第5話 小説を書きたいひとに一番のオススメ本の本棚
文字数 626文字
『密室灯籠』読めばわかるのですが、るるせは学生時代、勉強をしなかったのです。大人になってから勉強を始めたのです。つまり、社会的ルーザーなのです。勉強するなら、教科書を読み直すこと。ただし、教科書が全てではないし、間違ってるというひともいるし、それに教科書が教えてくれないものなんて山ほどあるのです。が、それは「応用」であり、教科書はそれでもなお、基礎であり基本なのです。
るるせは貴重な20代を潰して小説書くための勉強をしていたのです。20代の終わり頃に河出書房新社『文藝』の「文藝賞」でいいところまで行って『文藝』に名前が載ったのですが、それからはまた、鳴かず飛ばずなのです(もちろん別名義なのですよ)。