第1会場

文字数 9,862文字

テストテスト
2017/07/23 19:56
20時になりました!
「匿名歌会」vol.1 始めさせていただきます!
2017/07/23 19:56
山田です。よろしくお願いします。
2017/07/23 20:00
こんばんは、主催者の藤沢です。

今日はよろしくお願いいたします!

2017/07/23 20:00
よろしくお願いします!泳二です
2017/07/23 20:00
こんばんは、秋永真琴です。よろしくお願いいたします。
2017/07/23 19:58
いま、皆さんリアルタイムで見てくださっているのでしょうか…
参加者の方は、お名前と自己紹介、そして、今回選んでいただいた短歌の番号を3つ、発表してくださいませ!
2017/07/23 20:01
佐々木です。よろしくお願いいたします。
2017/07/23 20:02
楽しく歌会やりましょうー
2017/07/23 20:02
ここはギャラリーの方も見学できるんですよね
2017/07/23 20:03

こんばんは、未知です。


初めての歌会なので、今回は皆様のお胸を借りるつもりで参りました!


どうぞよろしくお願いいたします。




早速ですが、私はFとJとOに投票させていただきます。

2017/07/23 20:04
こんばんは、東雲です。よろしくお願いします。
2017/07/23 20:04

こんばんは。ほしです。よろしくお願いいたします。

リアルタイムで見ています。

選んだ3首です。

A 近所には[wagahaiha]ってWi-Fiが飛んでてPASSは[nekodearu]じゃない

B 頁をめくる 音がはばたき 同じソファ どこか遠くに 旅だった君

O 兄が出ていって時間を止めた家 電撃文庫の積まれた机

2017/07/23 20:03
はい、閲覧ならどなたでもできます!
2017/07/23 20:04
ああっ、メモ帳からコピペしたら改行がおかしなことに!

すみません……

2017/07/23 20:04
未知さん、お気になさらず!
2017/07/23 20:06
ライトノベル作家です。今月末に私の短篇が収録された「行き先は特異点 年刊日本SF傑作選」というアンソロジー(いろいろな作家の作品を集めた短篇集)が発売されます。よろしくお願いいたします。以上、宣伝。


H、K、Oでお願いいたします。

2017/07/23 20:02
泳二です。Twitterを中心に短歌をやっています。結社等には所属していませんが歌会にはちょくちょく顔を出しています。


選歌は、A、C、G でお願いします。

2017/07/23 20:04
こんばんは。みもりです。よろしくお願いいたします!
2017/07/23 20:06
ゲストコメンテーターを担当します山田航です。


A、F、Nに点を入れます。

2017/07/23 20:06
藤沢は、H,K,Oを選びました。
2017/07/23 20:09

イラストレーターです。WEB小説も書いています。

私はA、M、Oを選びました。

2017/07/23 20:09

米洗ミノルと申します。


普段は小説を書いてばかりで、短歌を詠むのは初めての経験でした。

今日は最後まで居られそうにないのですが、途中まででも参加させていただきたいと思います。


選んだ3首は、


E 鉛筆を肌に突き刺し文学を刻む弱さが憧れだった

M この世には 不思議なものがないと言う  あなたを想う 我が世のふしぎ

O 兄が出ていって時間を止めた家 電撃文庫の積まれた机


です。


Eはその熱量に、Oは弟(あるいは妹)の残された切なさにぐっと惹かれました。どちらも短いながら凝縮されたものがあって好きです。


Mは……これは京極堂ですかね。ええ、ファンです。「不思議なものなど何もない」が彼の口癖ですが、小説の中にしか存在しない彼を現実の『私』が想うという、次元を越えた親愛の念にある種の『ふしぎ』を見て、ああいいなぁ、と感じました。

2017/07/23 20:09
A C L  が好きです。
2017/07/23 20:11
H K O を選びました。
2017/07/23 20:14
こんばんは、河瀬ゆう子です。

遅刻しましたがよろしくお願いします。

(途中、子供を寝かしつけるので一旦抜けるかと思います:D)

2017/07/23 20:13
選んだのはI,N,Oです。
2017/07/23 20:16
ただいま集計中です!
20時30分から合評タイムといたします!
点の高かった歌から、皆さんの選んだ歌について語っていただきます。
2017/07/23 20:19
工藤吉生です。よろしくお願いいたします。
A.H.Oを選びました。「アホ」みたいでなんかアレですが。
2017/07/23 20:20
皆さんの票がそろいました! スムーズ! ありがとうございます。
2017/07/23 20:23
私もINUみたいに選びたかったです...(町田康じゃないですが)
2017/07/23 20:24
メシ食うなですね
2017/07/23 20:26
集計結果:


トップ票:O(9票)

2位:A(7票)

3位:H(5票)

4位:K、E(3票)

以下

2票…C,F,G,I,M,N

1票…B,J,L

0票…D

2017/07/23 20:24
集計ありがとうございます。


出先からスマホで拝見しておりますので、若干レスポンスが遅れると思いますが、ご容赦ください(汗

2017/07/23 20:21
ではでは、合評始めたいと思います。
2017/07/23 20:27
まずは第1席のこちら

O 兄が出ていって時間を止めた家 電撃文庫の積まれた机
2017/07/23 20:29
それでは秋永さん、評をお願いいたします
2017/07/23 20:29
コチラの歌は選んだ方が多いので、これ言っときたい!という方は、山田さんのフリなくても、どんどんコメントどうぞ!
2017/07/23 20:31
ライトノベルがお好きな方が多いのでしょうか。私も「電撃文庫」というワードに惹かれました。ライトノベルの代表的なレーベルですね。

進学か就職かで、家を出た(ちょっとオタクな)兄のことを思い出す弟か妹の心情が、うまく象徴されていると思い、票を投じました。

2017/07/23 20:31
工藤さんのコメントが…きえた!?
みなさんご遠慮なくどうぞ!
2017/07/23 20:35
勝手が分からず先にコメントしてしまいましたが……。


Oは、兄が居なくなった、照明の付いていない薄暗い部屋の情景が見えて、それも『電撃文庫』というところで兄の年齢などもイメージできて好みでした。

2017/07/23 20:33
電撃文庫が詠まれた短歌はこれまであまりなかったと思いますが、ちゃんと象徴性がありすね。


それでは点を入れられた方、どんどんコメントをどうぞ!

2017/07/23 20:35
O:電撃文庫を嗜むオタク的な気質がある兄が家を出ていった理由に思いを馳せます。時間を止めた家、という言葉が「現実的な兄の失踪」なども連想させますが、むしろ電撃文庫みたいなファンタジー的事象が兄の身にも起きて「兄は家を出ていってはおらず、本当は積まれた電撃文庫の中にいるのでは?」とも想像でき二重で楽しめました。そもそも「小説」のテーマで「電撃文庫」を出してきたセンスが好き!!(河瀬)


ではここで一旦落ちますが、23時まで戻ってきたいと思います(^o^)

2017/07/23 20:36
三首には入りませんでしたが、私も好きな歌でした。

結句は具体としては「岩波文庫」でも「文春文庫」でも歌としては成立しますが、ここは「電撃文庫」がベストですね。

2017/07/23 20:34
>照明の付いていない薄暗い部屋の情景


わたしも、そんな絵が浮かびました!
西日の当たっている部屋の学習机に積まれた文庫本。
兄が卒業していった電撃文庫、弟妹は読むかな…読まない気がする…

2017/07/23 20:37
切ないなあというのが第一印象で、もう中二は置いていくんだ、という青春との決別も感じました。
2017/07/23 20:37
フライングしたかと思って一度消しました。よくわかってなくてすみません。

O 兄が出ていって時間を止めた家電撃文庫の積まれた机

住んでいる人がいなくなった部屋は、なかにある物がずっと同じ位置にあるので、まるで時間が止まっているかのように感じられます。
ここでは「兄」の不在が時間を止めています。電撃文庫が「兄」を象徴しています。ラノベが出てる文庫ですよね。ラノベの世界から離れて、兄はいまごろどうしているのだろう。「電撃」の名前とは逆に、しずかな時間の流れがあります。
2017/07/23 20:37
いなくなった兄もさることながら、部屋をそのままにしている家族のキャラクターも見えてくるかもしれません。
2017/07/23 20:37
私も、兄に対するあたたかい眼差しを感じるようで好きでした。

兄に何があったのかな〜、結婚? 就職? と想像が膨らむのもいいですね!

