第4話   だんじり祭り 4

エピソード文字数 5,008文字

 ※

 

 魔樹と女の子四人を先頭に、美優ちゃんと華凛に群がる男子五人は屋台を見ながら歩いていく。


 ちらちらと俺達の様子を伺う魔樹。

 大丈夫だって。心配すんな。


 それよりも女子に四方を囲まれて、色々と食べ物を食わされるあいつを見ていると、やたらほっこりする。

やっぱ祭りに来たら、コレを食わないと
そうだね。僕もちっちゃい頃から屋台の焼き鳥好きなんだ
 西部真鍋コンビは「焼き鳥」を食べながら進みだすと、美優ちゃんや華凛にも勧めている。
黒澤も食えよ。これ食って美味いと思うなら、お前ももうだんじり好きを名乗ってもいいぞ
 そりゃ別にだんじりは関係ないだろ。そう思っていると、高坂や梶谷コンビが美優ちゃん達に奢っているというシーンへと移行していた。

ちょ! 梶やん。俺にも奢れよ。

女の子だけに奢るなんざ下心満載すぎんだろ

何でてめーに奢るんだよ。もう食っただろ?
あ、俺は食ってないけど……
まてよ黒澤。お前に奢る理由が見出せない。妹さんはいいけどさ……

 ぐぅっ……っと悔しい顔をしながらも、当たり前だと思った。

 男が男に奢ってもしょーがねぇからな。


 楓蓮だったら「食べたい~きゅんきゅん」とか言えば奢ってくれるのだろうか。まぁ俺が人に媚びる事はしないので、絶対言わないだろうが。



 男と女。どちらも異性に対しては優しいもんさ。それは全世界共通である。

 まぁ俺の場合。その意味をようやく理解したのが半年ほど前だからな。

ありがとぉございます!
お兄ちゃん達。ありがとうございます!

 美優ちゃんと同じく元気な挨拶をする華凛。

 よく出来ました。貰える物はもらっておけば良いだろう。


 そんな時、西部に引っ張られると、小声で俺に囁きかけてくる。

なぁ黒澤。出来れば……白竹さんとのツーショットをセッティングしてくんね?

みんな順番こでさ、意見が一致してんだよ

 ここぞとばかりに頼み込む西部であったが……
悪いが、それは出来ない
 即答で返すと、その状況が掴めないのか、暫くしてから西部は再起動しだした。
んだと? てめーばかりいい思いしやがって
そうじゃない。俺に頼むのはお門違いだ。魔樹に聞けよ
王子の方が関係ないだろ。女子を全員攫いやがって 。
俺は別に白竹さんだけでいいけど。だから頼むよ黒澤
 まぁお前らの言いたい事も分かるが……

俺は魔樹に護衛を頼まれてるんだって。

こんな場所なんだ。白竹さんと二人だと確実に絡まれるぞ。怖いにーちゃんが来ても知らないからな

あぁ。その可能性はあるね

 どうやら西部達の頭には「絡まれる」と言ったシチュエーションは考えていなかったらしい。


 お前は気づいてないかもしれないが、美優ちゃんを見た男達は、必ず立ち止まったり、ぼけーっと見てたりしてるんだぞ。

 俺達が彼女の周りで群れてるから、声は掛けてこないが、ガードマンがいなくなればすぐに寄ってくるだろう。

別にみんなで楽しめばいいじゃないか。ね? 白竹さん
うんうん! そです。みんなで一緒に遊びまする
 美優姫が頷けば、他の男達も納得せずにはいられなかった。
あ、魔樹お兄ちゃんが金魚すくいやってるよ
 そんな華凛の声に前方に視点を戻すと、女に囲まれた状態でマジで金魚すくいをやってるじゃないか。
よし! 俺らもやろうぜっ!
お兄ちゃん。私もやりたい
おうっ! お前もやってこいよ
わ、わたひもやりますっ!
よ~し。じゃあ俺白竹さんの横で。

うんうん! どうせならみんなでやろうよ!

