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 私達は、まもなくJFK空港に、着陸する。大分遅くなったけれど新婚旅行は、やはりニューヨークに決めた。
 だけど、二人では、初めてのニューヨーク。準人の仕事をやりくりしての、中三日の強行軍だけれど、お互いにお気に入りの場所へ連れて行くというサプライズを企画しているため、必要以上にときめいていた。無事に降り立ち、入国審査へのゲートへ向かう。
「あっちの方が、ファミリーが多いから、早く列が流れるぜ」
 準人のアドバイスを、素直に聞ける私。私の方がニューヨークには慣れているはずだが、それをひけらかしたりしなくて良い。また逆に、何回も来ているのだから、何でもかんでも知っているはず、効率良く行動しなくては、と重圧を感じる必要もない。楽、というより、満ち足りていて欠けているところがない。だから、
「そうだね。あの列に並ぼ」
 と素直について行くことが出来る。私のニューヨークが、刻一刻と塗り替えられていく。
 何年もかけて丹念に色分けして塗ってきた塗り絵に、準人が間違ってペンキをぶちまけてしまっても良い。構わない。むしろ、そのペンキのとびちりこそ、アートが似合うニューヨークにふさわしい。
 準人は、私の笑みから、きっとたくさんのことを読み取ってくれるに違いない。ほんのちょっとした表情から、きちんと人の気持ちを汲みとれる人だから。
「これちょっと反則気味かな、とは思ったんだけど」
 準人のサプライズ企画が、始まった。サウスフェリーの乗り場から、スタッテン島行きのフェリーに乗っている。
「どういうこと?」
「だって、もしニューヨークとマンハッタンがイコールなら、これから真弓を案内するところは、ニューヨークじゃないぜ」
「いいよ、そんなの。立派にニューヨークでしょ」
 私は、準人の「反則」という発想がおかしくて、笑いながら返事をした。
 スタッテン島は、マンハッタンの南西に位置する島だけれど、そこから毎日通勤、通学でマンハッタン島に出かけている人が大勢いる。フェリーと言っても、だから路線バスのようで、その本数も相当に多い。しかも、無料だ。聞けば準人は夕暮れ時にこのフェリーに乗り、「マンハッタン・ピンク」と異名を取る夕焼けに包まれる摩天楼を見るのが大好きなのだと言う。
「へぇ、知らなかった」
「で、真弓は行ったことあるの」
「ないわ。やっぱり一人だと、乗り場のあたり、ちょっと怖いし」
「マンハッタンもずいぶん安全になったけど、そうだね、ちょいと怖いかも」
 準人は笑いつつ、私を未知の場所へと連れて行けるので、喜んでいた。フェリーは、それほど揺れることもなく、淡々と海の上を進んでいく。観光気分にも、あまりなれない。本当に、市民の足として機能しているからだろう。空いたデッキの席に二人して腰を下ろし、住民達の間に紛れる。
 風が、肩を掠めて準人の方へ流れる。軽く音を立てて、通り過ぎていく。だから今、ここで空気が動いている、という感覚を味わいつつ、濃い水色をした水面を眺める。準人に、とんとん、と肩を叩かれる。
「ここだぜ。自由の女神が一番近くに見えるポイント」
 確かに緑青に覆われた女神が、迫ってくる。
「わ、荘厳」
「はは、こんな時になかなか荘厳なんて単語出てこないぜ。真弓は、そういう人」
 準人は、時折りこういうことを言って、私が他の人と違う部分を教えてくれる。それは、単に「違い」であって、良いでも悪いでもなく、ただそのままに準人が受け入れてくれるのが、わかる。
「そのままでOK」
 この言葉は、多分私がこの世で一番欲しかった言葉。私は、マトリョーシュカのように一つ一つ堅い外殻をはずしている最中だ。もう、武装する必要はない。多分あと一つか二つで、私は最後のマトリョーシュカに到達する。それは、大層小さく軽いけれど、それでいい。準人の掌で、充分にめでてもらえる。
 自由の女神の気配を背中に感じつつ、
「私ね、自由の女神をちゃんと見に行ったことないの」
 と告白を始める。
 多分ニューヨーク観光の人気スポットの一、二を争うだろう自由の女神。これを見ずして、ニューヨークは語れない。だから、行かない。
「私、まだ自由の女神を見ていないから、またニューヨークへ行かなくちゃ」
 言い訳、口実、とにかくニューヨークに行く理由の一つに使っていた。そして、また行かずじまいで帰国して、次回に持ち越す。そんなことを、準人に説明する。
「なぁんだ、そんなこと。これからだって、何回も来ればいいのさ。大丈夫。今のは、チラッと見えちゃっただけだから、ノーカンね」
