第三章 父、大いに怒る

文字数 7,903文字

第三章 父、大いに怒る

カールさんが、商品にする着物を売り棚に並べて、今日も何人お客さんが来るかなあなんて世俗的なことを考えていると、一番乗りのお客さんがやってきた。

「はい、いらっしゃいませ。」

入り口から入ってきたのは、杉三と水穂である。

「おはよう。杉ちゃん。」

「おはようさん。」

いつもなら、負けないくらいでかい声であいさつしてくるのだが、今日は馬鹿に音量が小さい。

「どうしたのしょぼくれちゃって。」

「いや、蘭がね、僕の事を相手にしてくれなくなったから。今まで、邪魔者扱いすることは一回もなかったのに。今日も買い物行こうにも、今勉強しているから、後にしてくれって。あとっていつの事だっていうと、わからないというし。その連発だから、もう、僕と買い物行くのは嫌なのかな。」

「何か試験でも受けるつもりなんじゃないの。終わったらまたいつも通りに来てくれるでしょ。」

できるだけさっぱり返事をするように心掛けているカールさんであったが、

「わざとらしく、同調しなくてもいいよ。変に配慮されると、僕は気持ち悪いので。」

と、言われてしまった。

「すみません。杉ちゃん、あんまり落ち込んでいるようだから、僕が連れてきたんです。蘭が、勉強始めてから、杉ちゃんもうずっとこうです。」

「大変だねえ水穂さんも。その体でこっちまで来なきゃいけないなんて大変だったでしょ。」

「まあ、一般的に言えばそうなりますが、杉ちゃんにとって一番かわいそうなのは、いつもと違う事だと思いますので。それに、あんまりごろごろしていても、退屈で仕方ないから、時折は外へ出たほうがいいですよ。」

本来は、大病院でも行きなとかそういう事を言ってやりたいが、「歴史的な事情」を考えると、そうはいかないことは知っている。それはある意味、ホロコースト時代の自分のご先祖が受けた差別とどこか似ている。勿論起源は全く違うけど。自分の先祖も、彼と同じような感じだったら、病院よりも強制収容所に行けと言われてしまっただろうから。まあ、今の時代、そのような施設があるわけではないが、きっと病院をたらいまわしということは容易に予想できる。そうなったら、本人も傷つくだろうし、周りも悲しむだろうし。なんでもかんでも本人さえよければそれでいいのヨーロッパと違って、日本では傷つくのは本人ばかりではない。それが善なのか悪なのかは不詳だが。

「で、杉ちゃんほしいものは?」

やっとこれだけ言うと、

「黒大島。」

杉三は即答した。こんな暑い時であっても絽とか紗じゃなくて、黒大島をほしがるんだねえと改めて杉三のこだわりぶりにはあきれる。

「この時期だから、単衣の黒大島だよね。」

「うん。でないと、暑くてぶっ飛んじゃう。」

それだけの分別はあるんだとわかる。

「柄は麻の葉ね。」

「はいよ。在庫調べてみるから、そこで待ってな。」

と言って、売り台にある黒大島を調べにかかるが、本当にこの黒大島と麻の葉へのこだわりぶりは、相当なものだなあとためいきが出てしまうのであった。

「ほんとに好きだねえ。黒大島が。そういえば白大島というブランドもあるんですよね。いずれも僕には全然手を出せないブランドですけど。」

不意に水穂が発言した。

「ほしいのかい、水穂さん。」

「いや、そんな身分じゃありません。身分を隠して着用できたとしても、ばれてしまったら、何十倍も憎まれ口が帰ってくると思うので。」

「それはいい。一枚出してやってよ。」

「それはいいってなんだ。僕にはとても着れないよ。」

「いや、だって先日小久保先生に言われたばかりでしょう。わざわざ身分の低いのをばらすような着物を着るのはやめろって。僕も、銘仙だけはやめろと日ごろから思っていたので、丁度いい。一枚買ってきな。」