はい。妹さん。こっちでどうぞ

 一気に俺たちのハートを掴んだ金魚すくい。

 屋台の前にずらりと並ぶと、クラスの連中だけでその店舗が貸しきり状態となった。


 ※

わぁっ。魔樹くん凄いっ!
 魔樹をベタ褒めする米山さん。彼女だけは既に二人の世界に入っているようだ。
何でも出来るのですねっ。すんごい早いしっ
私もやってみようかな。
さおりん。ちょっと場所変わって。
は~いはいはい。は~いはいはい。どぞどぞ~~。
も、もうちょっと離れて欲しい

 魔樹を中心に左右と、背後に二人。

 どこかのバスケのフォーメーションみたいだ。

よ~し。ここで王子に勝ってこそ。世界は変わる

 たがが金魚すくい程度で……


 だけどこういう西部って、マジでやる気なのか、傍から見ていて微笑ましく思う。

おおっ。マジ妹ちゃん? 上手くね?
えへっ!
わぁっ。華凛ちゃん。やるじゃないでしか。私も金魚すくいには自信があるのでしゅ

 美優ちゃんが? これは面白そうだな。

 

 だけど華凛も俺も、金魚すくいは相当な実力の持ち主なんで、そうそう簡単に負けはしないだろう。

うわっ。むずっ。あんだよこのでかい金魚は 。規格外すぎっだろ!
やっぱり。一番最初に終わるのは西部だったね
うっせーよ!
明らかに大きすぎる金魚がいるよね。無理だよあんなの
 早速西部と真鍋が沈没すると、梶谷くんも水槽の底にいるおたまじゃくしにポイを破られる。

だぁ~~っくそ! 

変なヤツがいるから取ろうと思ったら……返り討ちにあったぜ。

 でかい金魚に、でかいおたまじゃくし。

 こいつらはポイを破るのが仕事だからな。屋台のおっさんのほくそ笑む顔が物語っているぜ。 

黒澤。あいつを倒してくれ。あのでけー金魚
よ~し。じゃあ俺はあいつを……捕獲すっか
無理だろあんなの。重量オーバーすぎっだろ
 などと普通の金魚すくいとは違う遊びに走ろうとしていると、ミユマキの上手さにクラスの面々が驚いていた。

なんだが、極めてない? 手つきが違うというか……

本当に金魚をすくっている。そんな感じがします

だよね。なんかもう他の人と違うもん
金魚すくいは昔からやっててね。結構自信あるんだ

はぁん! また王子スマイルを見ちゃったぁ。

何だか私には……ちょちょっと優遇されてる気がする


ああっ。こ、こんなの。勘違いしちゃうっぽい!

なんでだろ。沙織にはやたら愛想が良い気がする。
いちにーぴょん。 いちにーぴょん。

 あの掛け声はなんだろうか。まぁタイミングを取ってるんだろうけど。

 それにしても美優ちゃんもクネクネしながらも上手いな。

白竹さんだって負けてない。というか、みんな上手すぎるよ

待て待て。妹ちゃんも……すくい過ぎだっつーの!

