二〇二〇年

文字数 718文字

 大晦日ですので、少しくらい今年の振り返りをしておこうかと。
 今年は神乃佳月にとってまあまあ特別な一年でした。
 といいますのも、私は今年の一月から自分の書いた小説をネット上に公開し始めました。つまり二〇二〇年は神乃佳月元年だったというわけです。
 そのうちこの日記にも書こうと思うのですが、最初は昨今の流行りやネット小説について何も知らず、右も左も分からずにただ自分の書いたものをいきなり公開しただけでした。
 途中、右やら左やらについて知識が増え右往左往した時期もありましたが、今は初心に戻って好きに書き殴ったものを気ままに公開して楽しんでます。

 私の書いている作品は、完全に私の個人的趣味を反映したものです。
 嘗て私が創作物に熱狂し、ときめいていた頃には、私の書いているような物語もちらほらあったように思います。ですが、この歳になって創作を始めると私は完全に浦島太郎でした。
 浦島太郎の私はピカピカの高層ビルが建ち並ぶ現代の世界をチラ見しつつ、廃れた竜宮城に引き篭もって楽しんでいます。
 時折、通りすがりに誰かが、
「お!懐かしいね!昔話でも聞かせてくれよ」
「こりゃいいね。いい話だった。面白かったよ」
 なーんて言ってくれるのをウキウキと待ちながら。

 そういう風に過ごせるようになったのは、良い執筆仲間に恵まれたこと、好き放題書いただけの作品を好きだと仰ってくれる方が(少数ながら)いて下さること、ツイッターや感想文・レビューなどを通じて励ましの言葉を下さる方々に出会えたこと、などのおかげだと思います。
 この場を借りてお礼申し上げます。
 いつもありがとうございます(ぺこり)。

 来年もよろしくお願い申し上げます。

二千二十年十二月三十一日
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