第1話

文字数 398文字

僕はわからなかった。
みんな、普通だ。普通にしてる。普通なんだろうか?普通みたいに見える。
男子クラスだったからまだマシだった。
中学よりはマシだった。
歩いて行ける距離だったし。
思えばなんもなかった。
なんもない1年間だった。
それが僕の高校生活。
何不自由なく、何もかもが不自由。
クラスのやつらはつまらない。
話題が合わないんだ。
授業が始まるまで、机に伏せて寝たふり。
眠いからじゃない。
ここに居なければならない。
こんなふうに、ただ意味もなく。
中学3年くらいからそうだった。
不良は保健室行ったり帰ったり。
居なくなった。
けど僕は不良じゃない。
どちらかと言うと優等生だ。
「積み木崩し」「金八先生」「毎度お騒がせします」「スケバン刑事」「はいすくーる落書き」
不良が流行っていた。
ダサい。
進学クラスだったけど、不良みたいな奴らもいた。
つるんでた。
不良じゃないからつるまなかった。
つるまなかった。
つるむ相手が居なかった。
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