おわんの中が金魚だらけだって

 おおっ。ミユマキちゃんもやるじゃねーか。華凛と互角だとはな。


 本当は勝負したい所だが、俺にはポイハンターであるデカ金魚とおたまじゃくし(尾を入れると十センチくらい)を倒さねばなるまい。

よ~し。みんなで全部取っちまおうか

 俺の号令の元、ミユマキちゃんはそのまま続行し、俺のパートナーである華凛とタッグを組んで、まずはデカ金魚捕獲作戦を開始する。


 ぶっちゃけ。ポイの紙の部分で受けきる事は出来ないので、枠のプラスチックの部分で、一気に引き上げるのだ。


 華凛が端っこにデカ金魚を誘い込み、俺は枠の部分で金魚を捕らえると、一気に水槽から引き上げる。

 すると七センチはあるデカ金魚は、俺の入れ物に吸い込まれた。

お前……やるじゃねーか
西部の仇は取った。今度はあいつだ

 何故おたまじゃくしが金魚すくいにいるのか、いつも疑問なのだが、水槽にいるのなら捕獲せねばならぬ。


 こいつは……予測できない動きをしやがるのでイレギュラーが多い。

 だけど重さ的にはデカ金魚よりマシなので、一人でも捕獲可能だ。


 ちょっと突いて、水面の近に誘導すればあっさり取れる

マジか? 取れるのかよ!
ふはは
すげ~~~! 妹ちゃん! それ。取っちまう?
俺の仇を取ってくれてありがとう!
あはっ!

 華凛は一人でおたまじゃくしを倒しやがった。

 男性陣やら、女性陣にも絶賛される華凛。さすがに笑顔になっちまうよな。


 俺達は本当に……金魚すくいだけは上手いんだよ。祭りの日はいつも二人でやってたからな。



 俺もデカ物ばかりを狙っていると、水槽にいる金魚が残り少なくなってきた。


 既にミユマキの入れ物も金魚だらけで三杯目となっていた。あれじゃ流石に金魚も可哀想だ。

よ~し。全部取りきってしまおうぜ
いけそうだね。
あふっ。全部取れそおです! こんなの初めてでしっ!

 そうなんですね。

 俺達二人でグランドスラムは結構やってますよ。

あともうちょい!
すご~い! 水槽にいるのを全部取るって……初めて見るかも

うぉ! 最後のでかいやつも黒澤が仕留めちまった。

これ。マジで全部取れるんじゃね?

すご~い! こんなの初めて見たよ。

 既にデカ物もいなくなった今、楽勝である。


 この頃になると、後ろにいるギャラリーも増えてくる。

 というのも水槽にいる金魚がもういなくなっちまってるからな。


 そして……

おめーら。上手いなぁ。商売になんねーよ


参りました。

 屋台のおっさんに泣きが入った時点で、水槽にいる金魚が全て捕縛される事態になっていた。


 黒澤家と白竹家の協力プレイでの完全勝利。


 これには見ず知らずのギャラリー達にも拍手されると、俺達は無性に恥ずかしくなってしまう。

凄いね。魔樹くんにこんな特技があったなんて
いやいや。黒澤や華凛ちゃんにもビックリしたよ

俺たちと互角なんてやるじゃねーか
うんうん! おねーちゃん達上手いっ!
全部取っちゃうなんて、あふっ! 面白かった

 全員がご満悦。ニコニコ笑顔で屋台のおっさんに手を振るのであった。


 こんな場所で、金魚すくいのスキルが役立つなんて思わなかったぜ。

 ※



 金魚すくいが終わり、俺と華凛は焼きそばを食らいながら、みんなの後を付いて回っていた。


 ぶっちゃけみんなと遊ぶよりも、屋台で楽しむ方に重きを置く兄妹であった。


 男女とも果敢にミユマキをつけ回すが、二人ともあまり興味が無いようで。ってか全然無いはずだ。

美味しい! 家で食べるのは違うよね
 華凛もモリモリ食いやがる。あいつに持たせた千円などあっという間である。

大丈夫だ。まだまだ英世はあるぞ! 半分渡しといてやる。


だけど……じいじに感謝だな。マジでありがとぉ!

今度じいじに逢ったら、ちゃんと礼を言うんだぞ

 いつも祭りの日になると、財布にある金を気にしながら、後何回金魚すくいが出来るとか、考えながらやってたからな。


 これだけ英生がいれば心配はない!





 そんな時、女子を引き連れた魔樹がこちらに寄ってくる。

 ってかお前。女子生徒の数が増えてないか?


 最初四人だった気がするが、倍の八人になってるぞ。

 全然知らない女子もちらほら見えるんだけど。


黒澤。ちょっといい?
 強引に連れて行かれると、美優ちゃんが見える場所で小声で話し出した。
ねぇ。どうにかしてよ。私だって遊びたいのにっ!
ちょ! そんな事言われても、どーしようもねーだろ?

