112話 須磨のあま

文字数 120文字

男が、親しくつきあっていた女が、心変わりしたので、
 
 須磨の海で 海人(あま)の塩を焼く煙が
 風にやられて
 思わぬ方へ なびいてしまった
 
   *
 
 須磨の海人の 塩焼くけぶり
 風をいたみ
 思はぬかたに たなびきにけり
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