2017/07/23 20:37
河瀬さん、いってらっしゃいませ!
2017/07/23 20:38
兄が出ていったことで「時間が止まる」…… 兄は親に愛されていたのでしょうね。弟か妹はそのことにいくばくかの屈託があるような、複雑な心境を感じました。お兄ちゃんばっかり、みたいな。
2017/07/23 20:31
なるほど、青春との決別。
2017/07/23 20:39

米洗ミノルさんが最初に述べた評と同じく惹かれました。兄と「電撃文庫」の固有名詞の取り合わせが効いていて、兄の人となりが垣間見える気がします。

河瀬ゆう子さんの評が面白いです。そんな見方も楽しめますね。

2017/07/23 20:34
電撃文庫を置いて去っていくのは、痛みや切なさもあるけれどわりと前向きな行動のイメージなのですね。
2017/07/23 20:41
机に積んだままにしているということは、家族の「戻ってきたときのためにそのままにしておこう」というような心情が浮かびます。

時間が止まっている感じと「電撃文庫」という体言止めがとてもよく合っていると思います。

2017/07/23 20:40
昔のままを保存し、切なさや痛みを感じているのは残された方で、出ていった兄は別の世界に旅立って振り返っていない感じを受けました。


それと、電撃文庫は中二病の象徴で、家を出るような年頃には卒業するもの、というイメージです。(現実とは異なりますが)

2017/07/23 20:42
そうなんですね。

私、兄がひとりいなくなっただけで家族の時が止まってるというので、兄はもうこの世界にいないもしは絶縁されているみたいなものを想像してました。戻ってくることは考えなかった……。

2017/07/23 20:44
前向きなイメージ…… ラノベを「卒業」することを、ポジティヴな成長ととらえる解釈ですね。ライトノベル作家としては「おとなになっても読んでね!」という気持ちもあります(笑)
2017/07/23 20:43
兄は、家族の中ではすごく重要な存在だったのだな…
2017/07/23 20:46
こんばんは、たけうちです。

よろしくお願いします。


J L O を選びました。

2017/07/23 20:45
ラノベは実家に置かれるものなんですね。
そして家族は、売ったり捨てたりはしないのですね。
2017/07/23 20:47
名詞で終わる文(体言止めといいます))を二つ並べただけでかなりそっけない書き方をしていますが、ちゃんとその間にあるドラマが想像されますね。
2017/07/23 20:46
たけうちさん! すみません、集計抜けておりました…><
2017/07/23 20:47
ええと、順位の変動はありません><!
2017/07/23 20:49
選ばなかった立場で発言させてもらうと、「出て行って」が少し説明的で(「時間を止めた」で兄の不在を描けているように思えて)、他の表現にする手もあったかな、と思いました。
2017/07/23 20:46
祝福のイメージ、喪失のイメージ、さまざまな解釈があっておもしろいです。
2017/07/23 20:49
「出ていって」がなくてもわかる…なるほど。
2017/07/23 20:50
選ばなかった方からの視点もとても大事ですね。どんどん発言していってください!
2017/07/23 20:50
「出ていって」でした。失礼しました。
2017/07/23 20:49
たけうちさん、Oの歌に関していかがでしょうか?
2017/07/23 20:51
そろそろ、次の歌に行きましょうか、第2席。
言い残したことがある方は、後からコメントいただいても大丈夫ですよ!
2017/07/23 20:55
A 近所には[wagahaiha]ってWi-Fiが飛んでてPASSは[nekodearu]じゃない
2017/07/23 20:56
こちらは7票獲得です!
2017/07/23 20:56
この歌面白いし、作り慣れてる人の歌だなと直感的に思いましたね。情報量が短歌サイズにぴたっと収まってるんで。
2017/07/23 20:57

ワガハイとワイファイが並んでて気持ちいいしワガハイwaじゃなくhaなのがかわいらしくて、あと去年やっとガラケーとさようならした電脳全般音痴の私は「Wi-Fiそんなにいろいろな名前あるの、もしかして名前自分でつけたできんの、ワイファイって結局なんなのかわかってないけどなんかすげー、これからどこかいくたびにWi-Fiを意味なくチェックすることにする」って思って入れました。

2017/07/23 20:58
>米洗さん


そうなんですよね。「出ていった」という兄の行動は必要だったとも思います。


表現の重複がだめというより、「出ていって」「時間を止めた」「電撃文庫の積まれた」の3つの動詞がすべて『兄の不在』を表しているので、説明が難しいのですが、少しもったいないというか、そんな気がしました。

2017/07/23 20:52
あ、発言が遅れました、すいません。
2017/07/23 20:59
A 近所には[wagahaiha]ってWi-Fiが飛んでてPASSは[nekodearu]じゃない

