高城さんとのディープキッス
文字数 2,423文字
目を開けたら・・・
すぐそばの椅子に高城さんが座ってる。
王道女学園の制服。難しそうな経営の本を読んでいる。
ぼくはベッドの中。青いパジャマで、部厚い布団と毛布がかけられている。
高級な布団だってすぐ分った。
「起きた?」
高城さんが声をかけた。いつものように平静な表情。
「二十日間、ここにいた。欠勤でほとんど給料でない。
可哀想にね」
ぼくは、ゆっくりと起き上がった。
「もう痛くないでしょう。傷はまだ残ってるし、時々、痛むけど、日常生活は問題ないと思う。
フツーの病院では、そうもいかないけど・・・」
高城さんは読んでいた本を閉じた。
無表情なまま。
「先輩を助けていただいてありがとうございました」
高城さんは、興味なさそうな顔。
「君を殺す訳にはいかないもん」
つまらなそうに言う。
英会話システムをすぐビジネス化しようとしたら、ぼくの力が必要になってくる。
もちろんアウトラインはつくった。あとはほかの人でできないことはない。
でもぼくにやらせたほうが手間が省けるって考えてるんだ。
きっとビジネスのためにほくを助けたんだ。
突然、高城さんがじっとぼくを見た。
まるでぼくの考えてることを見透かしてるかのように・・・
高城さんが椅子で足を組み直した時、白くて美しくなめらかで、そしてどこか強さが感じられる太腿がハッキリと見えた。
ぼく、あわてて目をそらした。
「君さ、通信制の高校に戻れるから!ちゃんとレポート出してね。もともと退学手続きなんかしてなかったから・・・
両親共々無能で君に迷惑をかけるしかできない生徒会長を追い詰める口実。
君だって退学って言われたら、わたしの言いなりになると思ったから・・・
でも退学より、先輩が大切っていうわけだね」
高城さん、ぼくの顔をのぞきこんだ。
「君の先輩が送ったメッセージ。一字一句知ってるから!
学校のルールにも、
<生徒指導上、必要があれば、様々な方法で個人情報の調査、取得も行う>
って明記されている。
君らは文句言えないからね」
自信に満ちた態度だった。だから先輩のスマホを勝手に見たっていいと言ってるんだ。
「今回は知らなかったことにしとく。次はそうはいかないけど」
高城さんはベッドに腰を下ろした。
座った時、また白い太腿が見えた。
ぼく、本当に・・・
ドキドキ・・・
「ありがとうございます」
ぼくは深く頭を下げた。
「ただ条件は呑んでもらうから!君は同意するしかないからね」
高城さんってなにしようっていうの?
ぼく、見当もつかない。
高城さんの言う「条件」ってすぐ分った。
ぼくの両方の頬を両手ではさむ。
「なにするんですか?」
たぶんおびえた口調だったって思う。
「条件一。
質問に答えなさい。
幼馴染を名乗る先輩とどこまでいったの?」
仰向けにベッドの上に倒された。高城さん、上から顏を近づけてくる。
「キスぐらいしたね。
あの無能な生徒会長の君に対する態度。ぜーんぜんフツーじゃないもん。
なにも君にあげられないくせに・・・
自分ひとりの所有物みたいな態度だし・・・」
ぼくの目を・・・
体を・・・
そして心を・・・
しっかり捕まえてくる・・・
「許してください」
それしか言えない。
「許さない。先輩が君に送ったメツセージ。校長に報告してもいいから」
「ごめんなさい」
本当にそれしか言えない。
涙が出てきてた。
「条件一。
報告されたくなかったから、先輩とどこまでいったか、ハッキリ言いなさい」
高城さんの大声!
「いいよ。言わなくたって、ぜんぶ分かるから・・・」
高城さんに、頬を何度もなでられた。
大きくて柔らかい手・・・
ぼくのパジャマのボタン、はずしてくる。
それからインナーをたくしあげる。
ぼくの胸・・・
高城さんに・・・
じっと・・・
見られてるんだ・・・
大きく深呼吸してる。
ぼくの小さな乳首が・・・
高城さんの細くて長い指に・・・
好き勝手に蹂躙された・・・
かすかな痛み・・・
でも体が熱くなってくる・・・
高城さんの大きな手に・・・
ぼくの胸や腹・・・
スーッってなでられる・・・
くすぐったい・・・
笑いたくないのに・・・
高城さんまで・・・
ぼくの顏見て・・・
ちょっと笑った。
髪をなでられた・・・
なんでこんなことするんだろう?
