第97話 「子供たち」も一緒に石ダンス♪
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また、6月には、小原公民館長にお声をかけていただき、地元の都茂(つも)小学校の「出前授業」で、「石号」のお話をさせていただいた。
小学校の子供達は、全校で39人。
「世界的にも人気の柴犬は、日本の天然記念物です。そのすべての柴犬のルーツが、ここ益田市美都町の犬なんです! みなさんのふるさとには、そんな素晴らしい犬がいたんですよ。」
そうお話しすると、みんな驚いたようで、目をキラキラさせて聞いてくれた。
続いて、「石ダンス」の振り付けを説明したところ、さすがにみなさん覚えが早くて、何回か練習したのちには、「石州犬 ISHI」の歌に合わせて、一緒に楽しそうに踊ってくれた。
以前にも、地元の益田幼稚園で、「石州犬 ISHI」のダンスで交流させていただいたことがある。
先生方が、とても熱心に取り組んでくださり、柴犬のお面を作って、事前にダンスも覚えていただき、お子さんたちに教えてくださっていた。
【益田幼稚園の先生方と幼児の「石ダンス」】
この時は、日本犬保存会島根支部長の柳尾さんも、柴犬「コーイチくん」「カンタくん」を連れて参加してくださった。そして我が家の山陰柴犬「サニー」も、ホールに入れてもらい、幼児の皆さんと、触れ合わせていただいた。
【柳尾さん方のコウイチくんとカンタくん】
子供たちは、とても大喜びで、初めて犬に触れるお子さんもいるだろうに、楽しそうに3匹の犬たちのところに集まって、大盛り上がりだった。
本当に、こんなに喜んでもらえるとは思わなかったので、とても嬉しかった。
【子供たちに囲まれて、ちょっとびっくりのサニー】
次代を担う子供たちに、このようにして、故郷に「石号」という素晴らしい犬がいたことを知ってもらい、誇りに思ってもらいたい。
そのきっかけとして、柴犬と触れ合ったり、歌やダンスを楽しんでもらえればと思う。こういった活動は、今後もぜひ続けていきたい。
次号に続きます