どうすりゃいいんだよ。お前から女子生徒を引っぺがすなんて出来ねーよ。

むっさい男達に興味なんて持ってくれんぞ

んん~~~! どうしよう……助けてよ!

なんだか人数が増えてるし。知らない子もいるし。もぉ~~~!

分かったから! 美優ちゃんと何か考えてみるから
 もぉ~~! とか言い出す魔樹に噴出しそうになったぜ。
魔樹くんが黒澤にベッタリしてるって……どういうこと?

魔樹王子が黒澤を頼りにしてるような……


黒澤くんと白竹さんはあんなに仲がいいのね。


魔樹王子×黒澤もアリだわっ。

 どうでもいいが。女子生徒の目が厳しい。

 米山さんはともかく、まさかの坂田さんまでもが……目が笑ってねーから。

 ってかお前絶対、魔樹と仲いいだろ? って顔してやがる。

 やばい。女の子連中の顔が恐ろしすぎる。

 ああっ……こういうシーンを見るといつも思うんだが、



 人に好意を持つのは大いに結構。

 でもさ、それまで友達だった奴とも気まずくなるのって……見てるのもつらくなる。

 まぁそれだけ本気って事なんだろうけどさ、俺にはちょっと理解出来ない。



 いや……分かってるんだ。俺が間違っているのは。

 これが普通なんだ。どこの世界でもこういう争いは当然なんだと。




 でも。俺ならきっと……友達との関係に重きを置くだろう。

 恋愛感情なんて、今まで諦めていた部分もあったから、 

 俺の中では、恋愛よりも、友好関係の方が大事に思えるんだよ。




 そう思うのもきっと……

 俺が、男でもあり女でもある、入れ替わり体質なのだから。だろうな


 

 さて、どうしたものか。魔樹から女の子をひっぺがすのに何かいい案は無いものか。

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登場人物紹介


 ★登場人物でも若干のネタバレを含みます。第一部からお読みいただきますようよろしくです。

 ★逆に第二部の登場人物を先に読んでから、第一部をお読み頂きますと、別の意味で楽しめます。

 

 ★読者視点は神視点。登場人物の心の声も聞こえます。(フキダシの色がこの色)

 ★ 黒澤 蓮 くろさわ れん


 本編の主人公。高校一年

 男女入れ替わり体質。
 
 弟の凛と共に、新天地で新たに生まれ変わろうと、楽しい学校生活を送ろうとする。友人作りに重きを置き、人との付き合いにはとても慎重である。


 自分自身の事よりも、仲間の為ならば凄まじく有能になる。

 ★ 白峰楓蓮 しらみね かれん


 蓮の女性の姿。類稀なる美少女だが本人にはあまり自覚がない。


 外部には黒澤家の親戚(蓮の姉)となっている。

 楓蓮では世間との関わりあいを最小限にしてきたが、徐々に一人の女性として目覚め始める。

 

 自分を理解してくれる人間が増えるたびに楓蓮は飛躍的に成長してゆく。  

 ★ 黒澤 凛 くろさわりん


 小学校六年生

 男女入れ替わり体質。

 

 兄である蓮を慕い、とっても素直で女の子のような性格。
 ことある毎に兄に甘えてしまい、いつまで経っても、子供のままなので、蓮は凛の将来をとても心配している。

 

 二部中盤で凛オンリーの章があります

★ 白峰 華凛 しらみねかりん


 凛の女性の姿。

 外部との接触が無いので、彼女の存在を知るのは黒澤家の秘密を知るものだけ。

 楓蓮と違い、おしゃまさん。

★ 黒澤 玲斗 くろさわ れいと

★ 白峰 麗華 しらみね れいか


蓮や凛のお父さん。ただいま遠方で仕事中。

麻莉奈や平八。ティナとは大親友。


後半から再び登場します

★ 美神聖奈 みかみせいな


 高校で蓮と同じクラスとなる。実は小学四年生までの幼馴染。

 容姿端麗。成績優秀。運動神経抜群。リーダーシップ抜群。お金持ち。


 高校当初から蓮と関わりを持ち、お互いに影響されてゆく。無二の親友?