 風向きが変わり、風をまともに受けた準人は、席を移り、私の隣に来る。
 準人、あなたの言葉はいつも心強い。そうか、そんな願をかけるようなことをしなくても、来ればいいのか。来たければ、ただ来ればいいのか。
「ま、僕は混んでいる所は苦手なので、これから先も行かないぜ」
 ニカっと笑う。
「じゃ、私も永遠の行き残しとして、行くのやめよう」 
 準人の冗談につきあう。
 二十分ほどの旅路は、すぐに終了し、スタッテン島に到着した。
「あれ、もしかしてこれって、すごくない? 目の前の海をかすめつつ、そびえ立つマンハッタン島の高層ビル群」
「そうさ、ここ穴場。ちょっと想像してごらんよ。あの島が夕方には、ピンクに染まるんだぜ。本当に、ミラクル」 
 生憎今は、午前中。夕焼けがピンク色にたとえられるのは、なんとなくわかる。私も幾度となく夕刻を過ごしたのだから。日本では夕焼けと言うと、赤やオレンジと言った激しい色合いの印象が強いけれど、確かにマンハッタンのそれは、ぼんやりとしていて、オレンジまじりのピンクという形容が正しいかもしれない。けれども私が目撃したのは、ビルの谷間から迫ってくるその色だけで、こんなふうにマンハッタン全体を客観的に眺めるのとは、明らかに違うだろう。
「残念だな。真弓に、見せたかったよ。どうしてこの時間帯に設定したんだろうな。来てから、気づいちゃったし」
 準人は、本当にがっかりしているようだが、私は大丈夫。頭の中で、この景色に薄いピンク色を塗り足したから。
 だんだんと準人は、少年に戻ったようになり、私をリードしていった。まるで、破れた宝の地図が運よく復元され、そこへ私を導いて行くかのようなはしゃぎぶりだった。準人の中でも、塗り替え作業が、始まったのだ。今まで一人で来て、マンハッタンを眺めつつコーヒーを飲んでいたカフェに、私と座っている。毎度お決まりのオリジナルハンバーガーを注文していたのに、隅から隅までメニューを見て迷った末にエッグベネディクトをオーダーする私への、新鮮な驚き。準人も、この塗り替えを楽しんでいるようだ。良かった。こんなにも、心躍る出来事が、まだあった。そして、まだまだある、予感。確信。私は図に乗って、
「デザートも行っちゃおう」
 と、再びメニューを引き寄せた。
 昨日からのハイテンションが持続中の準人は、私のサプライズへの期待が高まりすぎ、朝食時のコーヒーをこぼしてしまった程だ。気もそぞろで、シャツの袖をソーサーに引っかけてしまった。茶色い液体は、みるみるうちにテーブルに広がった。ちょっと、恥ずかしげに懸命に後始末をする準人は、かわいらしかった。
「いやぁ、知らなかった、知らなかった」
 そうだと思った。ハドソン川沿いに設置された高架鉄道跡を利用した遊歩道は、前回準人が訪れた数年前には、まだ完成していなかったはず。私達は、地下鉄を降りてチェルシー地区を西へと向かった。私は、このエリアが一番好きだった。観光客より、住人の比率が高く、私もその中に自然と溶けこみ、まるでこの街に住んでいるかのように思えるから。
 現に数回道を尋ねられたこともある。どこの国の人だと思われたのかは定かではないが、ニューヨーカーと勘違いしてくれるほどには板についた歩き方をしていたのだと思う。
 あまり高いビルもなく、きちんと日の光が道端にまで届き、デリもアップタウンよりは規模が大きくなり、屋外に沢山陳列された果物、林檎やオレンジから、ほのかな香りが立つ。店の入り口を通り過ぎる時、コーヒーの匂いが漏れて来て、ついつい一杯を買おうかどうか悩んでしまう。そこで歩みを止めたとしても、道行く人の迷惑にはならない所。華やかなアップタウンと忙しいダウンタウンに挟まれた、少しゆるい感じが大好きなのだった。
 それでもこの道「ハイライン」は、観光客で溢れかえっている。しかし、緑が植えられ、至る所に休むスペースがあるので、閉塞感はない。
「あー、良かったなー、スニーカーで来て、こんな楽しい空中散歩が出来るのに革靴なんか履いてきちゃって、足が疲れて断念、なんて絶対避けたいもん」
 準人は、嬉しそうだ。
 空中散歩。確かに、ちょっと高い位置から町を見渡せるし、ハドソン川も見える。私は、すでに二、三回来たことがあったけれど、一人だと観光客狙いのスリなどに気を使いすぎ、どうしても肩に力が入ってしまう。ついつい早足で通り過ぎたりして、空中散歩の醍醐味を満喫していなかったかもしれない。反省だ。
