詩小説『不思議な女の子』3分で。こんな思い出あるよなって人へ。

エピソード文字数 482文字

不思議な女の子

君を見てると、息が苦しそうで、
どうしようもなく哀しくなることがある。

友達百人作った奴も居る。三年間誰とも話さずに、ひとりで居る奴も居る。

周りの目とか、駆け引きだとか、
計算せず君となら話せそうだ。

肩を並べて、電車に揺られていた。
ここは君の居る街。
なんだか景色が良いや。
知らない君に出逢った気がして。

君は不思議な女の子だった。

君を見てると、息が苦しそうで、
どうしようもなく哀しくなることがある。

君のことなんだか悪くないなって思う。
良くもないけどそれくらいが丁度良い。

どうせなにも予定はない休日。
君はスーパーに買い物でも行くのか?

川を繋ぐ短い橋を歩く。
ふいにどうでもいいよな話をしてくれた。
明日になれば忘れてしまいそうなくらい。
何故だか今でも覚えているよ。

君は不思議な女の子だった。

駅で別れた時、
自分の街へと溶ける背中が、
淋しそうに見えたのは何故だろう。
曲がり角の向こうへ消えた。

君は不思議な女の子だった。

君を見てると、息が苦しそうで、
どうしようもなく哀しくなることがある。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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