あなたに感謝

文字数 1,528文字

 本人を目の前にして話すのは非常に恥ずかしい。
 だから、一度しか理由は話しません。
 まずは、本当に感謝しています。
 ありがとう。
 あなたのおかげで、私はまだ小説を書いていられる。
 拙い文章を読んでくれてありがとう。
 話が面白いと思ってくれてありがとう。
 私は”いいね”に励まされています。
 えっ? ”いいね”は押してない。
 ・・・。

 帰ったらすぐに”いいね”を押してください。
 必ずです。
 顔が赤いのは熱がある所為です。
 頬が赤いのは気の所為です。
 とにかく、”いいね”を押してもらえるとの前提で話を続けます。
 えーっと。
 読者からの感想は作家にとって、モチベーションを向上させる万能薬となります。他の何よりも、と言って良いでしょう。
 そして批判批評意見は、作家を育てる栄養素です。ただ、素材のまま調理されていない料理は味気なく、決して美味しいとはいえません。
 あなたから意見は、そんな素材のままの言葉でした。
 しかし、余計な修飾子のない文は、私自身が都合の良い内容へと変換するような隙を与えず、意見を直視せざるを得ませんでした。
 その意見を深く深く掘り下げて考え、私の物語に取り入れました。その結果、今までのコミカル一辺倒な物語に、重層的な深みが加わりました。今では奥の深い話とコミカルさを併せ持った物語との評価を受けています。コミカルだけの時は”いいね”や感想が増えず悲しい思いをしていましたが、それが一変したのです。
 それと、あなたも”いいね”は忘れずに押してください。

 あなたとは、何度もコメント欄で激論を交わしました。
 読者と作家の激論は、ともすれば炎上案件へと発展するでのしょうが、あなたの冷静な意見は、私の頭を冷やし、覚まし、天啓となって素晴らしいアイディアを授けてくれました。
 その厳しくも的確な意見が私の話の構成力向上につながり、新たな読者獲得にもつながりました。

 はいっ?
 えっ?
 感想を伝えた覚えがない。
 批評と意見だけ?
 ああ、いや。それ以上言わなくても分かってる。
 あなたはとても優しく、愛情を持って私の小説に向き合ってくれたのを私は知っています。
 いやいや、いいんです。
 そんなに必死に否定しなくても。
 あなたの赤い頬が雄弁に物語っているから。
 今日初めて会ったけれど、コメント欄の文章そのままの実直な人物なのは、すぐに分かりました。
 文章と異なり、あなたが斜に構えた物言いをするのは、とーっても恥ずかしがり屋だからというのも、少し話していれば分かります。小説を書くため昔から人物観察をしていて、結構自信があるんですよ。
 あなたのようなタイプは典型的なツンデレです。しかもツンが強く、デレは絶対に相手からは見えないようにする。でも私の人物観察力がデレを見逃さなかった。あなたのは、分かり難いツンデレですね。

 んっ? 私も?
 まあ、いいじゃないですか。お互いがツンデレでも・・・。
 と、に、か、く。
 今日は感謝を伝えたかった。
 私はこれまで活動できたのも、これから活動していけるのも、あなたのお陰です。
 読者がいなければ日記になってしまいます。
 読者がいなければ妄想になってしまいます。
 あなたがいたから私の文章は物語となりました。
 そして、あなたがいたから作家になれました。
 
 あーあーそうだよ。アマチュア作家だけどね。
 顔赤いよ!
 恥ずかしいからって、茶々は入れないで欲しい。
 あなただけでなく、私だって恥ずかしいんだから。
 私が作家になれたのは、あなたがいたからです。これは紛れもない事実。
 心から感謝いたします。
 これからも私の読者でいてください。
 今日は直接感謝を伝えられて良かった。
 また会える日を愉しみにしています。
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