出すことのない母への手紙

出すつもりもなく、誰に見せるつもりもなく心を吐露した、母への手紙があります。

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「言うこと聞きなさい。」と言うなら
幸せそうにして？

あなたは全然幸せそうじゃない。

「私は間違っていない。成功者。」というようなことを散々言うけど、口から出てくるのは、愚痴、文句、不機嫌、拒絶の言葉。

「あんなふうになりたい」

よりも

「あんなふうにはなりたくない」

と強く思います。

そんな人の言うことを
聞きたいとは思いません。

押しつけ、傷つけ、振り回されて

もう、クタクタです。

自分を騙して、あなたを肯定してきたけど

あなたを肯定するのはあなた自身の仕事です。

私がいくらがんばっても無理でした。

そんなに自分が好きなら、周りをいやな気持ちにさせずに、楽しそうに幸せそうにしてください。

私はあなたが嫌いです。

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母の日から一週間後に、この手紙を書きました。

「私はあなたが嫌いです。」で終わったこの手紙がショックでもあり、やっときっぱりとこう言えたとも思いました。
言ってないし、伝えてもいないですが。