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文字数 291文字

 オレはコウタロウの話にあきたから、

「ちょっと、その辺散歩してくる」

 といって、公園から海へ下りていった。

 砂浜の石をひろい海に向かって投げていると、いつのまにかガチャコが後ろに立っていた。

「なんか、あの二人がええ感じで話しよったけん、じゃまやろう思うて下りてきた」

 そういってガチャコも石をひろい、海に向けて石を投げはじめた。

「ガチャコ最近、剣道の練習あんまりこんなったけんど、剣道嫌になったがか?」

「そんなこともないがやけんど……」

「G中に行ったら、剣道するがやろう?」

「どうなるかわからん……、それに今のワタシの成績やったら、G中には入れんかもしれんし……」

「そうながか……」


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