閉じる
薫風
登場人物
ビューワー設定
目次
前のエピソードへ「『視点の角度』」
『風とカーテンと流れる雲と』
文字数 200文字
風のある朝
窓辺に寝転んで
揺れるカーテンの間から空を見上げる
ふんわり舞っては戻る
ふんわり舞っては戻る
その穏やかなリズムに心を浮かべて
静かに流れる雲を追う
カーテンが開くたびに違う空が存在し
同じ景色には出会えない
風に千切れて流れ
とうとう見えなくなった
ふと切ない気持ちになっていたら
ひょこりと挨拶
また新しい雲が顔を覗かせた
ああ、こんなふうに
時は流れる
ふんわり舞って
見上げる空
風のある朝
一日の始まり
流れる雲と
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)
★
いいね!
ファンレターを書く
次のエピソードへ
『傘を忘れて』
薫風
紫 梨絵
作品お気に入り
『雪と落ち葉とそのうち晴れ』
『薫風』
『暁闇の手前で』
『風に』
『太陽』
『虹の思い出』
『視点の角度』
『風とカーテンと流れる雲と』
『傘を忘れて』
『今日最初の光の中で』
『強い雨が降っていたから』
『雨上がりのリフレッシュ』
『棘』~TOGE~
『笑顔をもらう』
『水無月最終日の帰路』
『木陰にて』
『夕映え』
『遠くのかもめ達』
『夏の匂いと細い月』
『膝をかかえて』
『ココロのヨハク』
『夏の中に青空』
『紫陽花への想い』
『あの日の島武意海岸』
『空耳』
『残す』
『秋の入り口』
『冷たい空気がおりてきて』
『乱視の夜』
『冷や風とこころの行方』
『秋色空気』
『際立つ景色』
『風景の中で人と言葉とが繋がるとき』
『空の画』
『晩秋と初冬の隙間で』
『君の前髪』
『陽射しの角度』
『日暮れ道』
『氷点下の朝』
『元日』~繋~
『鳴き雪 聞きながら』
『白い足跡』
『雪の朝、まだ座っている』
『白む空』
『冬をキライにはなりきれない』
『冬のベンチ』Ⅰ
『冬のベンチ』Ⅱ
『眺める』
『温もりギフト』
『闇に浮かぶ雪花』
『ひこうき雲』
『立待月』
『情熱の向こうまで』
『四月の風』
『空はかわらない』
『憂鬱が降ってくる』
『感情模様』
『笑顔の礎』
『my mother』
『朝の空へ空へ』
『縁』
『月灯りを浴びながら』
『余白』
『記憶のカケラ』
『冬のベンチ』Ⅲ 〜羨望〜
登場人物紹介
登場人物はありません
ビューワー設定
文字サイズ
小
中
大
特大
背景色
白
黒
生成り
水色
フォント
明朝
ゴシック
組み方向
横組み
縦組み
設定する