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文字数 240文字
未来の扉はすぐそこで
君がノックしてくれるのを
ずっと待ってた
笑顔が合言葉
君の歌声に誘われた
戯けた森の小人が
せっせと階段を伸ばしている
時が戻ればいいとか
そんなどうでもいいことは
南風に乗せて見送ろう
簡単には手に入らないくらいが
人を惹きつける
なんの媚薬も要らない
持っていけるものは
君の手の中にある
たった一つのもの
願いが叶ったら
あの鐘を鳴らして
僕の住む世界に届くから
もう君の居場所はここにはないけど
またいつか必ずすれ違う
その時はこの日の綴った
君の手紙を僕にください
また会おう
あの星が流れたら