プロローグ
文字数 244文字
『この度、崎幸助と白谷行幸(みゆき)は結婚することになりました』
結婚式と披露宴の招待状が、二人の大学の友人に送られてきた時の様子をご紹介しよう。
「えっ!? ま、マジかよ……」
「大丈夫なのか? あの二人……」
「崎くん、殺されたりしないかな!?」
「白谷さんでも結婚できたんだ~」
人それぞれ反応は違ったが、招待状には誰もが『出席する』に丸をした。
――この二人の結婚式を見てみたい。
そんな野次馬根性からではあったからだったが、誰もが『絶対面白い結末が待っている』と期待していたことに間違いはない。
結婚式と披露宴の招待状が、二人の大学の友人に送られてきた時の様子をご紹介しよう。
「えっ!? ま、マジかよ……」
「大丈夫なのか? あの二人……」
「崎くん、殺されたりしないかな!?」
「白谷さんでも結婚できたんだ~」
人それぞれ反応は違ったが、招待状には誰もが『出席する』に丸をした。
――この二人の結婚式を見てみたい。
そんな野次馬根性からではあったからだったが、誰もが『絶対面白い結末が待っている』と期待していたことに間違いはない。