先輩にだって・・・
されたことないのに・・・
高城さんが・・・
長い舌を出した・・・
ぼくの小さな乳首が・・・
高城さんの長い舌に巻かれた・・・
体が!
しびれる!
でも・・・
なんだか心がときめく・・・
ぼくの乳首・・・
ポッキーチョコレートかじるみたいに・・・
口の中で何度も・・・
浅いキズをつけてくる・・・
高城さんが顏を離す。
ぼくの顏見る。
「ほっぺたにキスしてね。軽く口をつけるだけ・・・
それが君たちの純愛ってことだよね」
ほんとにその通りだ。
ぼく、なにも言えない。
「基本、女子ってね。
男子の乳首や胸や肩を噛むのが好きなわけ。
でも君の肌って白くてなめらかだった。
それに乳首も薄いピンク色だった。
君の乳首・・・
いまはわたしの歯型がたっぷりついて血の色になったわけ・・・」
高城さん、フッと息を吐く。
「わたしネ。
君の体のこと、先輩より知ったんだ」
今、ぼくの体は抱き起されて、高城さんの胸の中・・・
「条件二」
高城さんの長い舌が・・・
そのまま、ぼくの口の中に・・・
スーッと・・・
滑りこむ・・・
その時、ぼく・・・
高城さんの目が・・・
一瞬、夢見るようにキラキラと輝き・・・
やさしくぼくを見つめたのを見たんだ・・・
それから先、この目を、ずっと忘れることなんかなかった。
でもすぐにぼくのことを、無表情に見下す冷たい目に変わっていた。
高城さんは美しい。
でもぼくの唇を占領され、舌を捉まえられた時、高城さんの口がずいぶん大きいんだなって分かった。
すぐそばの椅子に高城さんが座ってる。
王道女学園の制服。難しそうな経営の本を読んでいる。
ぼくはベッドの中。青いパジャマで、部厚い布団と毛布がかけられている。
高級な布団だってすぐ分った。
「起きた?」
高城さんが声をかけた。いつものように平静な表情。
「二十日間、ここにいた。欠勤でほとんど給料でない。
可哀想にね」
ぼくは、ゆっくりと起き上がった。
「もう痛くないでしょう。傷はまだ残ってるし、時々、痛むけど、日常生活は問題ないと思う。
フツーの病院では、そうもいかないけど・・・」
高城さんは読んでいた本を閉じた。
無表情なまま。
「先輩を助けていただいてありがとうございました」
高城さんは、興味なさそうな顔。
「君を殺す訳にはいかないもん」
つまらなそうに言う。
英会話システムをすぐビジネス化しようとしたら、ぼくの力が必要になってくる。
もちろんアウトラインはつくった。あとはほかの人でできないことはない。
でもぼくにやらせたほうが手間が省けるって考えてるんだ。
きっとビジネスのためにほくを助けたんだ。
突然、高城さんがじっとぼくを見た。
まるでぼくの考えてることを見透かしてるかのように・・・
高城さんが椅子で足を組み直した時、白くて美しくなめらかで、そしてどこか強さが感じられる太腿がハッキリと見えた。
ぼく、あわてて目をそらした。
「君さ、通信制の高校に戻れるから!ちゃんとレポート出してね。もともと退学手続きなんかしてなかったから・・・
両親共々無能で君に迷惑をかけるしかできない生徒会長を追い詰める口実。
君だって退学って言われたら、わたしの言いなりになると思ったから・・・
でも退学より、先輩が大切っていうわけだね」
高城さん、ぼくの顔をのぞきこんだ。
「君の先輩が送ったメッセージ。一字一句知ってるから!