 私達は、木製の巨大なベンチの端に腰を降ろし、先ほどの地下鉄からの出口脇にあったデリで買ったオレンジジュースを飲んだ。果肉が喉を通り過ぎ、程良い果実感。前を通り過ぎる人は、どこから来たのだろう。聞いてみたら、びっくりするような遠い国からなのかもしれない。向こうから大家族でやって来る人たちは中東系であること以外、どこの国かは不明。本当にたくさんの人が行きかい、お互いにぶつからないように、肩をスライドさせて、すれ違う。ロールプレイングゲームみたいだ。四方八方から、自分に向かってくる人間を巧みによけながら、前へ進む。
 さて、何人の人とぶつからずにすれ違えるか。でも、ゲームと違うところは、基本的にこの人たちは敵ではないこと。同じ人間、肌や目の色、宗教、言語が違ったとしても、空気を吸い、食べ、排泄し、やがて死んでいくのは全く同じ。ぶつかってしまったら、謝ろう。ただ、それだけ。
 あの悲しい出来事から、完全に立ち直ってはいないニューヨークでそう思うことに、大きな大きな意味がある。そして、私がそう感じることには、もっと重大な事実が隠されているのだ。自分以外全員が敵だと思っていたこれまでの私の人生。誰にも心を開かずに、気配を消して生きてきた。間違いだった。そう、今は平気で覆せる。間違いだった、と。人を信じたり、思いやったりすることは、偽善ではないし、格好の悪いことではないのだ。
 そのことを最初に教えてくれたニューヨークに、そのことを確信させてくれた準人と一緒にいることの妙。奇跡。偶然ではなく必然。
 私は、オレンジジュースを飲みながら、涙ぐみそうになる。ちょうど前を通っていた家族連れ。父親が、三歳位の男の子と手を繋ぎなおした。走り出そうと手を振り切った子供を、やさしくたしなめながら、それでも少し早足になり、彼の走りたい欲求を満たしてあげる。何気ない一コマに、心が揺れる。もしも準人と子供を持ったなら、こんなシーンは、容易に実現できそうだ。準人の父親ぶりを、見てみたくなった。結婚できただけでも、ありがたい。それ以上は、何も望むまいと思っていたのに、この気持ちは何だろう。この想像は、どうしたことだろう。子供を持つことを考えたのは、初めて。プロポーズの日、出産のことを持ち出したのは自信のなさの表れで、あの時でさえ全くの他人事だったのだ。白状する。だから自分でも、相当に驚く。
 でもそれと同時に、私はまだまだ怖い。母が、私にしたようなことを、自分の子供にしないという保証
は、どこにもない。いや、むしろ何の対策もしなかったなら、確実に同じ事をするだろう。だって私は、他にやり方を知らない。そこまで考え、やはり私は子供を持つなんて無理、おこがましいと思い直した。こんな楽しい場所で、どよーんと暗くなってしまった。
 私の人生にはよくあること。楽しんでいてもこんな私が楽しんでいいの? と罪悪感が頭をもたげてくる。私が楽しむ姿を母が喜ばないから、楽しんではいけないのだとどこかでいつも思っているのだ。ところが、今日はどうだ。急に頭の中に声が聞こえ、次第に準人の口調となって心に届いた。
「なぁんだ、そんなこと。大丈夫。僕が、いるから。間違えたら、何回でも愛でリカバーすればいい。ごめんねってあやまることだってできるし。真弓がお母さんからされたことは、ノーカンね」
 スタッテン島で交わした会話が、調子よく取り入れられていたけれど、準人なら本当にこれと大差ない励ましを口にするだろう。それも、なんのてらいもなく。真顔で。
 その会話が実際に交わされたとしたら。
「そんなこと言ったって、私には無理。だって、散々傷ついてきたから」
 なのか、
「そうね、準人となら大丈夫だと思う」
 なのか。
 自分でもびっくりするけれど、今は後者で行ける。行けそうだ。多分、行けるだろう。強い希望を持って、そうしたい。準人と私の子供に会ってみたい。
「あ、ここで下に降りよう」
 私は、準人の手をとって、螺旋階段の方へ向かった。何ヶ所かある地上レベルへの出入り口は、エレベーターのところもあるが、ここは階段だった。
「お、チェルシーマーケット」
 準人は、目の前に現れた建物に掲げられた金属板に書かれた文字を、読む。
「準人一人では、絶対に来ないでしょ。ここが私のサプライズ。大好きな場所よ」
「そうか、こっちなんだね。ハイラインじゃなくてね」
 多分帰国後の土産話に数回話したことは、あったと思う。私からの情報で知っていても、実際に来たのは、初めてのはずだ。
「なんだっけ、どの工場の跡地だっけね」
「ナビスコでしょ」 
 私にとってはどうでも良いようなことが、準人には気になる。おもしろい。オレオクッキーを製造していたナビスコの工場が、どのようにしておしゃれな店をいくつも抱え、グーグルのニューヨーク本社まで居を構える建物として変貌を遂げたのか興味があるらしい。
