04.  怒ることにおいて…

文字数 577文字

フラグメンツよりの抜粋。


感情の領域では、あらゆる不快感をすぐに表す習癖と戦うことは非常に有益だ。

多くの人々は天気が悪いと不快感を口に出してしまう。

今日も暑いだの、寒いだの、湿度が高くて髪のまとまりが悪いなど...。

これを抑えることは彼らには非常に難しいことだと感じられてしまう。

しかしだ、彼らが秩序や正義だと考えているものを、

何かが、または誰かが、犯していると感じる時に不快と感じ、

それを表で口にしないことは更にもっと難しいものになる。


不快感の表現に対する戦いは、自己観察の非常に良い方法であるばかりか、

別に重要な意義を兼ね備えている。


それは別の望ましくない新たな習癖を作り出すことなく、

彼自身やその習癖を変えることのできる数少ない方法の一つなのだ。

だから自己観察と自己研究は、最初から不快感の表現に対する戦いと

手を携えて行われなければならない...。


*日本語訳の P.185 。少し改訳し更に手を入れてしまってます。



つけたり:

わたしゃ、不快感を表さないの意味を長〜いこと取り違えていたんよねー。

トイレ掃除なんかで便器のこびり付きをやっつける時に、この教えを意識しとったんよ。

違うかったんネー。

怒ること全般の意味だったのネー!。

皆様は間違われませんよーにー。

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