第36話:2005年の日本旅行3

文字数 1,131文字

 10時半、ロビーに行くと運転手さんがいて村上の鮭の店でおすすめはと聞き、ガイドブックを見せると、ここが良いですと教えてくれ。そこまで、お願いしますとリチャードが言った。着くと、鮭の専門点が軒を連ねてる地域で11時開店で、おすすめ料理と日本酒、お願いしますとリチャードが言うと、ハイと答えた。そして最初に村上の銘酒「〆張鶴」を持って来た。10分位して多くの器に、たくさん鮭料理が出て来て、更に「牛肉のしゃぶしゃぶ」が出され驚いた。

 まず白御飯にいくらをかけて食べ始めサリーも同じ様にして、うまく箸を使い食べると御飯が美味しい、またいくらとの相性も抜群、日本酒を小さなグラスについで刺身を肴に飲むと、ほのかな甘さと旨さが答えられない程だった。すぐ4合瓶が空いてしまい2本ほど追加した。サリーは、牛肉のしゃぶしゃぶを食べて日本の牛肉って甘くて、おいしいと喜んだ。結局、ほとんどの食材をいただいて、1時間ほどで精算してタクシーで村上駅へ移動した。

 その後、列車で月岡駅へ向かい、そこからタクシーで月岡温泉へ行き、お目当ての豪華温泉旅館「白玉の湯・華鳳」へ移動した。14時に到着しチェックインした。今晩、部屋に芸者さん2名、呼んで踊りを踊って欲しいと言うと2名で90分24000円だと言うので了解した。ここは有名な旅館で畑の真ん中にあり庭も立派で明朝10月9日、散歩を楽しみにした。風呂も多く、早速入りに行き、戻ってきた。サリーが部屋を見て回ると、部屋にも小さなの風呂があり、香りが良いので、翌朝、2人で入りたいと言うと了解した。

 香りが良いのは、多分、桧風呂で桧の香りが良いのだと言い木の風呂として桧風呂が最高だと言われているようだと説明した。夕食は、かにと牛肉と魚の焼いた物がついて、豪華。サリーが、あつみ温泉の萬国屋に負けない良い旅館ですねと気に入った様だ。夜8時になり部屋に芸者さんが来てくれた。最初に芸者さんと記念写真を撮ってから芸者さんが何が良いですかとリチャードに聞くと踊りが見たいので良いですかと聞いた。するとハイと言って音楽をかけて優雅に日本舞踊を踊り始めた。

 少ししてリチャードが芸者さんとの遊び方を知らないので教えて下さいと言うと、面白い芸者遊び「とらとら」を教えてくれた。簡単なので、すぐ覚えて楽しんで、あっという間に90分が経ってしまった。帰り際にリチャードがチップを受け取ってもらえますかと聞くと芸者さんが、もし私たちの芸が面白いと思ったら、いただきますと言った。そこで5千円ずつ渡すと、ありがとうございますと言って頭をさげた。そして芸者さん2人と握手して、帰ってもらった。芸者さんとの遊びも面白いねとサリーは喜んでくれた。そして床についた。
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