二話 「地面に埋まった自由の女神像の意味するものは」
文字数 1,396文字
そう。聖光気とおぼしき凄まじい輝きのオーラを放つその人は、何を隠そうこの地におけるササーキの母親だった。
(聖光気が分からない人は幽遊白書を読もう。そっちの方が面白いはずだ)
魔王打倒、それこそが勇者の使命である。
勇者に怠けている暇などないのだ。
文字数 1,396文字
そう。聖光気とおぼしき凄まじい輝きのオーラを放つその人は、何を隠そうこの地におけるササーキの母親だった。
(聖光気が分からない人は幽遊白書を読もう。そっちの方が面白いはずだ)
魔王打倒、それこそが勇者の使命である。
勇者に怠けている暇などないのだ。
佐々木隼人(通称ササーキ)
本作の主人公にして、魔王打倒を夢見る異世界転生勇者。もとは栃木に住む無職のおじさんだったが、母親の作った夕飯を食べている最中に謎の死を遂げる。
それからなんやかんやあって魔境グンマーランドに降り立つ。ちなみに容姿はおじさんのまま。
好きな食べ物は卵かけご飯。
決め台詞は、「胃が痛い」。
基本的に優しい性格をしているが、それ故に人と上手く打ち解けられない一面もある。女性と話すのは特に苦手。
いつか元の世界に戻り、故郷のおふくろに孫の顔を見せてやりたいと願っている。
ネタバラシおじさん(通称タバラ)
どこからともなく現れた謎のおじさん。ことあるごとに物語の核心を突いた鋭い指摘をする。
実は彼自身がササーキの特殊スキルであり、実はササーキにしか見えない亡霊でもあるという初期設定を持つ。(しかしその設定は一瞬にして灰となった)
意外とロマンティックな一面もあり、エッチなことは少し苦手。パンケーキ屋さんの情報だけは詳しい。
グンマーランドにあるショッピングモール、ジャッコスに行くのが趣味。いつの日か表参道でカフェ巡りをしたいと夢見ている。
決め台詞は、「いったん寝てみましょう」。
ゾンビ
ごく普通の平凡なゾンビ。なんの前触れもなく登場し、しれっとササーキたちの仲間になる。意外と博識。意識は常に高くありたいと思っているため、流行には敏感で、世の中の動向にはアンテナを張り巡らせている。
自身が運営しているブログの事を記事と呼び、日々ネタ探しに奔走する。最近買ったMacbookは一番の愛用品。
尊敬する人物はスティーブ・ジョブズ。
好きな言葉は『コミット』、『スキーム』、『シナジー』など。