真山結弦の場合
文字数 1,828文字
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◆朝倉絢音(あさくらあやね)
県内の私立校に通う高一。
中学時代では厨二病を発症し孤立、陰キャラだった。
厨二病発生時は自身のことを『死月の女王』と名乗っていた。
中学卒業間近になって自身の行いに後悔し、今のキャラに至る。
外見は雑誌やネットを参考に整えてみたものも、根はコミュ障な影キャラであることは変わらない。
胸が悲しいほどに絶壁。
◆真山結弦(まやまゆづる)
邪悪な百合っ子、その1。
絢音と同じクラスであり、隣席。
絢音同様コミュ障であり、入学当初はクラスに馴染めなかった。
そんな中、初めて声を掛けたのが絢音であり、それ以降彼女に付き纏い依存してしまう。
気弱なものも執着心、独占欲は強く、絢音には自身だけを見て欲しいと思っている。
優等生に見えるものもトリ頭でぽんこつ。
◆木戸紗理奈(きどさりな)
邪悪な百合っ子、その2。
絢音の隣のクラスの子であり、学級委員。
結弦とは真逆の優等生タイプであり、男女問わず人望が厚い。その姿は絢音の理想像でもある。
ただ、彼女自身バイセクシャルであり性に対し大らかな部分がある。
絢音とは、当時付き合っていた彼女と別れ傷心の際に出会った。その時の絢音の一言が切っ掛けで彼女に興味を抱くことになる。
◆野々村まゆか(ののむらまゆか)
邪悪な百合っ子、その3。
絢音と同校の先輩、二年生。
邪悪な百合っ子の中でも過激派。野獣。
入学式にて絢音を見掛け一目惚れ。本人曰く、「モノクロだった人生が鮮やかに色付いた」とのこと。
好きなものは自身の手が届く所で所有、管理、と支配欲が強く、絢音に関するものを収集する癖がある。
ただ極度の運動音痴な為、実力行使に出ても失敗に終わることが多い。
◆柴田莉里(しばたりり)
邪悪な百合っ子、その4。
絢音と同じクラスであり、同じ中学出身。
唯一、厨二病を患っていた頃の絢音を知っている。
絢音自身は深く関わりは無かったものも、絢音の厨二姿に憧憬しており高校入学後も彼女のことを遠くから眺めていた。
自身と厨二姿の絢音を交えた妄想に耽る癖があり、妄想内容を自作小説にする趣味がある。