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文字数 562文字

夕ご飯を食べても味気無い。

お母さんに
「どうしたの?」って心配されたくらい。

お母さんに心配されるまでの事は最近無かったところの今日のところ。

弟の小学生の和磨(かずま)は入っている柔道クラブの合宿の事で何やら真剣に話してるけど、
それも大して耳に入らない。

夕食を食べ終えて自分の部屋に戻って
ベッドにうつ伏せになってうずくまる。

実はナオトくんの実家の電話番号なら知っている。

地域の連絡網にお父さんの名前が乗っている。

家族なら地域の集まりで時々電話してるくらい。

電話をかければ出てくれるんだろう。

だけどナオトくんからかけてくれれば良いのに。

私の気持ちに気づいてくれれば連絡してくれるはず。

気付いてくれないし心配してくれないってヒドい。

ワガママにもそんな風に考えてしまう。

でもそれでも好きなのは確か。

上機嫌に笑うナオトくんの顔が心の中で夏のお日様のようにまぶしく輝いている。

それはそのまま私に忘れさせてはくれない。

やっぱり好きだからってそうなるんだろうね。

甘く優しいのは恋愛、でも胸が切なく痛むのも恋愛。

さっき夕飯のおかずのフライパンでちょっと焼き過ぎのハンバーグが苦いのにも気付かずに食べ切れたのは良かったけど。

その後お風呂に入ってお風呂上がり自分の部屋で感じていた夏の夜風はちょっと涼しく
心地良くて眠気を誘い、
すぐに眠ってしまった。

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登場人物紹介

のあ ...主人公。明るくマイペースな女子。中学2年生。

ナオト...主人公に家が近い。気まぐれでマイペースな男子。高校2年生。

みさき...主人公のあの親友の女子。

達弥...主人公のあの同級生男子。


気になるニャ♪

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