第96話 『 皇位継承権について 』

文字数 1,176文字

(@高校在学中、政経の授業中に、ノート取るフリして書いていたものと思われる☆)
 (^◇^;)


【聖白都(ルア・マルライン)国皇朝】

              
(美芸皇ミアマスルナ)
−−(兄妹)−−(前斎宮マデラガリナ)
                     
(第七代)
    |            |
 危機皇マダガラル−皇太子マリトウィク   |聖白都公
  =仙女皇セイラ  =斎宮マリマイニャ皇女−ミアマテルダー
     |               |  =クルナド王女
皇太子−−−皇女−−−−−皇子    ミアマルーセリナ |
マリシアル マーライシャ マリセトウィト        |
                            |
             公子−−クルナド国王−−近衛隊長
         ヨリスリルト  ダリナマルテ  デアマリリト

(※赤と青で皇位継承順位が書き込んであるんですけど省略☆)


【西(モルナス)皇朝】
         |
   西朝廷八代皇ボルデア−太子−女−女−女−クンテル残忍公
   ||   ||   ||
  妾妃  皇妃   皇后
サルカナ ラフィエラ デーヴァルナ−−ヨードラ太子弟
   |   |   |
  皇子   皇子  皇太子クアロス
 マデイラ ネイマス


 赤字は皇及び女皇が死亡した場合の皇位継承順位、青字は西皇死亡の際のものである。
 マルラインでは現皇から数えて5親等、モルナスでは太子から数えて3親等の者までにしか継承権が認められていない事が、かつての大休戦条約の際に定められており、

 その他に、

 1) マルラインはモルナス皇家の女性に対する継承権認定を
   極力控える。

 2) モルナスは、原則として女性(マルラインの成員も含む)
   の皇位継承権を認めない。
   (ただし順延されている両皇家間の婚儀が成立した暁には、
   この大原則は全面撤廃のこと……が、マルライン側の絶対
   条件。これのおかげで話がまとまらないのである。)

 3) 皇位継承者は言うまでもなく大地女神マリアンドリームの
   血を濃くうけつぐ者でなければならず、婚姻によって皇家
   に入った者にも直接的な継承権は認められない。
   (女皇(めのきみ)・男皇(おのきみ)には無論なれる)。

 4) モルナス皇位を継ぐ者は皇妃腹以上の者に限り、
   またマルライン側に継承者を求める場合、妾腹
   (あまり考えられない事だが)でも母親の身分
   血統が正しければ嫡子と同等に扱う。
   (マルライン側はこの項 承認せず)。

等々、種々雑多な問題が考慮に入れられる。上の例図は大異変の際の諸侯会議後、皇子マリセトウィトの誕生を口実に両皇家間で極秘のうちに更新されたものである。
 
 
 
 
 
                   初代王マルドリスタン


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