第13話 【書評】聖書のヒロインたち(2023.9.26記)

文字数 402文字

【「イゼベル 犬に食われた悪女」拝読しました。】

1.書名・著者名等

生田 哲 (著)
『聖書のヒロインたち』(講談社現代新書)
出版社 ‏ : ‎ 講談社
発売日 ‏ : ‎ 2004/7/20
新書 ‏ : ‎ 210ページ

2.兎平亀作の意見です

学恩をちょうだいしました。どうも、ありがとうございました。

イゼベルについては類書も参照しましたが、「列王記のイゼベル」、「黙示録のイゼベル」そして「古代パレスチナ史上のイゼベル」が、一つの人格として統合されていないと言う印象を受けました。
黙示録注解者の中には、イゼベルに対する言及を意図的に避ける方すら居るほどです。

その点、本書におけるイゼベルは、血が通っているようで面白い。
神学でも文学でも歴史学でもない、不思議な立ち位置だと思いました。

今後、「聖書のヒロインたち」について学ぶ必要が生じた際には、本書をポータルサイト代わりにして、活用させていただきたく存じます。
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