「だったら、化繊とかそういうのでいい。白大島なんて高級品、虫が良すぎる。そんなのを着用して、なまいきなとかいわれたら、返答しようがないもの。」

「その顔だからばれることは少ないでしょ。」

杉三と水穂がそんな事を話していると、売り台の黒大島を整理していたカールさんが、

「今日ばっかりは杉ちゃんに軍配。僕も水穂さんがわざわざ銘仙で外へ出ていると、うちの先祖が黄色い星印を付けて外を出歩いているのと同じように見える。」

と言ってくれた。

「ほら、そう言ってくれているぞ。買ってきなよ。そしてこれからは、必要ないのに黄色い星印と同じことをするのはやめるように。」

杉三にも後押しされて、水穂は仕方なく、

「じゃあ、一枚ください。白大島。」

と言った。

「はいよ。今あるのは、三つあるけどどうする?」

と言って見せられたのは、どれもしつけ付きの白大島だ。

「水穂さんにはこの山水画みたいなやつにしてくれ。」

「あれ、麻の葉じゃないの?」

「麻の葉ではこの顔が映えないと思う。」

水穂が一番避けたいなと思っていた物に、杉三が目を付けてしまった。生地も柄も素晴らしいが、とても着れそうとは思えない。値札には五千円と書かれていて、まあ、リサイクル品だからそのくらいの値段しかつかないというのは確かだけど、やっぱり白大島と言えば白大島。自分にはありえない着物である。

「ちなみに、白大島だとちょっと例外的だが、黒大島だってもともとは奄美大島地方のお百姓さんが、普段着として着ていたものだったんだからさ、銘仙と似たようなものだよねえ。」

「ちょっと意味が違うよ。杉ちゃん。」

「なんで?ただ、山の方に住んでいただけじゃないの?」

以前、革細工を生業にしていて失敗した青年と接したことがあったはずだったが、もうコロッと忘れている。この忘れっぽさもすごいが、ある意味それが杉三の魅力である。話をしても長くなるなと思って、水穂はあえて口にしなかった。

「それよりも、杉ちゃん、どれを希望する?」

「あ、すまんね。えーと、僕はこの麻の葉の黒大島で、水穂さんに山水画みたいな白大島をお願いします。」

水穂も、こうなったら仕方なく、買っていくことにした。巾着から財布を取り出して、五千円をカールさんに渡した。

「杉ちゃんのはおいくらですか?」

「2000円でいいですよ。」

なるほど。そのくらい違いがでるのか。身分違いで値段にこれほど差が出るとは。

「じゃ、どれを出せばいいのかな?」

「あ、ごめん、野口英世が書いてあるお札ある?それを二枚。」

これだけは、杉三にはどうしてもできないことだった。だから、買い物は誰かが一緒でないとだめなのである。

「えーと、これでいいんだっけ?」

財布の中から杉三が千円札を出すと、

「そうだよ。それを二つ出して。」

今日は一発で引き当ててくれたのでよかった。時に、長い説明が必要なこともあったから。最近は、人名を言えば、割とお札の区別もできるようになってきている。

「はい、よろしく。」

杉三はその通りにして、カールさんに渡す。きっと、杉ちゃんの頭の中では、お金なんて黒大島を手に入れるために引き換えにする道具くらいしかないんだろうなと思う。例えば、賠償金とかそういうものは、絶対理解できないだろう。そのほうがある意味では幸せなことである。

「じゃあ、今から畳むからちょっと待ってな。たとう紙が必要なら、無料でサービスできるけどどうする?」

「あ、そうだねえ。暑さで焼けたりするかもしれないから、つけて頂戴な。」

「わかったよ。しばらく待っててね。」

と言って、カールさんは黒大島を畳み始めた。あーあ、とうとう買ってしまった、という思いで、水穂はその一部始終を見ていた。

「それにしても、蘭さんは、そんなに熱心に何を勉強し始めたんだろうね。」

不意にカールさんがそんな事を言う。

「さあねえ。僕もよく知らないけど、今一生懸命書き物しているよ。レポートを提出するんだって。なんでも、水穂さんみたいな人が、海外にもいないか調べるんだって。おじさんのご先祖もそれに入るんだろうか。」

