第33話 ニュートン譜とは

文字数 1,791文字

 さて、(ニュートン譜)の仮題に移ろう。単に重力に従ったまま組み立てる設計図ではなく、そこにコード入力型のレター、そして継続展開を強要するアナグラム・ロジックとしての可能性をたびたび示唆している。
 また、工程を間違え互換可能な領域をはみ出すと「音楽としての整列」を待たず、ソユーズの貨物に聴衆が限られてしまう。

 話が前後するがもう既にその考えられる危機を回避する為アナグラム解析は済んでいる。
 最後に、重要なのは過程であり行き着くまでの方法論である。ダ・カーポやカノン、何時幾度となく繰り返される演繹帰納の流動法則かつ法則性の模倣であり、目新しいことなく進んでいくステレオタイプな電車内でいつも見る景色、いつか見た光景ぜんぶ、音楽の普遍性つづき加速、慣性の法則に従ったまま、より手の掛かる道を選択し、やはり「終止符」は常に変わらない。


 「ニュートン譜」(仮)

 アイザック・ニュートンは反証可能性をいくつか残した。いくつかの自然哲学の手前に幾何や演算結果のみを提出した宿題ではなく、引力理論の元素エネルギーに関する本論の脆弱性であり、引力立証の実験回数の積み重ね頑強個数の未明である。

 それは「量子問題」に於いて天文学は時間親派に空間継続を保護させない、惑星旋回に続き、天文エネルギー体同士の「中間子力(フリードマン解特異点)」を予想し、小ぶりな林檎一メートルからの未昧にそれ自体を足元へ閉じ込めたことでもある。

 われわれは地球に吸い込まれない。これはニュートン卿の重力論文が手間取らずに興趣なく部屋の床に落下する日常にさも埋然している。過重すれば動植物の生物学的政治にも泰然なる影響を及ぼしたろう。

 「無限の静的宇宙」の存在はh格を根本必要としない。天体其れぞれの公転乃至「動的な産物」としての渦動が位置関係や距離に依存され、量子に依る最終的な結合段階(重力波の結露として天体の集合)を宇宙の楕円型の膨張n個の演繹加算に隷従し、運動しない量子及び時間域に左右されない「存在しない都市」への圧迫と、緩和する相互貿易を閉鎖している。h軸に(量子的幻想体)を充当しないのであれば起源にコギト・エルゴ・スムは血液循環式の無益な推論と拙い実験経過にさらに及ばないのである。

 この場合「万有引力理論」は慣性を含んでいる公転軌道域に点在移動し、各個が長く弦動していると云える。

 例えば小さな天体としてのフォトン波動は同色ブルー帯で個々一定であるか。

 単性の結合引力と、追加されていく真空に、相関するエネルギーは法則性を備えているか。

 スケーリングに拠り量子波動はスコアにフォルメされるか。

 「(認識)としての都市」はそれ自体hを保有するか。

 平衡な速度に対して、感覚としての距離に、質量(重力)は密集するか。

 音(サウンド、Son、stone)が地面に伏した時に発生する微弱な電気信号が、派生エネルギーの仮説だけ増やして大西洋に沈んでいく。ファタ・モルガーナの核心的地理記号「地図」の縮尺のため世界中に時計が存在する。追シテ電話通信もだ。
 浮遊都市に付き物のミステリアスな童話挿入を介せず、個して数なり万物虚栄の糸種を農地に定着させるのに驕りばかりの見物人、人間としての呼吸を一寸そいと止めなければならぬ。

 海に沈んだ文明もナスカのトーテム建築も何時かは耳の後ろにしなければならぬ。過ごすに「ニュートン譜」はアイザック・ニュートン本人だけのオカルトにしてはならぬ。引力概論は巨大虚妄で在るがゆえに論理的過程に(雑多な速度信仰)のもと光線移動は(フォトン速度)と(フォトン振動)の二則を強要される。純粋速度に嘱さない(反速L)を含めた「オピニオンとしての三速定理」も然りである。反証可能性のコーパスは次となる。



仮説3  

白い服の彼の云う「思し召し」にローレンツ・アトラクタを組み込み、縮図としての「現在」の分解及び細分説を可能とした場合、終わりなき黄昏を共有γに、詩イ歌風流の平安あくがれた西の果てなりはh、後たどり着く物体mgに該当があったれば若しくは必要なだけの「ニュートン譜」列が今にも生産され立証される。
仮説性の重点にも同じことが云われるだろう。但し光速を可能な限り乗算し個々フォトンの波動的振動数も局地にスケーリングした点在於くに限る。→(仮説2の最大公約化及び公転軌道上の物理学神話論)




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