 こういう時だ。男と女の違いに気づくのは。たとえばもっと若い時に、人と普通につきあっていれば、とうの昔に気がついたようなことを、今さらながらに発見するから、驚くのだ。さらに言うと、それが性別によるものか単なる個人差なのかも判別できない。
 でも。もう、いい。そのような気づきが、こんなに遅くなって訪れたとしても、それだけで御の字。多分、ニューヨークに来ず、ずっといじけていたら、一生わからなかったような人生の機微だから。
「ほらほら、準人は、これなんて好奇心そそられちゃうでしょ」 
 興奮気味の準人を中ほどにあるモニュメントまで、手を引いて連れて行く。天井近くL字になった管から、水がザーザーと流れ落ち、いかにも工場を改造した、という雰囲気をかもし出している。水の落ちる音は相当に大きく、行きかう人の声が天上に跳ね返って響く音と共に、うるさくもわくわくするような一角を作り出している。よくこの近くに佇み、落下する水を眺めたものだ。人工の滝みたいでもあるし、間違えて地下水脈に迷いこんだみたいでもある。
「これ、演出かもね。工場時代は、無かったかもよ。あ、つめた」
 なんの躊躇もなく、手を出す準人。勢いで、袖も少し濡れてしまう。袖、ご難再び。
 でも、準人のこういうところは、好きだ。袖くらい濡れたところで、どうと言うことはない。そんな小さいことは、すぐに取り戻せる。解決できる。なかったことにも、できる。
 準人は、それでも濡れてしまった左手が気になるのかジーンズの腿あたりで、拭いている。これで、もうなかったこと。その潔さは、小気味いい。
 私は、少し得意げに、心持ち自慢げに一階レベルを案内した。旅行のブログによく登場する、ロブスターをその場で調理してくれる店。濃いオレンジ色のロブスターと格闘している人たちを横目に見つつ、奥のフィッシュマーケットを一周。どんなにインターネットが発達していても、こんな白を基調とした小奇麗な店内に、魚臭が漂っていることは、伝えられない。ブログの文章だって、ロブスターを食したことは、興奮気味に書かれていても、この臭いにまで言及しているページは、少ないだろう。東南アジアの巨大マーケットのような、強烈な臭気ではない分、特筆にも価しない。だからこそ、佇む価値がある。訪れる大切さが、身にしみる。
「ネットやテレビで充分よ」
 雅のセリフが、耳を横切っていく。その意識下で、
「今は、そんなこと考えなくでもいいよ。今を楽しんで」 
 他の自分が、囁く。フラッシュバックを伴う私のマイナスの思考は、すぐさま消し飛んだ。
 いつも、カードやカレンダーを長い間見つめては、高価なために結局ハガキ二、三枚しか買うことのできないブックショップにも立ち寄る。ニューヨークに関する本の品揃えが、充実している。手に取りパラパラとめくっては、まず最初にため息。それは、いつのまにか東京にいる時の気分になっているからで、
「ああ、ニューヨーク行きたいな」 
 と思うからなのだ。すぐさま、
「今いるじゃないの」
 と思い直す。いつ何時でも、どこにいても、きっとニューヨークは私の一等地なのだと知るが、このど真ん中にいることを忘れられる自分にも半分呆れる。
 準人は、一つ一つの店を見るより、通路に無造作に展示されているアート作品を念入りに眺めている。
 そうだ。入ってすぐ左にあるブラウニーの店で、パトリックにお土産を買っていこう。
 パトリックは、言っていた。
「時々あの嫌がらせかと思うくらいに甘い、アメリカのスィーツが懐かしくなっちゃうんだ」
 と。いつもは、前だけを向いて仕事に邁進している彼が、そんな事を言う時、少しかわいらしく見える。私は、もう自分に自信のないおどおどした人間じゃあない。それを、両手を広げて認めてくれる準人がいて、私のことを褒めてくれたパトリックがいる。山を越え、海を渡り、何千マイルも離れたパトリックの手に茶色いブラウニーが乗る時、ちょっと強面の顔が崩れて、子供のような笑顔になるだろう。それを見て、きっと私も笑顔になる。心の中でもう一度、
「パトリック、私に自信をくれてありがとう」
 と言いながら。
 そして、私は、結婚を心から祝ってくれた義両親、友人、同僚、上司以外にお土産を買わなくてもいい。何故なら、準人は隣にいるし、お土産を買ってもついぞ喜んでくれたためしのない雅と母とは、音信を絶ったから。
 秋の日のニューヨークの朝、または真新しい紙のような、スパッとした勢いの私の残りの、人生。
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