【動画】『FINAL FANTASY LOST STRANGER』第一話を読む!
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今回のポイントを挙げると次の2点かと思うんですが
1、せっかくのFF世界なのに「FF世界に入った楽しさ」が感じられない
2、主人公がスクエニ社員であるという強烈な企画性なのに、「スクエニ社員」であるという必然性が感じられない。
あるんだけど、なんか感じられない。
これねえ。おれも同じ経験をしたんですよね。
ちゃんと尺取って描いたはずなのに、異世界の楽しさを「なぜか読者が感じられない」。
こっから考えるに、
「異世界に行って楽しい感」を出すのは相当に大変
ということかもしれません。少なくとももっと尺と演出がいるのかも。
ここが難しい。
きっちり見せ場まで入れて話の方向性を示すのと、異世界の楽しさを描くのと、どちらを優先するか。
今回のは見せ場まで入れた結果、楽しさ描写がやっぱり薄くなっちゃった気がする。
でもコエーんだよな。
楽しさ描写だけ描いて2話に続く、とか、描いてる方は怖くてたまんねーんだよな。
「もうちょっと書いて読者を驚かさなきゃまずいんじゃねーの」ってなる。
おれの方はそこまで主人公のキャラ性と物語の全体像が企画性に関与してなかったんですが(だから主人公キャラが弱いってのもあったけど)、こっちは相当に企画性に関与してるので、やっぱ第一話からもっと主人公が「スクエニ社員であること」を強調する作りにすべきだったんじゃないかなぁ。
ごとう先生の言うように、色んな事情があったんだろうか……。
基本的にはギャグよりもシリアスなストーリーの方が売れるので、シリアスにするなら、そのメタ要素は抑えることになるのかも……しかし、抑えた結果、せっかくの「スクエニ社員」という企画性が損なわれたらそれはそれでどうなんだ。
「レイズ」がメタ要素とどう関わってくるのか、主人公の発現しているライブラと思しき魔法?がメタ要素と繋がっていくのか。
そのへんで「スクエニ社員」である必然性が生まれるかどうか、でしょうか。