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文字数 1,464文字
ふぅぅ、お母さん一体何考えてんの?
私と櫂斗が結婚なんて、するわけないじゃん!!
怖い事言わないでよ。
うっ!何で諦めてくれないかなお母さん・・・。
ヤバイ!!この展開はヤバイ!!!。
もし、この話をお母さんが櫂斗の両親にしちゃったとする。
で、櫂斗の両親がOKしちゃったりなんかしたら
確実に櫂斗と結婚させられてしまうじゃんか!
しかも、櫂斗の両親と私の両親は、すっごく仲が良いから。
下手したら、本当に結婚・・・なんて事になりかねないかも!!
そんなのイヤだ~~~!!絶対にそれだけは阻止しないと。
あははははっ・・・・。
やっぱりそうだったのかぁ。
って言うか、それオヤジギャグじゃん・・・アハハ。
誰だって気づくって、お母さん。
仕方ない。持って行くか。
すんごく気がのらないけど。
でも、櫂斗のおばさんやおじさんにも久しぶりにお話したいしね。
そして櫂斗の家に向かった私・・・。
そんなこんなで櫂斗の家に到着~~。
って近くだから、1分もかからないんだけどさ・・・アハハ・・・。
そして私はインターホンを鳴らした。
ピンポーンピンポーン。
でも、綺麗だと言われるとお世辞でも嬉しいん!!
ってどんな風に言えばいいっていうの?回答に困るよ。まったく。
私はイヤ~な予感がして おばさんに恐る恐る聞いた。
やっ!やっぱり!!!ってか、お母さん櫂斗のおばさんに余計な事言わないでよぉ。そう、有希ちゃんとは私のお母さんの事。さらに話がややこしく なったじゃんか。
うぅぅ、この状況はかなりヤバイ!!
どうにか、回避できないかな。
考えろ私・・・。
・・・こ・・・こ・・・怖い・・・。
お母さんもおばさんも、2人とも怖すぎる。
って言うか櫂斗の気持ちより、私の気持ちの方が大切だ。
私は櫂斗とは、絶対に結婚なんかしたくないし。