通学路での出会い

文字数 1,133文字

午前7時 駅にて
そういえば今日から授業だっけ?
ああそうだよ~

さっそくだりぃけどいきなり6時間授業~

チッ、マジかよ

登校前からテンション下げぽよだよ~


は~ まあ仕方ねぇか


おっ、あそこに座ってる女の子って俺らの学校の近くの女子校の子じゃね?
ん?おー!

そうじゃん制服があそこの女子校のだわ

しかも新垣先生と同じで清楚系でいいじゃん!


お前の好みはどうでもいいから、とりあえず誰か話しかけに行けよ
はぁ~

ざっけんな俺は行かねぇからな

二人でやってろよなー

まあまあ、そんなこと言うなよ~

俺たちの仲だろ~

は~い!さ~いしょォ~はぐ~!だっさなっきゃまっけよ~じゃんけんぽん!(チョキ)

ぽん!!(チョキ)
・・・

おッおい!!!いきなりはずるいぞ!!!

俺は最初っからやらないって言ってたからな!!

はーい、なにも出してないからお前行け~

ださなきゃ負けだって言ったよな~

ルールはルールだせッ!

だぜッ♥


はぁ、仕方ねぇ

お前ら一生許さないからな!!

今回だけだぞ、、

フゥゥゥゥ!!

そのノリだぜ!

がんばれよー
こうしてタツヤは嫌々ながらも話しかけに行った
あ、あの~

俺、桜川高校の者なんですが~

(あぁッ!ヤベぇ~変な感じになっちゃったー)

な、なんですか?いきなり、
い、いや~

うちの学校男子校で~女の子とのコミュニティを築きたいなと思いましてー

そうなんですか、うちの学校も女子だけなんです、


へ~!

そうなんですか!

(あれ、あんまり引かれてない!ラッキーこれは仲良くなれるチャンスかも、ありがとなジュン、ヒロシ!)

ちなみに俺高1なんですけどあなたは?

あっ!私も高1です!

なんか私、男の子と話すのなんかあんまり得意じゃないんです。だけどアナタが話しかけてくれたからちょっとだけ自信持てたかも

(よっしゃーー!初対面のわりには結構話せてる!!)

あの、ところで名前って何ですか?

俺はタツヤです!

私は鈴木です。よろしくね!


遠くで、どうせタツヤのやつ失敗しておちこんでんだろ~と見ていた2人が、なんかいい感じになっていることに気がついた


なっ、なんだよあいつら!なんかいい雰囲気になっちゃてるじゃん!

クソ俺が行けばよかった、、

まあでもタツヤがあの子と仲良くなってくれれば、ほかの女の子紹介してもらえるかもよ!
そうだけどさ~
しばらく時間がたってから嬉しそうにタツヤが戻ってきた
おーい、お前らざまーみろ!!

俺の巧みな話術で電話番号ゲットしました~!!

はぁ~!ふざけんなよ~

俺が行けばよかったー


よしッ!良くやった!

これでお前があの子と仲良くなってたくさん女の子紹介してもらおうぜぇ~!

おう!!!
今日はついている!!めちゃくちゃついている!!

男子校では珍しい!

3日で女子の連絡先を手に入れることができタツヤは大喜びで学校に向かったのであった

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登場人物紹介

タツヤ

一応主人公的なキャラ

高校受験で失敗し滑り止めで受かっていた男子校に入学するはめになってしまった。

ジュン

タツヤ、ヒロシの幼なじみ

受験に失敗しタツヤと同じ男子校に通っている



ヒロシ

タツヤ、ジュンの幼なじみ

彼も同じく受験に失敗しタツヤたちと同じ男子校に通っている

新垣先生

タツヤ達のクラスの担任の先生

年齢は25歳

クラスというか学校のオアシス的な存在

女子校の鈴木さん

電車の中でタツヤ達とあった女子校の生徒

タツヤの姉貴

趣味は女装した男を見ること

川田君

タツヤの小学生からの幼馴染で現在は共学の高校に通っており軽音部に所属している。

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