ボードゲーム座談会 会場 Part.3

文字数 3,392文字

ボードゲーム座談会、二日目です!
今日のテーマはこちら! じゃじゃん!

「こんなゲームが好きだ!(から、こういうの作った)」

ゲムマに出展される方々には、「こんなゲームが欲しい!」「でも売ってねえ……」「自分で作るか!!!」という方も多いと思います。

そういう皆さんの想いを教えて下さい!
ちょっと宣伝。
ボドゲ座談会一日目の様子をゲムマブログにて記事にいたしました。


記事中で参加サークルさまの画像などを使用させて頂いておりますが、万一問題ありましたらご連絡下さいませ。
「こんなゲームが好きだ!(から、こういうの作った)」

まずは僕から。
ええっと……いきなり時代に逆行するようなことをいいますが……重いゲームが好きです!

1プレイ2時間とか3時間とか全然楽勝です。
5時間くらいまではいける!
短いゲームもそれはそれで良いものですが、長いゲームは長く時間が掛かる分だけ白熱して、最後の方は「クソッタレ負けてなるものか」みたいなアツイ気持ちになれるので好きです!

でも単に長ければいいわけではなくって、長丁場に耐えれるくらいシステムはシンプルで、それでいて、たくさん考えることがあって、集中力が途切れない形でずっと遊び続けられるゲームがいいですね。
今回販売するダンゲロス・ボードゲームは、「がっしり重くて手に汗握る」タイプのゲームを目指してまして、4人プレイだと、まあ1時間以上はかかります。長考する人たちだと2時間を超えることもあります。
けれど、先行体験会の様子を見るに、2時間の間、集中力が切れることもなく、ずっと遊び続けて頂けてます。

そして勝った人は大体立ち上がってガッツポーズする。
このガッツポーズが思わず出ちゃうのは、やっぱり重いゲームならではじゃないかなー、と思ってます。かけた時間がその分だけ喜びに変わると言いますか。

というわけで、おれの回答としては「集中力の途切れない重ゲーが好きだ(から、作った)」です!

架神さん、お疲れ様です。お誘いただいていたので、一日遅れですが書き込みさせていただきますね。

皆様、はじめまして。お目汚しの文章失礼いたします。

まずは自己紹介から、森脇かみんと申します。新人漫画家です。アナログゲームが大好きで、特にTRPGのリプレイなどを趣味で作ってコミケで領布したりしております。

昨日の会話の中ですでに自分の名前と架神先生がウィズボードについて触れてくださっていて、ありがたいやら恐縮するやらです。
今回のゲームマーケットでは、友人のたかみ弌さんのサークルeinさんの企画である作家によるボードゲーム合同本「ウィズボード!」に参加させていただいておりまして、当日の販売も請け負っております。あと、ご縁があってダンゲロス・ボードゲームの紹介漫画も描かせていただきました。

よろしくお願いいたします。

「こんなゲームが好きだ!(から、こういうの作った)」


というお題だそうで。

私はゲームを作ったことはちょろちょろあるのですが、おやけに発表したことがないので、なんともです。ただ、どういうゲームがすきかという傾向はあって、『できればしっかり考える余地のあるもの』『雰囲気があるもの』『コンポーネントから世界観がびしびし伝わるもの』が好きです。

なので、自分で作る際には『イラストや付属品は凝っていて、触ってみたくなるもの』『ルールはシンプルだけれど、頭を使うもの』を作りたいとおもっています。

最近だと『ワインと毒とゴブレット』とか、コンポーネントのアイデアとルールのシンプルさが楽しかったです。

憧れているゲームは漫画家兼イラストレーターの今野隼史 先生の作られた『のびのびTRPG』でしょうか。あれはほんとにTRPGのエッセンスを上手く抽出されたなーと感心ひとしきりでした。

今のところ、私自身の全然企画は動いていないのですが(汗)。多分やれて、今年の夏コミケに、リプレイ新刊を出すぐらいだと思います。

『想像と言葉』は、『ピクショナリー』などに影響を受けてるような気がします。打つ手の自由度は高いけど、勝ち負けが好き嫌いや投票じゃなくてルールとしてきっちり決まるタイプ。『レディーファースト』は、とにかく2人ゲームを作りたかった。対戦好きなので。『バックギャモン』みたいに、運もあるけど最終的には戦術で勝敗が決まる(実力差があるといくらダイスの目がよくても勝てないのよなー)のが好き。『ぷよぷよ』もわりとそうですよね。あと、ふだん言わないことがゲームだから言える、というものを作りたかった(なんか、他にそういうゲームってあるっけ?)。ので、カードを出しながら、口説いたり口説かれたりと、しびれるセリフを言い合いながら駆け引きするゲームにしましたよ。
初めまして!
きんだーむ代表クランプクロウです
今回初めてゲームマーケットに出展します
こちらが私達が作った
「magic cat」です ブースはQ06です
簡単にできて、なおかつ短い時間でできるゲームを作りたくてこんな作品を作りました!
子供~大人までできる形で作らせて頂きました。
なぜ子供~大人までかというと、ボードゲームが好きな大人と子供が遊べたらいいなと思い作りました!