「ああ、部落問題ね。イスラエルとは似てるけど、ちょっと違う気もするけどね。すくなくとも、本人の前で言うのは失礼だが、革をどうのこうのということはしなかったから。」

「そうですね。インドでもダリットという下水の処理をやっていた人たちがいたようですが、インド政府の遺伝子調査でアーリア人ではなく、南アジア人であるということが証明されているようです。それ以外のカーストは、大体アーリア人であることが多いらしいので。」

「あ、そうだね。なんか水穂さんの先祖もそれに近かったんじゃないかと思うのだが、どうだろうね。」

「よく言われますけど、同じ大和民族であることも確かですし。それに、北海道とか沖縄でも行かない限り、異民族はまずいませんよ、日本には。」

「うーん、どうかなあ。それなのにそこまで徹底的にやるかな?僕から見ると、どうしても違う種族だったとしか考えられないんだけどねえ。それか、ちょっと変わった宗教を持っていたとかさ。必ず何か原因があると思うんだけどなあ。」

「まあ、ヨーロッパで暮らしていたならそう考えられるかもしれませんが、事実違いますよ。日本は、他民族社会ではないですから。」

水穂とカールさんはそんな話をした。こういう話ができるのも、海外から来た人だからだ。水穂自身も、ダリットの話を持ち出すなど、少し調べたことがあるようだ。

「つまり、海外では似たような例はどこにもないってことか。蘭に教えてやろう。」

杉三がそう呟くと、

「杉ちゃん、答えを先に教えたら、カンニングと同じだよ。答えが出るまで思いっきり勉強させてやりな。はい、じゃあ、この二枚どうぞ。」

カールさんは、たとう紙に入った着物を杉三に渡した。

「おう、ありがとう!きょうはいい買い物ができた!水穂さんもこれからは、銘仙はやめようね。じゃあ、また来るからねえ!」

陽気な顔をして杉三はカールさんに軽く敬礼し、店を出て行った。

「すみません、ご迷惑をおかけして。」

領収書を受け取り、軽く敬礼して、水穂も店を出て行く。その後ろ姿を見て、確かに奇麗な顔をしているが痛々しい風情だなあと思ってしまうのだった。

数日後、蘭が書いたレポートを「添削」しに、小久保さんがまた蘭の家にやってきた。はじめはわざわざ来てもらうのも申し訳ないと言った蘭だったが、小久保さんは、富士に来るのが楽しみなようだ。それに、わざわざ郵便として出すのも送料がもったいないし、郵便局まで行くにも、車いすでは大変だろうからと小久保さんは言っていた。正確に言えば郵便局はさほど遠くない場所にあるので、あまり大変でもないのだが。

蘭は、とりあえずレポートを小久保さんに提出した。へたくそな字で申し訳ないと言ったが、そんなことは関係ないよと優しく言ってくれた。確かに蘭の字は懍に比べると下手だった。

「いやあ、よく勉強してますね。インドのダリットとの違いなど、よく研究されましたな。あえて指摘すれば、このレポートですと、他に類似例はダリットしかないように書かれていますが、北朝鮮にも白丁という身分がありましたので、その違いも書いてくれると嬉しいですよ。」

