第17話 第3回打ち合わせを始めましょ!

文字数 2,190文字

※ご注意 本編のネタバレがございます。

コチラの▶︎作品と合わせて

お楽しみいただけますと幸いです。

来週、ここに来てください。

本物の打ち合わせってやつをお見せしますよ。

そういうのいいから。
エピローグ案がまだでしたよね。
この後に及んでまだ時間稼ぎを。
ある、あるから! 2つあるんすよ。

【A案】

滑川と対決していたら、殺し屋が遅れてやって来る。平は身構えるが、森巣は動じていない。

森巣は殺し屋が滑川を狙っていることも知っていた。森巣を利用する滑川の計画と、殺し屋が滑川を病院に誘き寄せた計画を踏まえた上で、森巣は出し抜いて滑川に鉄拳制裁を加えて殺し屋に滑川を引き渡す。

平は、それでいいの? と思うけど、森巣は俺が殺したら平が怒るだろ、と。

「森巣良とは何者なのか?」の答え。

【B案】

森巣が滑川を倒した。その後、気絶してる滑川をどうするのか? 問題。

森巣は運び出して殺すつもりだと言う。が、平は殺す資格が森巣にはないと主張。同級生が人を殺すなんて、やり切れない悲しさもある。

平も滑川の悪行を許せない。が、自分たちが殺すのは違うと思っている。

平は賭けを提案する。意識のない滑川を拘束しつつ、自首の電話をしろとメモを握らせ、殺し屋には滑川が寝ていると連絡をする。早い者勝ち。

賭けがどうなるかは、わからない。平と森巣は展望フロアに行き、朝が来るまでただ、二人で話をする。

「森巣良とは何者なのか?」の答え。

A案の方が森巣の用意周到な計算高さ・頭の良さ、泰然自若とした格好良さが描けて、B案の方は二人が喋ってる画が良いし、余韻も良いと思います。

B案はどんな賭けかは変えてもいいです。滑川が暴発拳銃と知らずに撃つか、反省して撃たないか、とかにしたら殺し屋をカットできなくもない?ような気がします。

殺し屋等の警察代わりの装置がないと、森巣が殺してしまいそうで。でも、読者は森巣が人を殺すのを格好いいと思うか疑問になり。平が人をしっかり自分の手で殺す森巣はかっこいい、と思わない子なので。

Bで
これはB案
迷いなくB案
おい! って驚かないっす。個人的にもBだなあって思ってたんで。

A案だと、結局2話目に出て来た殺し屋がデウスエクスマキナのように幕を引くためだけに存在になりますし、依頼人が個室にいて~という展開も必要なさそうで、3者の意図が絡む展開はただでさえ整理が難しくなっちゃいますよね。

同じく、殺し屋がどの程度効いてくるのかはちょっと不安ですねー

平と森巣の話をするのに、滑川との対決、というのはいいのですが、そこに「犯罪加害者の子供の少年」「殺し屋」が入ってくると要素としては多くなりすぎる気もしますし。

わかりやすい悪の部分は滑川に任せて、筋立てはシンプルにした方が平と森巣に注力できるような気がします。(如月さんの魅力的な筆を二人に極力割いて欲しい笑)

 殺し屋の再登場、そうですよねえ。みんな困ってるからやめた方が良さそうっすね。

少し書いたのですが、殺し屋の役割がなくなると、みんなそれぞれどう動き出すのか、シミュレーションし直したいと思います。

殺し屋がNGというより、今のキャストで賄えそう?という気がしてるのかもしれません。
うん、できるだけシンプルな筋にしたいよね。

ですよねぇ、シンプルにしたいと思います。すごくシンプルにしたいとは思ってるんすよ! シンプルにならないの、最初、滑川の計画全貌にまだ自信がないからなんですよね。

この騒動の中で、平が巻き込まれて何をしたいか、なんすけどねぇ。

滑川を先出しして、森巣と関わらせたくないと動くのか、滑川が絡んでると知ってから切り抜けたいと思うのか、森巣を信じて勝ちたいと思うのか。

滑川はモリスを見つけて、逆襲したいけど、モリスが姿を隠していて捕まえられず。モリスへ繋がる平をきっかけにしようとした、ではNGでしょうか?


姿をくらます=滑川が自分を狙うということがわかっていた。

森巣が滑川に狙われていると自覚していたら、2話目で滑川の顧客に面が割れてるの密告された or 3話目の駅前騒動が事前に滑川にバレていて見られていたから、になると思うのですが、どっちにも平が絡んでいるので、森巣は一人だけ姿をくらますかな? と。

巻き込まれるとは思ってなかった、はちょっと無責任過ぎるような気もしており。3話目は特に、平に何も言わずに利用しちゃったんで。

姿をくらましてる間に森巣はどんな手を打とうとしていたのか? も考えないといけないと思うのですが、パシッとハマるものがまだ浮かばんのですよね。

あー、なるほど。

滑川としては、森巣に二回も邪魔をされたわけで、怒り心頭で逆襲に出そうですよね?

森巣がその逆襲を予測しているか…予測はしていたが、如月さんが仰るように、隙を突かれた。

まさか、自分に直接ではなくて、平に攻撃してくるとは!というのはありそうな気がしますよ。

森巣はこれまで本当の意味で心を許した友人がいなかったし、道半ばで自分が死んでもいい、くらいの生き方だったので、平が初めての弱点、ウィークポイントになるのかもしれません。なので、平が攻撃されたときに、「これが…人間の感情…!」(やりすぎですが笑)みたいになるのかも?

あーーー!

ありよりのありで!!

ありなんですか!
如月が、あっさり「あり」と言った理由とは!?
藁にすがっただけなのか、しっかりした理由があるのか!?


つづく
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登場人物紹介

如月新一

第1回リデビュー小説賞を受賞した小説家。

→『あくまでも探偵は』が2021年1月に発売。同月続刊制作決定。

しかし、一年が経った今もまだ、2巻は出ていない。

果たして書籍化というゴールに、再び辿り着けるのか!?


三日三晩に渡る河北さんとの決闘に勝ち、勝利、そしてついに…

講談社タイガ編集長に就任。

読んだら熱い感想を伝えて導く、頼れる編集者。

コマンド「おだてる」を駆使して、如月の筆を早める。

会うと男なので、ご用心。

河北

小説現代編集長(元講談社タイガ編集長)

第1回リデビュー小説賞で熱い意気込みをかけている。この物語はこういうことをしたかったのでは? と丁寧に整理してくれる。

小説 Don't dead,never die.Believe.

今は小説現代という戦場で戦っている。たまにポケットからオルゴールを取り出し、チーム「あく探」のことを思い出している。

佐渡島

コルク代表。

如月がコルクにいた頃の担当。

短く的確な言葉で、如月の迷ってるところを指摘する。

如月ポンコツモードを見抜き、迷走するとすぐに打ち合わせを提案してくれる。

ちなみにコルクとは出版エージェントだが、如月はいつから自分がコルク所属になったかを知らない。

2021年に如月がコルクを脱退。今までありがとうございました。

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