はじめに
文字数 653文字
『ル=グウィンの小説教室』の「はじめに」のポイントをまとめて挙げておきます。
いきなりすごく役立ちますー。
ポイントその2:本書の課題は、順番にやっていってください。(1から10へ)
ポイントその3:自分の書いたものをぜひ音読してみてください。
ポイントその4:文章力をつけたかったら、名作を模倣してみましょう。(練習として)
(『ル=グウィンの小説教室』より)
学校で習う文章は、たいてい、情報を伝えるため、説明するための文章です。
それと、小説の「語り」とは、違います。
言葉を正確に使うという点は共通していますが、この本では「物語を語る」ときに固有の問題をあつかっていきます。
ポイントその4の補足:
他人の文章を自分の文章として偽造して使うこと=盗作、剽窃(ひょうせつ)は、ひじょうにいけないことですが、そうではなくて、練習として古い名作(古典)を模倣してみるのは、とても大事なことです。
最近は「独創性」を「妄信」するあまり、他人の作品、とくに古い作品をバカにして読まない傾向が強いようですが、文章力をつけたかったら、古い良い作品を読んで、まねてみることです。
同時代の人の文章しか読んでいないと、実力をつけるのに、限界があります……。
めっちゃわかりやすい。