甘き死よ来たれ

文字数 478文字

歳をとると目が窪むとはきいていたが、26歳の誕生日を境に一気に目が窪んだ。結構老けて見えるから嫌だけど、人によっては目が弛んで一重がおもくなることもあるようで、まあ仕方ない。

歳をとるのは嫌なものです。コロナもあるし、時間を無駄にしてる感がすごい。しなくてもいい喧嘩をして。

最近、ネットフリックスでエヴァの旧劇場版、通称EOEを観た。みるのは人生で3回目ぐらいかな。観るたびにいい映画に思える。

一つなりたいという欲望と一つになれない他者と生きるという決意。二つの相反する生き方を行ったり来たりする。非常に批評的な作品。

特に21世紀は分断の時代。友と敵とが闘争を続ける時代。これを解消するには自我を二つに分けること。常に自分を批評し続ける別の人格を作るしかないのだと思う。

しかし、庵野秀明がそうであるように、人はそんな生き方に耐えられるはずもない。精神が耐えられない。同じように自身の性のあり方を議論し続けた二階堂奥歯は25歳でこの世を去った。結論の出ない議論を続けることほど、精神に悪いものはない。

みんなLCLになるしかないのか。コロナとかあるし、パシャ……
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み