6. アヴェ・マリア
文字数 2,587文字
今回は”聖母マリアへの祈り”もしくは”アヴェ・マリアの祈り”と呼ばれる祈祷文です。
古くには”天使祝詞”なんて雅な名で呼ばれていたこともありました。(平成四年以前はです)
ここでの天使はあのガブリエル…。
なんで、この祈祷文をあげたかというとこれ下準備なんです。
次回は
敬具
めでたし聖寵 充満 てるマリア、
主 御身 と共にましませり。
御身 は女のうちにて祝せられ、
御胎内 の御子 イエズスも祝 せられ給 う。
天主 の御母 聖マリア、
罪人なるわれらのために、
今も臨終の時も祈り給え。
アーメン
Hail Mary, full of grace,
the Lord is with thee;
blessed art thou among women,
and blessed is the fruit of thy womb, Jesus.
Holy Mary, Mother of God,
pray for us sinners,
now, and at the hour of our death.
Amen.
聖なる哉 !、汝マリア。
あなたは、神の寵愛、溢れんばかりにして、賜 われり。
主、あなたと伴に、座 しませる…。
あなたは、女の内にあって、神よりの祝福適 ひたる方、
人にあって、まさに奇跡の結晶 と呼ぶるに相応しき存在かな!。
あなたの子宮の実たるイエズス、その結実こそが、祝福ありけることの証 なり。
神の母となられけるの聖マリアよ!。
未だ、流刑の罪人の身たる、この我らヒトの子らの為に、(神に)祈ってください。
今の、このときに!、(御救 ひと導 きの到来、その恵みあらんことを…。)
そして、死たる終焉を、まさに迎えんとす、
そのわずかに残された、最後の猶予の瞬間にても!。
(帰還のお許しが、与へられて、あらんことを…。)
アーメン。
尊 き方 、汝 マリアよ。
栄光 に満 ちて、そに汝 は充 ち溢 れして…
御子 が、現在 、貴方 の内 にて、在 しまする…。
天子 の母君 と、なられたるマリアよ!。
貴方 はなんと偉大 なる方 であられることでしょうか!
まったき清 き乙女 であったればこそ、
貴方 は女達 の内 より、選 ばれたる。
貴 き御方 、神 の子 たる方 を、
貴方 は、恵 み深 くも、託 されてある。
御胎内 に結 ばれ、そして息 づひてある、その尊 き実 と伴 に、
この地上 における、あらゆるすべての生 ある物 たちが、
今 に命 あるすべての人 の子 たる者 たちが、
貴方 に向 けて、感謝 の思いを、その言葉 を、
そして貴方 が、神 のことを思 って、捧 げてきたる、
そのすべての献身 を、賛美 するべく、
歓喜 の声 を、大 にして、あげてあることでしょう…。
天子 の御母 たる、聖 マリアよ!
罪人 として、この流刑 の地 にある我 らヒトの子 らの為 に、主 に祈 って下 さい。
今 に、守 りと、また救 いを、導 きを、
そして無情 の死 たるが、我等 を訪 れる臨終 の、その死 の間際 におひては、
御國 への帰還 、その許 しが、いただけん、給 われて、ありますようにと…。
アーメン
https://www.youtube.com/watch?v=66zUY8UZn4M
https://www.youtube.com/watch?v=w7RV9zJywh0
https://www.youtube.com/watch?v=QvEQ8pw84mg
補足:
Re:三分構成
最初の二行はガブリエルより
次の二行はヨハネの母のエリザベツ
最後の二行は誰のものか分からない。信者としての総意なのかもね。でもここが肝。
Re: 「ウラジーミルの聖母」
本稿に使用したイコンは、ただのイコンではありません。
ダビンチのマリア作品を上回っている。これは個人的な感想でしかありませんが…。
何故だかは分かりません。でもそう感じます。あまりに訴えるものがありすぎるのです。
Re: ロザリオ
丹精込めて作らなきゃなきゃならなくなった。
『やれ!』って、○○美ちゃんが…。
多分、今マリア様と
伝統的キリスト教文化、その圏外の人間がやるのです。
さぞやユニークなものになることでしょう。自分にとっては挑戦でしかないが。
なんせ私は…
あっそうそう、一番下のは[意訳byMe]です。
実際の口誦では一番上の文語体しかあり得ませんが。まあ自分のは一助として。
その文語のやつも、ちょい変えたけどね…。
二番目のも改訳しました。なんか訳が本文より逸脱したものになってたので…。
自分としては文意の方に寄せたつもり。(21.8.5)
Re: Salve Regina
Salve regina, mater misericordiae
耳傾けて聴きたまえ、女王よ、憐れみの聖母よ聴きたまえ
vita, dulcedo, et spes nostra
私たちの生命、喜びにして希望なる女王よ、祈りに耳傾けたまえ
Ad te clamamus exules filii Hevae
あなたに向かって私達は声を高くして歌っています 追いやられたエヴァの子供達は
Ad te suspiramus
あなたへの吐息を
gementes et flentes
嘆き悲しみ泣いている私達は
in hac lacrimarum valle.
