基本情報

文字数 641文字

はい、今回紹介するのはこちら。

京極夏彦著「どすこい。」です。集英社文庫なので、手にとりやすいと思います。

待って。文庫本だよね、これ。
はい。見ての通りです。
手にとりやすいとは。

たぶん、俺が見た文庫本の中で、一番ぶ厚い。

本文のページ数は555ページ。

厚さは、定規で測ったところ、2.2㎝ありましたよ。

この厚さは読むの大変そうだな。しかも、長編のイメージあるから、最後まで読めるか分からない。途中で挫折しそう。あと、妖怪のイメージも強いかな。

確かに厚いですが、こちらは短編の連作集となっているので、長編が苦手な方でも読みやすいと思います。

妖怪についてですが、今回は少し出てくる程度なので、あまり怖くはないと思います。

収録タイトルはこちらになります。
四十七人の力士

パラサイト・デブ

すべてがデブになる

土俵(リング)・でぶせん

脂鬼

理油(意味不明)

ウロボロスの基礎代謝

なんか、見たことがあるというか、聞いたことがあるタイトルがあるんだけど。

あれ、「パラサイト・イブ」じゃないっけ?

はい、正解です。タイトルから予想できる通り、この本はパロディとギャグ満載となっています。
元のなった作品のタイトルはこちらです。
四十七人の刺客

パラサイト・イブ

すべてがFになる

リング/らせん

屍鬼

理由

ウロボロスの基礎論

リングって、あのリング? 井戸から出てくるホラー映画の。
その通りです。それぞれのタイトルの扉裏では、元作品について紹介されているので、気になったら読んでみるのもいいですね。
次回はもう少し詳しく紹介します。
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登場人物紹介

紹介する人…京極夏彦作品はわりと読むほう。「百鬼夜行」シリーズは文庫分冊版派。

紹介される人…京極夏彦作品の名前は聞いたことがあるが、読んだことはない。

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