メッセンジャー(2017)

文字数 1,494文字

今回紹介する「メッセンジャー」という映画は、同名の日本映画があるんだけど、それとは違う2017年版のアメリカ映画だよ
2016年には「パッセンジャー」という映画もあったよな。日本での公開は2017年だったか?
今回紹介する「メッセンジャー」と、君のいう「パッセンジャー」。どちらも2017年に公開されたSF映画だね
「パッセンジャー」に関しては後日触れるとして……。この「メッセンジャー」、ネットの評価はボロクソなんだけど、個人的には好きな映画なんだ
B級映画と言われれば否定はしないけど、理解力のない的外れな批判も多くて、困っちゃうね
珍しく強気に語るじゃねーか。

どんな映画なんだ?

結末をぶん投げた映画です
おいおい
けどね、未知なるものへの探究心や、人間の知的好奇心は時に愛を超えるというテーマも描かれていて(と思われる)、好きな人は凄く好きな映画です
タイトルから察するに、宇宙からのメッセージが関係してくるのか?
そう。太陽系内にある3つの星から、同時に音楽ともとれる通信が届く。その解析のため、主人公は宇宙船で10年に及ぶ調査に出るんだ
超重要ミッションなのに1人で行かされたり、登場人物の少なさやアクションのなさなど、ツッコミどころと低予算感はあるものの、面白そうな導入ではある
単独で宇宙へ調査にでかけるのか
死ぬかもしれない、10年も会えない。

そんな理由から妻は反対するも、結局は背中を押してくれる

過酷なのは行く方だが、残される側も辛いよな
基本的な構成は


・星に着くまで冷凍睡眠

・起きたらAIと会話して、寝ている間に届いたメッセージのチェック

・信号の発進地点に着陸し、物資と氷片などのサンプル回収

・動画に取り、NASAへ報告

・解析中に妻とのメッセージなど、夫婦のやりとり

解析が終わり、生命に関する情報が出たり出なかったら


という感じ。AI、宇宙船、星の探索、というワードが好きなら楽しめるシーンだよ

逆にいうと、そこに興味がないと眠くなりそうだな
主な批判はそこなんだよね。この映画の魅力を楽しめない人には向いていないだけなんだ
中には、食料がもたない!

なんて的外れな批判もあるけど。冷凍睡眠なので歳はとらないし、飯もいりません。SF初心者め!

なんで今回はそんな攻撃的なんだよ
中国も競うように宇宙へ飛び出していて、主人公の家にハッキングして妻にストレスを与えるシーンなんかもあって。だけど、主人公とは別ルートを通った中国の船が事故で全滅するんだ
ますます奥さんが不安になるな
だけど主人公は困難を乗り越え、各星で謎の球体を回収していく。その球体からなんらかの通信が放たれているんだ
球体の正体と、作った人物をさぐるのか
ラストでは、行くのに36年かかる場所から、球体に向かってメッセージを届けている知的生命体の存在が明らかになるんだ
まさか、奥さんを置いて向かっちまうのか?

36年って、主人公は冷凍睡眠だからいいが、奥さんはどうなっちまんだよ

当然奥さんは帰ってきて! と言うし、NASAも球体を持ち帰れと言うけれど、主人公は知的好奇心に負け旅立ってしまう
時に人間の知的好奇心は、愛をも凌駕するというわけか
ただ、映画はそこで終わるので球体の正体や、宇宙人との接触シーンはなし。未知なるものへの探究心を描くという意味では、あえて謎を謎のままにするのもわかるけど
結末もちゃんと描いてほしかったなぁ、というのはある
なるほど。

人を選ぶし結末はアレだが、好きな人は好きという映画なわけか

個人的にはかなり好きです
※修正しました

hosiazuazu

「アパートの鍵貸します」「三十四丁目の奇蹟」あたりは好き。

「市民ケーン」は観たことないや(´・ω・`)

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登場人物紹介

ミユ


スイーツが大好きな女子高生。

好きな映画は「ペイ・フォワード 可能の王国」「ズートピア」「パディントン」。

マオ


ツッコミとボケの二刀流。だけど案外常識人な女子高生。

好きな映画は「ショウタイム」「トランスポーター」「アベンジャーズシリーズ」。

星崎梓


おバカ。

好きな映画は「レディ・プレイヤー1」「主人公は僕だった」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。

星崎ゆうな


梓の妹。好きな映画は……?

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