学校のルールにも、
<生徒指導上、必要があれば、様々な方法で個人情報の調査、取得も行う>
って明記されている。
君らは文句言えないからね」
自信に満ちた態度だった。だから先輩のスマホを勝手に見たっていいと言ってるんだ。
「今回は知らなかったことにしとく。次はそうはいかないけど」
高城さんはベッドに腰を下ろした。
座った時、また白い太腿が見えた。
ぼく、本当に・・・
ドキドキ・・・
「ありがとうございます」
ぼくは深く頭を下げた。
「ただ条件は呑んでもらうから!君は同意するしかないからね」
高城さんってなにしようっていうの?
ぼく、見当もつかない。
高城さんの言う「条件」ってすぐ分った。
ぼくの両方の頬を両手ではさむ。
「なにするんですか?」
たぶんおびえた口調だったって思う。
「条件一。
質問に答えなさい。
幼馴染を名乗る先輩とどこまでいったの?」
仰向けにベッドの上に倒された。高城さん、上から顏を近づけてくる。
「キスぐらいしたね。
あの無能な生徒会長の君に対する態度。ぜーんぜんフツーじゃないもん。
なにも君にあげられないくせに・・・
自分ひとりの所有物みたいな態度だし・・・」
ぼくの目を・・・
体を・・・
そして心を・・・
しっかり捕まえてくる・・・
「許してください」
それしか言えない。
「許さない。先輩が君に送ったメツセージ。校長に報告してもいいから」
「ごめんなさい」
本当にそれしか言えない。
涙が出てきてた。
「条件一。
報告されたくなかったから、先輩とどこまでいったか、ハッキリ言いなさい」
高城さんの大声!
「いいよ。言わなくたって、ぜんぶ分かるから・・・」
高城さんに、頬を何度もなでられた。
大きくて柔らかい手・・・
ぼくのパジャマのボタン、はずしてくる。
それからインナーをたくしあげる。
ぼくの胸・・・
高城さんに・・・
じっと・・・
見られてるんだ・・・
大きく深呼吸してる。
ぼくの小さな乳首が・・・
高城さんの細くて長い指に・・・
好き勝手に蹂躙された・・・
かすかな痛み・・・
でも体が熱くなってくる・・・
高城さんの大きな手に・・・
ぼくの胸や腹・・・
スーッってなでられる・・・
くすぐったい・・・
笑いたくないのに・・・
高城さんまで・・・
ぼくの顏見て・・・
ちょっと笑った。
髪をなでられた・・・
なんでこんなことするんだろう?
先輩にだって・・・
されたことないのに・・・
高城さんが・・・
長い舌を出した・・・
ぼくの小さな乳首が・・・
高城さんの長い舌に巻かれた・・・
体が!
しびれる!
でも・・・
なんだか心がときめく・・・
ぼくの乳首・・・
ポッキーチョコレートかじるみたいに・・・
口の中で何度も・・・
浅いキズをつけてくる・・・
高城さんが顏を離す。
ぼくの顏見る。
「ほっぺたにキスしてね。軽く口をつけるだけ・・・
それが君たちの純愛ってことだよね」
ほんとにその通りだ。
ぼく、なにも言えない。
「基本、女子ってね。
男子の乳首や胸や肩を噛むのが好きなわけ。
でも君の肌って白くてなめらかだった。
それに乳首も薄いピンク色だった。
君の乳首・・・
いまはわたしの歯型がたっぷりついて血の色になったわけ・・・」
高城さん、フッと息を吐く。
「わたしネ。
君の体のこと、先輩より知ったんだ」
今、ぼくの体は抱き起されて、高城さんの胸の中・・・
「条件二」
高城さんの長い舌が・・・
そのまま、ぼくの口の中に・・・
スーッと・・・
滑りこむ・・・
その時、ぼく・・・
高城さんの目が・・・
一瞬、夢見るようにキラキラと輝き・・・
やさしくぼくを見つめたのを見たんだ・・・
それから先、この目を、ずっと忘れることなんかなかった。
でもすぐにぼくのことを、無表情に見下す冷たい目に変わっていた。
高城さんは美しい。
でもぼくの唇を占領され、舌を捉まえられた時、高城さんの口がずいぶん大きいんだなって分かった。