アニメ、漫画、小説等が仕事になると、どう作品の見方が変わるのか④

文字数 2,944文字

少し話が脱線したので、こちらの方は二次元の見方というテーマに戻していきたいと思います。
作家になってアニメも楽しみにくくなったという話をしましたが、DTBは逆なんですよね。

作家になってから見返して、構成や演出のすごさに気づきますます楽しめた。新しい作品にハマりにくくはなったけど、元々好きな作品に関しては理解が深まりさらに楽しめるようになった、という感じかもです。

書き手と読み手という関係で終わらず、ノベルというコンテンツを「参加型」の「イベント」にできたら、面白そうな気がしました。

ある意味ではこういう座談会もそうなんですが、ノベルというコンテンツのイベント化……

可能であれば読者が積極的に参加できるものですな。

書き手は、程度の差こそあれ、基本的には積極的に参加している側の立場なので。

読者が積極的に……。

ノベルなのにログインボーナスがある!


……ちょっと意味不明ですね (´・ω・`)

難しい。

10連ガチャ引くとSSR確定!
SSRは大物作家!


わしら意味ねえじゃん……orz

ふと思いついたのが、現在座談会でもやっているようなやつで「読者からお題を投げてもらって、それに応える小説を書く」というやつ。
ただ、これの弱点は謎かけや大喜利と違って、小説って即応性のあるものではないので、時間がかかることと、応えられるのがごく一部に限られるということ


ま、役に立ちそうもない思い付きではありますが、なにかの足しになるかもしれないので、一応ここに書いておきます。
書いてる本人が一番「無理っぽいな」と思っているのが、最大のネックなわけですが(笑)

それだったら、1話完結のSS(のチャットノベル版)にして、お題を出すのも書くのもみんなができる!

という形にしたらハードル下がりませんか?

なるほど。
それはありですな。
可能であれば、「老人男性と若い女性のかけあい」のような感じのふわっとした登場人物像もお題にもらうのもありかもしれません。
登場人物設定やキャラ付けにこだわるとかえってそこに時間がかかることもあるので。


またお題もこの前やったような「素材」×「ジャンル」みたいな複数の方の案を拾い上げる感じだと、一度に複数の要望に応えられるかもしれませんね。


「素材」×「ジャンル」×「登場人物①」×「登場人物②」
この場合だと一つの短編で、一度に4人の要望に応えることができます。
むろんカオスな掛け合わせになる可能性もありますけどね(笑)

>>複数の方の案を拾い上げる感じ


いっそ書き込みやすさを意識して、「コンビニ」「焼き肉」「ロボット」のような単語でもいい気もします。複数の書き込みがあれば、混ぜるのもOKです。


あとはコラボノベル内に要望書き込み用のエピソードを立てつつ、匿名/非ノベルデイズ登録者でも参加できるように、質問箱を設置するとか……。

それがいいですね。
ちなみにその「コンビニ」「焼肉」「ロボット」で、私には「頭が四角く、腕はパイプ状で、手のひらは丸を二つに割ったようなロボットが、コンビニのカウンターで、ファミチキやLチキと同じような感覚で焼肉売っている」シーンが浮かびました。


私の場合、まず頭の中で映像化したシーンを文体に起こすという形で作業を進めるのですが、このお題はこのお題で、ちゃんと書けそうで怖いです。

まだやりませんけどね(笑)。

未来のコンビニという感じですね。人間は接客をやらなくなっていそうです。




なにも考えず適当に書いたキーワードでしたが……。

俺だったら……。


①ある男は可愛い女の子店員目当てでコンビニに通う

②男は帰宅中の女の子を、人気のない路地裏で襲う

③しかしその娘は人を食べるアンドロイドで、男は逆に誘われていたのだった

④翌日、コンビニには男の肉を使った「焼肉弁当」が並ぶ。買っていく客もまたアンドロイドだった


意味不明ですね。


話の作り方は人それぞれ違いますよね。

ほかの方々がどうしているのかも、気になります。

これ、立てるなら作品はなにがいいでしょうかね。


「大喜利でSS書こうぜ!」


みたいな?

「大喜利でSS書こうぜ!」


わかりやすくていいと思います。

あとはどれだけお題を出してくれて、どれだけ参加するかですな。

ま、少なければ見なかったことにしてしまえばいいんですがね(笑)

いくらでも実験と廃棄ができるのは、いいですよね。

逆に、なぜみんなはもっといろいろ試さないのだろうか……

一つは失敗を恐れるあまりでしょうかね。

失敗をしないと経験値が上がらないのですが、けっこう失敗を恐れて新しいことにチャレンジできないというひとはいるものですから。


あとはとりあえず書くということに固執して、小説を投稿してしまったら「はい、それまで」になっている人も多いのかと。星崎先生の言うように、ここは実験と廃棄をいくらでもできる場なので、経験をつむにはいいところなんですけどね。

たぶんですが、創作が苦手な人が相当混じってるんじゃないかと予測しています。


なぜなら、こちらも創作面における、対処能力はあまり自信がないからです。

あ。これは近年、個人的にかなり忙しいのが一因です。頭をからっぽに出来ず、創作に回すゆとりがない。

>>創作が苦手な人
それはけっこう盲点でした。
なんとなく「ノベルデイズに登録=創作する人」というふうに思い込んでいたようで、それ以外の視野が欠けていました。
ご教示いただき、感謝の至りです。


>>忙しいのが一因
これは私も人のこと言えないので、なんともはや(笑)
去年書き上げる予定だった作品を、今年は何とか形にしたいと思います!
じゃないと、わしが人前で嘘言うたことになりますんでな。

結局のところ、まだユーザー数が少ないというところですかね。逆にいえば、だからこそ今が狙い目だとも思いますが。
>>だからこそ今が狙い目
言い得て妙ですな。
データが少ないというデメリットはあれど、少ないときにしか見せられない動きというのもありますしね。
個人的には星崎先生とのコラボ小説もその1つかと思っております。
これまでライターとして記事の体裁を他のライターとあわせるということはありましたが、小説ではなかったことなので、これはこれでいい経験です。

>>執筆者のマージンはどの程度

このへんのバランスはむずかしいところでしょうね。

私は以前漫画の原作を依頼されていたことがあったのですが、間に入った編プロがかなり癖のあるところで、それでけっこうもめましたね。

編「原作は最初のギャラ支払いのみで、印税は全部漫画家さんのものですので」

私「私も生活があるので、さすがにそれでは連載仕事はできない」

編「あなたの生活の話をされても困る」

私「ふつう印税配分は半々ではないですか?」

編「漫画家さんには生活がありますから(キリッ)」

乾いた笑いしかでませんでしたわ(笑)


しょうがないので、キャラ原案やプロットまでは進めていましたが、大元の出版社にはそれらを無償提供した上で、原作の撤退を報告。出版社からは編プロとは別途で追加ギャラの申し出と慰留要請がありましたが、「あの編プロが間にある以上は、いい作品は作れないので」と断らざるを得なかったということがありましたね。

やはり商売として考えた場合は、マネージメントというのがなにより大事になってくると思います。

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