「わかりました!じゃあ、次はそれについて勉強してきます。」

「よく即答できますね。全く本当に勉強家だ。今時の学生にはほとんど見られないですよ。できれば、大学で模範生として、来てもらいたいくらいですよ。」

「大学に行くにはちょっと年を取りすぎているんじゃないでしょうか。」

「いやいや、最近では、80歳を超えても大学を受験する人もいますから、大丈夫です。」

そういう小久保さんは、何か説明に覇気がなかった。

「どうしたんですか?」

蘭は思わず聞いてしまう。

「どうしたって何がですか?」

「あ、はい。なんか、お疲れのような気がしたから。お体でも悪くされたのかと、心配になってしまって。」

正直に言った蘭に、小久保さんも正直にならないと、と思ったのだろうか。思わず大きなため息をついて、誰にも言わないでくれと念を押して、こう語り始めるのである、、、。

「へ、何!それは本当か!」

「静かにしてよ杉ちゃん。」

誰にも言わないでくれと小久保さんは言っていたが、どうしてもしゃべらずにはいられない蘭だった。それくらい重大な問題である。

「しっかし、佐藤一族の女の子を嫁にもらうなんて、時代も変わったねえ。佐藤一族と言ったら、今でも初代の月命日には、国旗を出す家もあるくらい有名な一族でしょ。」

水穂の言う通り、富士市内では知らない人はいないと言われるくらい有名な一族だ。

「青柳教授と同じような感じの?」

「いや、公家ではないよね。そういう特権階級ではないと思うよ。少なくとも初代はね。富士市最大の製紙会社を建設した一族でしょ。確か、市長さんにもなっている。蘭のお母さんだって、取引したことあるんじゃないの?」

「あるみたいだけど、佐藤製紙は、もともと軍の用紙を作っていた会社なので、和紙を作っているうちの会社とは方針が違っていたみたいだよ。だから、あんまり交流はなかった。」

「まあ、いずれにしろ、蘭の家が製紙会社ということで相談したんだろうね。」

蘭の家は、海外では有名であるが、日本ではあまりという製紙会社だけど、佐藤製紙と言えば、富士市の人ならだれでも知っている。多分、小久保さんは、そこで相談を持ち掛けたのだろう。御殿場の人だから、そこらへんの製紙事情を知らなかったのかもしれない。まさか自分がこのような相談をされるとは、思いもしない蘭だった。

「で、小久保さんは、息子さんとそのお嬢さんが結婚するのをやめさせたいと。」

「杉ちゃん、よくぽんぽんぽんぽん口に出せるな。」

「まあ、結論から言えばそうだろう。じゃあ、どうしたらいいか、作戦を立てなくちゃ。小久保さんの息子さんっていまいくつなんだ?」

これは杉三の話に乗らないといけないと思った。

「二十四。」

「二十四歳?へえ、意外に小久保先生は晩婚だったのか。まあ、ああいう仕事されてらっしゃると、どうしても晩婚になっちゃうよね。そういえば、佐藤製紙のお嬢さんもその年だったような気がするよ。」

ていうか、なんで水穂がそういう事を知っているんだろう。つまり、自分が世間知らずの高枕だったわけか、と、蘭は落ち込む。

「でもさ、よくある話だけど、身分の高い人であれば、相手がどんな人なのか、必ず品定めすると思う。そうすれば、多分、佐藤製紙側が受け入れないでしょ。あそこまでの大企業だもの、多分公家の家とかじゃないと、結婚させなかったと思うよ。それだって、身分の高い人の一つの才能なわけだからね。佐藤製紙も、それくらいの分別はあると思うから、多分、門前払いにするとか、そういう事はするんじゃないのかな。」

「だ、だよね!そういうもんだよな。」

水穂がしてくれた解説に急いで同調する蘭であったが、

「蘭、全く知らなかったな。」

「よくわかるな!」

杉三に言われてしまった。実はそう言われるほど、知らなかったのである。

「杉ちゃん許してやりな。ドイツでは結婚相手を品定めすることはしないから、目撃したことがないんだよ。」

「あ、そうだっけ。」

改めて、日本の文化というものを何も知らなかった蘭だった。

「それよりさあ、小久保先生は、どうするつもりなんだろ。品定めで破談ということになっても、今時の若い者はしぶといぜ。昔の文献のように、別れさせられる理由がないからね、今は。テレビだって、それを助長するような、くっだらないものばっかりやっているし。」

