第7話

文字数 2,730文字


源三郎江戸日記7

暫くしてお峰が寝間に入って来て、行灯を消して源三郎のフトンに入ってきたのです、腰帯を解き乳房を吸うとあ~と声を出したので、足を広げさせて敏感な部分に指を当てて擦ると、
更に大きな声を出したのです、段々濡れて来たので指を入れて動かして、痛くないかと聞くと、大丈夫ですというので、すこし激しく動かすと、体をよじり抱きついて来たのです、

大きくなった一物を差込みゆっくりと動かすと、益々濡れてきてなんだかとても気持ちいいですというので、少し激しく上下するとよがり声をだして背中に爪を立てたのです、源三郎、
は我慢できなくなり、果てるぞと言うと、う~と低い声を出して放出してしまったのです、一物を引き抜くとお峰は枕元から和紙を取り出して、源三郎の一物を綺麗にふき取り、下帯、
を閉めなおしたのです、

和紙には少し血がついており、どうだつたと聞くと、最初はすこし痛かったですが、すぐに気持ちよくなりましたと胸に顔をうずめるので、こんな事になって孫太夫殿に叱られるなと、
言うと、そんな事はありません、随分前に父上が源三郎様に嫁ぐかと聞きましたので、嫁ぎたいと言いましたら、源三郎のお父上にお話されたそうですが、いずれは嫁に来てもらおう、
と思うが、

今は部屋住みの身なので時が来るまで待って欲しいと言われたので、お待ちする事にしたのです、昨日源三郎様のお父上がおいでになり、まだ部屋住みなので祝言はあげられぬが、それ、
でもいいかと言われたので、父上が祝言は後でいいと言いましたら、それなら、明後日源三郎と一緒に高鍋に行きお爺様とお婆様に目通りしてくるように言われたので、承知したのです、

父上が出立前に源三郎様に情けをかけてもらえというので、こうやって会いに来たのですよと言うので、成る程そうでしたか、父上はお峰殿が小太刀とつぶての名手と知って、今回私の、
手助けをさせるつもりなのですと言うと、お話は聞きましたが、わたし如きでお役にたつのでしょうかと言うので、お峰殿の腕ならば大助かりですし、夫婦旅と言う事であれば敵の目を、
くらませますと言うと、

宜しくお願いします旦那様、お峰殿ではなく峰とお呼びくださいというので、あい、わかったお峰宜しくなと手を握ったのです、これからは夫婦だ今日はここで寝るのだと言うと、ハイ、
と返事をしたのです、それでは夫婦の杯といこうと言うと、起き上がり身づくろいして、行灯に火を入れたのです、膳の前に座りかための杯だと言うと、お峰が酌をするので、三回で飲、
み干して杯を渡して酒を注ぐと、

お峰も三回で飲み干したのです、お峰が末永くお願いいたとますと畳に手をついて頭を下げるので、先は長い気楽に行こうと笑ったのです、翌日お峰の声で目を覚まし歯を磨き、顔を洗、
って部屋に顔をだすと、朝餉の支度が出来ており、朝餉を取ると、母上が今日からは夫婦です、明日からの高鍋までの旅は気をつけて行きなされというので、母上は父上の目論はご存知、
でしたかと聞くと、

昨日お寄りになり、お話なされたのですよ、無鉄砲な源三郎殿のお目付けに丁度いいですよと笑ったのです、律が今日からは姉上ですね、どうぞ宜しくと言うと、一生懸命あい勤めます、
るなにとぞお母上様、お律殿宜しくお願いしますと頭を下げると、母上が本宅は別にして、ここではあまり気を使わなくていいですよ、仲良くやりましょうと言ったのです、女中が、
旦那様と奥田様がおみえですと言うので、

玄関まで向えに行くと、父上が今日は出立前に仮祝言をあげるぞと言うと、座敷に上がり孫太夫に席を進めて座ったのです、孫太夫とお峰がよろしゅうお願いいたしますと挨拶すると、
父上がよく来てくれました今後ともよろしゅうお願いしますと言うので、みなで頭を下げたのです、父上が若狭屋もおつけくるだろうと言うので、本宅でやらなくて良いのてすかと、
母上が聞くと、仮なのでここでいいのだよ、

戻ってきたら本宅に二人で挨拶にくれば良いと言ったのです、若狭屋が部屋に入ってきて、今日はおめでとうございます、酒、料理をお持ちしました、今広間に膳を並べていますと、
言うので、父上が吉衛門殿には何から何までお世話になりますというと、なんの、ほんの内祝いですよと言ったのです、それでは用意の手伝いをしましょうと母上、律、お峰が席を、
立ったのです、

父上が良き助っ人が同行する事になり良かったなと言うので、ハイお峰殿なら鬼に金棒ですというと、孫太夫が敵の正体は分かりましたかと聞くと、草の者の話では柳沢様の家来の、
黒田左内と言う物が、千葉道場の門弟二人を連れて今朝東海道を登っていったそうだ、このもの達と大石一派の者が事を起こすのであろう、今回の帰国の供の中に大石一派の者もい、
るので、

源一郎にも気をけるように言ってある、人数は20名前後で、後のものは奴らには加担しないので、うかつには手はださんだろう、どこかであぶれ浪人か野党に金を渡して決行させると、
思うがと言って、狙うとすれば何処だと思うかと聞くので、町中や本陣ではやらないでしょう、やるとすれば峠あたりだと思います、峠の道は一度に大勢は歩けません、とくに切り立、
った岩場には、

材木か岩を上から殿の籠を狙って落とすと思います、また谷では鉄砲にて籠を狙撃するかもしれません、源信とお蝶にその地形の場所を事前に探ってもらいます、私達は先まわりして、
その近辺を見張り、無事行列が進むのを見届けます、そのような場所では殿には籠から降りてもらい、最前列の騎馬隊に身を隠してもらい、空籠にすればもっと安全です、刺客は殿の、
顔は知らないはずですというと、

成る程お前から源一郎につなぎをとり話してみよと言ったのです、用意が出来たというので大広間に行き源三郎とお峰が前列に座り、お律の酌で三々九度の杯を飲み干し、若狭屋の、
高砂屋の歌で仮祝言が始まったのです、越後屋と番頭に娘に同心の山田も顔をみせて賑やかになり、越後屋が番頭もキズは大分よくにり、近々糸を抜くそうですというと、番頭と娘、
が源三郎様は命の恩人でございますというので、

こんなに早くキズ口が塞がるとは南蛮の医術はたいしたものだなと言うと、ハイ私どもも驚いていますと越後屋が言ったのです、賑やかなうちに宴席は進み、仮祝言であり二人は明日、
早立ちになるので、この辺でお開きにしょうと父上が声をかけて、宴席を終了してみんなは帰っていったのです、若狭屋が父上に店に寄るように言うと、それでは寄ろうと言って立ち、
あがり、気をつけて行くが良いと寮を出て行ったのです、

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