序の結
文字数 913文字
虹の谷にんげんかいのみなさまへ
きっと、たくさんおどろかれるでしょうが、はじめておたよりします。
わたしたちは、おなじ「虹の谷」に、ずっとむかしからすんでいる河童です。わたしたちは、にんげんよりずっとちいさく、あたまにお皿、せなかに甲羅があります。はだのいろは、白です。
くうかんが0.25バレンタほどちがうので、いままでおたがいにみえませんでしたが、ここなんねんか、こちらからうっすらにんげんかいがみえます。このいへんを、まっさきに、おなじ「虹の谷」にすむ、みなさまにつたえたくて、このしょめんをかいています。たぶん、ちかいしょうらい、かんぜんにくうかんがガッタイします。
わたしたちは、心より、まことの友好的なかんけいをのぞんでいます。
ぶきはもっていません。たたかいもしません。ケンカもきらいです。でも、からだもせいかつしゅうかんも、まったくちがうので、もんだいがおこったときのために、国としてのそしきをつくりました。
ここに、河童国「虹の谷」のけんこくをせんげんいたします。
かんぜんにくうかんがガッタイしたら、おめにかかれるとおもいます。わたしたちはそのひをたのしみにまちます。きっと、なかよくしてください。
だいいちしょきかん/スーワ
がいむだいじん/小梅
もんばん/ケン
こもんがいこうかん/サルタン(むかしのどうそじん・サルタヒコかみ・てんぐさま)
こもん仙人/小富士 るすやく たいらっぴょん
こもん祈祷師/対馬
れいわがんねんの河童国はるまつりのひ
河童国「虹の谷」 だいひょう さくら