなければ良いだけだし
俺は、実話ばかりだからな。千年以上生きていると、お前も何かしら体験しているだろうに。