名作「吾輩は猫である」がWi-Fiの名前やパスワードとなって登場する、現代的な歌です。こんな形で作品が生き残っていくというのは考えたこともなく、新鮮で面白いと思いました。
「猫である」じゃないとすれば、どんなパスワードなんでしょうね。「わがはいは」とくれば、一番すわりのいい言葉は「ねこである」だと思いますし、このタイトルがどれだけ馴染み深いものであったかに気づかされます。
2017/07/23 20:58
ネタに走ってるWi-Fiの名前、たまにすれ違いますね。
2017/07/23 20:59
wifiにネタネームつけるのはたまに見かけるのですが、歌的にもネタ的にもよく出来ると思いました。というか面白かったです。
2017/07/23 20:59
>泳二さん


ああ、すみません……!

他の人のコメントターンだと思ってセリフを消してしまいました!


31音にギュッと情報を収めるには、言葉選びってやっぱり大事なんですね。

2017/07/23 21:00
この歌は、横書きならではな歌なので、「トクメー歌会」にはぴったりだと思いました!
2017/07/23 21:00
初心者には思いつかない歌だと思いました。アルファベットが四箇所ならんだ字面もバランスが取れている。
2017/07/23 21:00
近所のたまたまひっかかったWi-Fiに接続を試みるつもりはなくても、これは[nekodearu]って試してみたくなりますね。でも違ったっていう。
2017/07/23 20:54
>A


はじめ読んだときは、内容を理解することにばかり意識が持っていかれて、これ本当に31音かな?と思ったのですが、意味が分かって改めて読み返したら、リズムも綺麗で「やられたー!」ってなりました。

2017/07/23 21:02
今回、「小説を読む歌」と「書く歌」に分かれる中で、Aはどちらでもないアプローチ、かつ誰でも知っている小説のタイトルで面白くまとまっているのがいいなと思いました。
(選んではいないのですが)
2017/07/23 21:03
発言のタイムラグは生じて当然ですから、みなさま、お気になさらず、どんどん書き込んでまいりましょう……という姿勢でいいはず! トークメーカーは!
2017/07/23 21:03
結局パスワードの正解はわからないまま終わるから面白いですね。他人が引っかかるのを楽しんで設定したんでしょうか。引っかかったとしても設定した本人にはわかりませんけど。
2017/07/23 21:05
自分がこの立場になったら、「なんでnekodearuじゃないんだー!」と絶対突っこんでしまう。そんな共感できる感じが好きで推しました。そしてじゃあなんだったの、という余韻もあって良かった。
2017/07/23 21:04
山田さんが情報量とおっしゃったようにこの歌ほんとに無駄がないんですよね。すべての言葉が必要で十分っていう感じがします。
2017/07/23 21:05

Wi-Fiの名前やパスワードを素材にした短歌を初めて見て、面白いなと思いました。

佐々木さんと同じく、waじゃなくhaなんだなというところも好きです。

[nekodearu]じゃないというのも捻りが効いていて、いいなと思いました。

藤沢さんの発言を拝見して、確かに、横書き向きの歌だなと思いました。

2017/07/23 20:49
もしかして『demonkogure』
2017/07/23 21:07
タイムラグは全然気にせず…! みなさん、順番は気にせずに発言なさってください。
2017/07/23 21:08
>もしかして『demonkogure』


う、これ、僕も真っ先に思いました……(小声)

パスワードは蝋人形……。

2017/07/23 21:09
>東雲さん 私も思いました! 閣下!
2017/07/23 21:09
やっぱり(・∀・)
2017/07/23 21:10
デーモン閣下か!(笑)
2017/07/23 21:09
他人が接続を試みる前提で決めませんよね。Wi-Fiの名前とパス。
2017/07/23 21:09
そろそろ次に参ります。5票獲得のコチラ。

H 友人の物語の中サブキャラのわれは夜明けの散歩にさそふ
2017/07/23 21:10
猫かデーモン閣下しか吾輩を使わないのか……
2017/07/23 21:11
じゃあ答えはなんなんだ〜って気になりますよね(笑)

