10.  トロゴオートエゴクラテック・プロセスとは?。その⑤

文字数 1,941文字

概要:
大宇宙の他の三脳生命体が生息している惑星ではどこでも、
ただ一つの共通した音声言語があるだけらしい。
ところがこの地球においては多言語状態にある。
確かに、これだといろいろと不都合があるので、
現存する言語から共通にするべきものを選び出すべく会議が持たれた。
候補は古代ギリシャ語、ラテン、エスペラントに絞られる。

*脱線があって突如、以下が挟まれる。

人間の体内に、「ある歪んだ機能」が徐々に形成された。そしてついには〈コレ〉が
決定的に根を下ろしてしまった。〈コレ〉のせいで、彼らの中にあって生じるべき衝動、
つまり『進化に向けての奮闘』と呼ばれるべき衝動、そのすべてが根本から自動的に
麻痺させられてしまったのだ。

この機能は、彼らの言葉では〈Sexuality〉(性的なるものへの嗜好性)となる。

本題に戻るが、共通言語を選ぶ為に集まったメンバーに問題があり、

結論はでなかったそうだ。

この会議のメンバーが、”この時期 ”に[力](軍事力/経済力)を持つ
国の代表でしかなかったから。

ここに派生して、ある共同体が、”重要”もしくは”強大”と、どうして他国から
見なされるようになるのかの理由が語られる。

この説明で、あの『Trogoautoegocratic』、つまりは『トロゴ』が出てくる…。

One or the other community becomes temporary ‘important’ or ‘great ‘ -
this proceeds not because of any particular qualities in the beings of the given community,
but depends exclusively only on what part of the surface of this planet, in correlation with
the harmonious movement of their solar system, there is required at the given period for
the purposes of the most great ‘Omni-Universal-Trogoautoegocratic process’ some of those
vibrations arising either form their radiations or form the process of the sacred ‘Rasucuarno
proceeding’ in them.


これらの国の発展は、「与えられたもの」「整えてもらったもの」でしかないことを
最初に言っておこう。つまりは、その共同体に、何か特別な質が備わっていた、
その共同体が特別に優れていた訳ではない…。

かの最も偉大にして総宇宙的に働いている『Trogoautoegocratic process』は、
特殊な振動の供給を絶えず必要とする。

これに関わって、ある限定された期間、地球表面のどの位置が、太陽系における全惑星の
運動との調和性を考慮して、この特殊な振動を生じさせるに『最も相応しいか?』が、
もっぱら関係しているだけなのだ。

*(星々との位置関係は一定期間安定する)

彼らが(真っ当なパートクドルグ義務の遂行によって)放射するものによるもの、

もしくは

彼らの聖ラスコアルノ(死)のプロセスからのもの、それらのどちらかの話でいいのだ…。』


*ベルゼ、第二の書、31章: 六度目の、最後の地球滞在より。


〈続く〉



補記:

中々に意訳が『強』です。

さて、イメージとしては、今ならばアメリカや中国、ドイツそしてわれらが日本を持つのが
良いでしょう。…。日本でいい。
幕末以降の日本の異常な近代化のスピード、経済的な隆盛の原因は
なんのことはない、宇宙との関係性における地理的な優位性にだけあっただけ。
こんな風に理解することも可能ですね。

前半の〈Sexuality〉が人間にとっての大切な傾向性を麻痺させたは見過ごせない記述ですね。
訳としては(性的なるものへの嗜好性)としましたが、「性的空想」「性的ファンタジー」
「エロしか頭にない」ともしたかった。

*Gは意味の伝達を敢えて複雑にされている。これを整理してしまてっもいいのだろうか?

 まあいいでしょう...w。

*現在の日本のスーパー超高齢化、出生率の低下、結婚成立の難、etc、
 これの原因も背後には宇宙が関係しているのだろう。

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