第6話 追い打ち
文字数 389文字
看護師の友人から聞いた話
夜勤のナースラウンジで夜勤食をとっていたら、当直医の○○先生がやって来た。
勤務も落ち着いていたので雑談が始まり、救急外来の話から、転落死の時に外傷がどのようになるとか、当直医に悪気はなかったようだが、夜勤には聞きたくない内容になっていった。
彼女も夜勤にそんな話は聞きたくないので、当直医が仮眠室に行った後は、少しほっとしたという。
ほどなく、青い顔をして当直医が戻ってきたので、眠れなくて病棟に戻ってきたのか、と思ったのだが、
医師は、「寝ていると何度も足を引っ張られるんだ、俺しか寝ていないのに」「最後にベットから引きずり降ろされそうになったから、怖くなって仮眠室を出てきた」という。
彼女は「疲れているから、寝ぼけたんじゃないですか、」と言ったが、
先輩は「亡くなった方の話ばかりしていたから、呼んだんじゃないですか?」
と、追い打ちをかけた。
夜勤のナースラウンジで夜勤食をとっていたら、当直医の○○先生がやって来た。
勤務も落ち着いていたので雑談が始まり、救急外来の話から、転落死の時に外傷がどのようになるとか、当直医に悪気はなかったようだが、夜勤には聞きたくない内容になっていった。
彼女も夜勤にそんな話は聞きたくないので、当直医が仮眠室に行った後は、少しほっとしたという。
ほどなく、青い顔をして当直医が戻ってきたので、眠れなくて病棟に戻ってきたのか、と思ったのだが、
医師は、「寝ていると何度も足を引っ張られるんだ、俺しか寝ていないのに」「最後にベットから引きずり降ろされそうになったから、怖くなって仮眠室を出てきた」という。
彼女は「疲れているから、寝ぼけたんじゃないですか、」と言ったが、
先輩は「亡くなった方の話ばかりしていたから、呼んだんじゃないですか?」
と、追い打ちをかけた。