確かに、曽根崎心中のように心中するようにはならないし、伊勢物語の芥川のように、二人で駆け落ちということもない。

「文字も読めなくて、テレビ持ってない杉ちゃんがそんなこと言えるかな。」

蘭は思わずそう言ったが、

「まあ、確かにそうだよね。海外に逃げちゃうことだって今は簡単にできるからね。そうすれば、親が触手を伸ばすことも簡単にはできなくなるよね。」

水穂は杉三に同調した。

「そうなったらどうなるんだろ。一番苦労するのは、男ではなく女の方だよ。少なくとも日本の社会ではそうだろう。大体、男は逃げ場があるが、女ってのは完全に家庭に入らなきゃいけないから、負担は相当なもんだ。」

「杉ちゃんはどうしてそういう事はわかるんだ?人の名前でもなんでもすぐ忘れる癖に、なんでそういう事は覚えているわけ?変だよなあ、、、。」

蘭は反論したが、杉三の言っていることはまんざら嘘ではない。最近女の人が離婚を切り出すことが多いのは、ある意味そういう事だと思う。

「女のほうが苦労すると杉ちゃんは言うが、うちのアリスなんか、苦労どころか勝手に勉強したいと言いだして、東京に行ってしまったぞ。」

「アリスさんはヨーロッパの女性だろ。ちっともわかっていない。蘭の家は、ある意味特殊な家だもん。言ってみれば佐藤製紙に近いんじゃないの?だから、知らず知らず、蘭も佐藤製紙と同じ感覚が身についてわかんなくなってるんだよ。よく考えろ。普通の家に、あんなすごいお母さんもいないし、沼袋さんという便利な運転手さんもいない。だから、その人たちがやっていたことを、強いられるのは大体女の人なわけよ。そうなるとさ、私の人生なんだったんだってなってさ、挙句の果てに夫婦も破綻。で、最大の被害者は?」

「また杉ちゃんに一本取られたね、蘭。」

水穂にまでそんな事を言われて、がっかりしてしまう蘭だった。

「そんなくだらないクイズに答える暇はない。それより、小久保先生は、息子さんに対してなぜ何も言えなかったのかがじれったかったよ。何も言えなかったのかな?」

とにかく、これ以上馬鹿にされたくなくて、無理やり話を切り替えた。

「そうだねえ、相手があんまり身分が高すぎて、抗議できなかったんじゃないかな。」

水穂は、そう推量したが、小久保先生は少なくとも彼のような身分の男性ではないはずである。

「やっぱり意地がないな。こういう時には、父ちゃんらしくガツンと言わなきゃダメだろう。父、大いに怒る!みたいな場面は、今の父ちゃんはほとんど言うか、全くないよね。なんか、偉い人になるほどできなくなるような気がしない?なんでかな。」

「杉ちゃん、またそうやって偉い人を見下さないでくれよ。」

蘭はそう言ったが、事実、そうだなあと思われる。

「逆に、水穂さんのほうが、そういう能力あるでしょ?偉い人より優れているんじゃないのかな?」

「いや、うちもなかったよ。破産したあとは、ほんと、しっちゃかめっちゃかという言葉がまさにぴったり。まあ、幸い、うちの地区は近所付き合いだけは濃厚なので、そこは助かったけどね。」

確かにそうだ。日ごろから迫害されていれば当然、団結力は強くなる。少数民族や原住民はそういうところは優れている。

「あれまあ、じゃあ、一体誰が若い奴を引っ張ってくれるのかねえ。」

杉三は大きなため息をついた。蘭は、なんで自分はまともな発言もできないのかなあと、がっくりと落ち込んだ。
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