私はいろんなゲームが好きなのですが、駆け引きのできるゲームが好きで、このゲームも相手のカードを予想したりする形で
取り入れてます!

kuranpukurou

はじめまして。クラウン協会です。
私たちは、プレイヤーが干渉できるランダム要素のあるゲームが好きで、今回作ったクラウンバードというゲームもそういうゲームとなっています。
また、私たちは交渉ゲームが好きで、今回作ったクラウンバードというゲームもそのようなゲームになっています。
最後に、私たちはかわいい鳥が好きで今回作ったクラウンバードというゲームはかわいい鳥をめでることのできるゲームになっています。
ブースはQ12です。
twitterやってます。よかったら見てください。https://twitter.com/oukanchou119

kuraunnkyoukai

2日連続で失礼します
ゲーセンにあるリアルタイムのカードバトルのように攻防の熱いゲームやターン制のSLG+王道ファンタジー系が好きなのでそれらを落としこんでみました
森脇かみん先生、どうもです!
先立って、またコミティアでご挨拶させて頂く予定です!
> どういうゲームがすきかという傾向はあって、『できればしっかり考える余地のあるもの』『雰囲気があるもの』『コンポーネントから世界観がびしびし伝わるもの』が好きです。

コンポーネントから世界観が伝わる……という点は面白いですね!
箱女もジェンガ的な要素で、ホラー感を演出してると聞いて「へえええええ!」と思ったものです!
>米光さん

> 運もあるけど最終的には戦術で勝敗が決まる(実力差があるといくらダイスの目がよくても勝てないのよなー)のが好き。『ぷよぷよ』もわりとそうですよね。

ぷよぷよは実にそうですね……。
レディーファーストのゲーム性、リンク先ではいまいち把握できなかったんですが、そんな戦術的なゲームなんですか!

しかしあのゲーム、男同士でプレイすると変な意味で盛り上がりそうですね~。
クランプクロウさん、こんばんは!

> 駆け引きのできるゲームが好きで、このゲームも相手のカードを予想したりする形で
> 取り入れてます!

基本的にじゃんけんだけれど、残りカードをカウンティングできるからゲーム性が発生するシステムなんですね。
駆け引きという点で、影響を受けた作品とかってありますか?


>クラウン協会さん
書き込みが面白いwww
「プレイヤーが干渉できるランダム要素」……分かります!
完全なランダムだと運ゲー感が強くなっちゃうので、運要素も加味してプレイできるとか、ある程度運要素を抑えられるとか、そういう要素があるといいですよね。

クラウンバードでは具体的にどのような感じで「干渉できるランダム要素」を実現しているのでしょうか?


>sugiyan
ターン制SLGはおれも好きです。
ということは将棋とかファイアーエンブレムみたいに、ターン制で交互にプレイして進めていく感じのゲーム性なのでしょうか。
ボードゲーム座談会 会場 Part.4

日をまたいだことですし、Part.4会場を用意しました!
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※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。

登場人物紹介

架神恭介(かがみきょうすけ)

作家、漫画原作者。
著書に『よいこの君主論』『完全教祖マニュアル』『こころオブ・ザ・デッド』など。
ゲームマーケットでは『戦闘破壊学園ダンゲロス・ボードゲーム』を発売します。
会場限定価格4500円。ブースはA41。ご予約受付中!
https://cagamiincage.wixsite.com/dangerousgame

米光一成(よねみつかずなり)

ゲーム作家/ライター。「ぷよぷよ」「バロック」「トレジャーハンターG」「想像と言葉」「レディーファースト」「はぁって言うゲーム」など。日本翻訳大賞実行委員、電書フリマ監督。宣伝会議編集ライター講座講師。エキレビ。デジタルハリウッド大学客員教授。NHKラジオすっぴん・本の紹介、NHKラジオひらめけゲーム「想像と言葉」等。

至道 流星 (しどう りゅうせい)

小説家、システム開発、会社経営などに携わる兼業クリエイター。
小説、ビジネス書、漫画原作など50冊ほどの著作がある。海外翻訳も多数。創作者というよりビジネス色が強いクリエイター。

◆主な著書
小説『大日本サムライガール(全9巻)』『羽月莉音の帝国(全10巻)』『破滅軍師の賭博戦記』
(※そのほか多数!)

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