 記憶喪失だったが、徐々に昔の事を思い出してゆく。


 二人目の主人公。

★ 平八 へいはち 


 聖奈専属の運転手。

 黒澤家の秘密を知っており、蓮の親である麗斗(れいと)とは旧知の仲

 おっぱい職人。ツイッタのフォロワーは10万以上の有名人。

 作中でも最強だと言われるが……

★ 白竹 美優 しらたけ みゆう

 

 男女入れ替わり体質

 蓮と同じクラスとなる。ピンクの髪が目立つ美人。とても内気で、語尾が変になる。

 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は魔優と入れ替わっている

 歌が上手く、全国でも有名な絵師でもある。(エロ同人が本業)

 

 三人目の主人公。 

★白竹 美樹 しらたけ みき


 白竹美優の男性の姿。

 外部では白竹魔樹と名乗っているので、彼を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で厨房担当したり、サイクルの都合上、学校でも魔樹として振舞う。

 男の子の身体で遊ぶのが大好き

★白竹 魔優 しらたけ まゆう


 男女入れ替わり体質。

 外部では白竹美優と名乗っているので、彼女を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で接客担当。サイクルの都合上、学校でも美優として振舞う。

 心の中は女の子なので、こちらが真の姿となる。

 四人目の主人公

★白竹 魔樹 しらたけ まき


 魔優の男の姿。外部に知られているのは魔樹である。

 蓮の隣のクラスで、常にクール。成績も良く、空手や合気道を習得。

 学校内では魔樹王子と呼ばれるほどモテる。


 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は美優と入れ替わっている

 乙女ゲー大好きのツンデレ。

★白竹 麻莉奈 しらたけ まりな


美優。魔優の母。入れ替わり体質。


とてもピアノが上手く、蓮はプロの犯行だと断定。

双子の母だけあり、とても美人だが色々とヤバい人。

男の姿は、でかい上にマッチョらしい。


★ じいじ


 白竹家のおじいさん。喫茶店のオーナー。

 小太りでツルっぱげ。チョビ髭が可愛い。

 厨房担当で楽しい事があると、その場でクルクル回りだす。

★ 染谷龍一 そめやりゅういち


 男女入れ替わり体質。

 蓮と同じクラスとなり、前の席という事で付き合い始める。

 わりと積極的で、クラスでも人気がある。

 楓蓮に一目惚れし、ずっと彼女を追い求める。

 オムライサーでありポニテマニア。

 

 五人目の主人公

★山田 龍子 やまだ りゅうこ


 龍一の女性の姿。

 楓蓮を追って同じ喫茶店で働く事になる。全国でも有名な山田組の人間。

 ケンカが強く、蓮も認めるほど。

 楓蓮に近づく男を排除しようとする俺っ子。

★山田 虎子 やまだ とらこ


男女入れ替わり体質。龍一の弟(妹)

全国統一を夢見る女の子。既にチームを結成しており、チームヴァルハラと名づける。

口調はキツいが、兄弟には頭が上がらない。

デコトラならぬデコチャリで街中を暴走する。

★染谷 翔一 そめや しょういち 


男女入れ替わり体質。龍一の兄(姉)

龍一が恐れる唯一の兄貴。百人でかかっても勝てないらしい。

ただいま、新婚生活真っ最中。

★染谷 桜 (そめや さくら)