この尽きることない涙の谷でついているのです
Eia ergo
あゝどうかそれ故に
advocata nostra
私達をとりなす方よ
illos tuos misericordes oculos
あなたのその慈しみの目を
ad nos converte.
どうか私達へと向け直したまえ
Et Jesum benedictum fructum ventris tui
そうしてあなたの祝福された胎の実、イエスを
nobis post hoc exsilium ostende.
私達の前に、この流罪の終るそのときには立たせたまえ
O clemens O pia
あゝ心優しく敬虔にして
O dulcis virgo Maria.
甘美なる乙女、マリアよ
https://www.youtube.com/watch?v=_uj8h4SCsnE
古くには”天使祝詞”なんて雅な名で呼ばれていたこともありました。(平成四年以前はです)
ここでの天使はあのガブリエル…。
なんで、この祈祷文をあげたかというとこれ下準備なんです。
次回は
ロザリオの祈り
をやります。実践的なガイドになるよう努力します。敬具
めでたし
罪人なるわれらのために、
今も臨終の時も祈り給え。
アーメン
Hail Mary, full of grace,
the Lord is with thee;
blessed art thou among women,
and blessed is the fruit of thy womb, Jesus.
Holy Mary, Mother of God,
pray for us sinners,
now, and at the hour of our death.
Amen.
聖なる
あなたは、神の寵愛、溢れんばかりにして、
主、あなたと伴に、
あなたは、女の内にあって、神よりの祝福
人にあって、まさに
あなたの子宮の実たるイエズス、その結実こそが、祝福ありけることの
神の母となられけるの聖マリアよ!。
未だ、流刑の罪人の身たる、この我らヒトの子らの為に、(神に)祈ってください。
今の、このときに!、(
そして、死たる終焉を、まさに迎えんとす、
そのわずかに残された、最後の猶予の瞬間にても!。
(帰還のお許しが、与へられて、あらんことを…。)
アーメン。
まったき
この
そして
そのすべての
そして
アーメン
https://www.youtube.com/watch?v=66zUY8UZn4M
https://www.youtube.com/watch?v=w7RV9zJywh0
https://www.youtube.com/watch?v=QvEQ8pw84mg
補足:
Re:三分構成
最初の二行はガブリエルより
次の二行はヨハネの母のエリザベツ
最後の二行は誰のものか分からない。信者としての総意なのかもね。でもここが肝。
Re: 「ウラジーミルの聖母」
本稿に使用したイコンは、ただのイコンではありません。
ダビンチのマリア作品を上回っている。これは個人的な感想でしかありませんが…。
何故だかは分かりません。でもそう感じます。あまりに訴えるものがありすぎるのです。
Re: ロザリオ
丹精込めて作らなきゃなきゃならなくなった。
『やれ!』って、○○美ちゃんが…。
多分、今マリア様と
同調しての
祈りが現時点においてたくさん必要なのでしょう。伝統的キリスト教文化、その圏外の人間がやるのです。
さぞやユニークなものになることでしょう。自分にとっては挑戦でしかないが。
なんせ私は…
女性たるもの
が頭としては苦手ですからー。www。あっそうそう、一番下のは[意訳byMe]です。
実際の口誦では一番上の文語体しかあり得ませんが。まあ自分のは一助として。
その文語のやつも、ちょい変えたけどね…。
二番目のも改訳しました。なんか訳が本文より逸脱したものになってたので…。
自分としては文意の方に寄せたつもり。(21.8.5)
Re: Salve Regina
Salve regina, mater misericordiae
耳傾けて聴きたまえ、女王よ、憐れみの聖母よ聴きたまえ
vita, dulcedo, et spes nostra
私たちの生命、喜びにして希望なる女王よ、祈りに耳傾けたまえ
Ad te clamamus exules filii Hevae
あなたに向かって私達は声を高くして歌っています 追いやられたエヴァの子供達は
Ad te suspiramus
あなたへの吐息を
gementes et flentes
嘆き悲しみ泣いている私達は
in hac lacrimarum valle.
この尽きることない涙の谷でついているのです
Eia ergo
あゝどうかそれ故に
advocata nostra
私達をとりなす方よ
illos tuos misericordes oculos
あなたのその慈しみの目を
ad nos converte.
どうか私達へと向け直したまえ
Et Jesum benedictum fructum ventris tui
そうしてあなたの祝福された胎の実、イエスを
nobis post hoc exsilium ostende.
私達の前に、この流罪の終るそのときには立たせたまえ
O clemens O pia
あゝ心優しく敬虔にして
O dulcis virgo Maria.
甘美なる乙女、マリアよ
https://www.youtube.com/watch?v=_uj8h4SCsnE