 翔一の奥さん。普通の人間。

 とても清楚で大人しそうな美人だが染谷三兄弟は彼女に対し頭が上がらない。

 翔一を女らしくする為、日々調教中。

★百済 紫苑 くだら しおん


 高校二年。軽音部。実家はソッチ系統の百済組。

 楓蓮達と一緒に喫茶店でバイトを始める。関西弁ちっくな喋り方だが、とても優しく後輩想い。

 蓮の同じクラスである、米山まゆこと、坂田沙織は小学校からの付き合い。

 マイブームはマジョリーナちゃん(ミニチュアダックス)を可愛がる事。

★坂田 沙織  さかた さおり


 高校一年。蓮と同じクラス。

 いつもニコニコ。おっとりとした口調でマイペース。

 紫苑と同じ軽音部。ベース担当。

 親が犬のブリーダーで楓蓮に二匹のダックスを譲る。

★ 西部

 蓮と同じクラス。

 事あるごとに蓮に絡んでくるが、その目的は聖奈や美優と接点が持ちたいが為である。

 ツイッター名では「モントゴメリー」。おっぱい職人を神と崇める。

★真鍋

 蓮と同じクラス。西部の友達。

 頭は良く、テストでも上位だが、彼もおっぱい職人を神と崇める。

 ツイッター名は「穴バースト」

★米山 まゆこ (だんじりバージョン)


 蓮と同じクラス。坂田とは昔からの親友で、紫苑は先輩に当たる。

 魔樹王子にベタ惚れてしまい、蓮に紹介してもらえるよう頼んだ。

 バスケ部所属。一年なのに相当の実力を持っている。

★ 三輪 加奈子 みわ かなこ

 

 蓮と同じクラス。坂田沙織の友達で幼稚園からの付き合い。

 男の子同士がホニャララするのが好き。

★ 清原 愛美 きよはら まなみ


 魔樹と同じクラス。米山まゆこと中学時代からの付き合い。

 ちなみに魔樹王子と呼び出したのはこの子。

★ 梶谷


 蓮と同じクラス。西部の友達で小学生からの付き合い。

 バスケ部所属。一年でレギュラー筆頭。

★高坂


蓮と同じクラス。梶谷の友達。

ギャルゲーのアイドルプリンセスをこよなく愛する男の子。

★ 鼻


楓蓮が命名。

その昔、蓮にケンカ売ってきたり、美優をナンパしたり、ろくでなし男であったが楓蓮や龍子にボコられる。だが楓蓮に鼻を治してもらったと勘違いしている。

楓蓮に殴られてから、とんでもなく優秀な男へ変貌する(だがケンカは弱い)

★ヴァルハラメンバー 


 只今メンバーは八人。

 虎子率いるチームヴァルハラメンバー。俗に言う不良だが、楓蓮。龍子。虎子には従順。

 実は全員イケメンレベルだが、とにかく頭も弱く、ケンカも弱い。

 NO表示されており、変なヤツが混じってます。 

 竜王 冴子 りゅうおう さえこ


 高校一年。西部曰く、彼女と美神聖奈。白竹美優を三大美女認定している。

 いつも笑顔。とても愛想が良い彼女だが……

 王二朗曰く、超危険人物。鞄にスタンガンを隠し持ち、女の子を襲うらしい

★ 播磨 王二朗 (はりま おうじろう)


 高校一年。竜王冴子と共に登場。190センチの巨漢であり極道顔。

 とてもじゃないが高校生には見えない容姿に、シルエット姿となっている。

 警官とエンカウントすると、ほぼ職務質問されてしまう。

 ゴリラのモノマネが神がかっている。

★竜王 将哉 りゅうおう しょうや


 萌ゴリと共に現れた男性。とてもイケメンだが萌にナンパーマンであると暴露されてしまう。萌は恋人だと告げるが……楓蓮は最初から将哉を警戒する。 

★稲坂 萌 いなさか もえ


 楓蓮が早朝マラソンに出かけた際に知り合った女性。

 巨漢で筋肉質なので、楓蓮は男だと勘違いするほど。

 とても気さくでしゃべりやすい印象を受けた萌ゴリ。ちなみにラッキースケベ体質。

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