私もこんな、リアルで読後に頭を悩ませるパズルのような歌が作りたくなりました。

2017/07/23 21:10
友人が物語の主人公なんだというメタ的な把握が面白いですね。夜明けの散歩に誘う役割ってサブキャラにしてもわりと重要な役回りではと思ってしまいましたが。
2017/07/23 21:12
すみません、ちょっと抜けます……!
2017/07/23 21:13
だれもが自分の物語では自分が主役であり、しかし他のひとの物語では脇役であり…… せつない認識の中、それでも「夜明けの散歩」に誘い出す。なにか友人の話を聞いてあげるのかな。主人公のやさしさを感じました。
2017/07/23 21:12
「吾輩」の歌は、トークメーカーの台詞ランキングでは断トツ1位でしたね!
2017/07/23 21:14
サブキャラだけれど、モブキャラではないんですね。
2017/07/23 21:15
H 友人の物語の中サブキャラのわれは夜明けの散歩にさそふ

「友人の物語」とは、友人が書いた物語なのだと読みました。サブキャラとして自分をモデルとしたキャラが出てきている。夜明けの散歩は、雰囲気があっていいですね。小説だとすれば、そこでどんな会話が交わされるのだろうと想像します。
小説のなかの「われ」と小説のそとの「われ」がいるわけで、ここでは「われ」の片側だけが見えています。見えていない小説のそとの「われ」も夜明けに誰かと散歩するのかなあ。
2017/07/23 21:14
友人の人生という物語のサブキャラ、という読み方もですが、友人の書いた小説のサブキャラとして自分が出てくる、という見方もあるな、と思いました。そしたらそれも、かなり重要なキャラだなと。
いい友人関係なんだろうな。
2017/07/23 21:15
私は小説は好きなのですがラノベは読まないのですが(嫌いというわけじゃありません念のため)、「サブキャラ」という呼び方はラノベでよく使われるのでしょうか。
2017/07/23 21:15
たしかに、「サブキャラ」は、ライトノベルやまんが、アニメ界隈で使われている言葉かもしれないですね。「脇役」だと雰囲気変わりますね
2017/07/23 21:18
なるほど、ありがとうございます。こういう何気ない言葉使いからも主体のキャラクターが浮かぶようですね。
2017/07/23 21:02
モブではなくサブキャラだから、ある程度継続した時間を主役と過ごしてて、すぐに物語から離脱するような人ではないのかな、と。早朝に呼び出せるような立場から、そう浅くもない関係が伺えます。この時間帯の散歩、前向きな気持ちになる効果を期待しているのでしょうか。
2017/07/23 21:17
「友人の物語」が「友人を主役とした物語」と読めるのは気づきませんでした。
この歌会に歌を出す人は小説を書く人だから、小説を書く友人がいて、ときには互いを物語に登場させあったりするのかなと想像してました。
2017/07/23 21:17
主役は昼間や夜の早い時間はメインの物語に忙しいので、サブキャラである自分は主役の体が空いている夜明けに散歩に誘うのでしょうか。
2017/07/23 21:21
友人が書く物語の中にそのエピソードが書かれることを意識して誘ったのかもしれませんね。
2017/07/23 21:22
そうですね、皆さんきっとご自身の作品に友人をモデルに登場させたりということはよくあると思うのですが、たまにはモデルに"された"方の感情になってみるのもいいものだな、とほのぼの思いました。
2017/07/23 21:20
物語的に考えれば、サブキャラである自分が、主役である友人の背中を押す、そんな場面かもしれないし、ただの日常なら、朝日を拝んでどこかで朝定食でも食べて帰る。そういうありふれた、でも友達がいないと出来ないシーンかもしれません。
2017/07/23 21:21
(少し抜けます)
2017/07/23 21:23
次の歌の評に参ります。
タイムラグは気にせず、目安として当該の歌をおいていきます。3票!


E 鉛筆を肌に突き刺し文学を刻む弱さが憧れだった

2017/07/23 21:23
もしかしてEを選んだ方がだれもリアルタイムでいらっしゃらないのでは(笑)
2017/07/23 21:25
鉛筆を肌に刺したら痛そう! と思いました。文学と呼べるほどの文字数は刻めないでしょうし。痛々しい無理なことに憧れてしまう気持ちをあらわした歌、なのでしょうか。
2017/07/23 21:25
文字を刻むのではなく文学を刻むんですね
2017/07/23 21:27
文学青年のことが好きだったんですね…だめんずウォーカー臭がします(笑)
2017/07/23 21:27
物理的にも中二的な意味でも、痛そうです……
2017/07/23 21:28

3首選の候補だった好きな歌です。

肌に文学を刻むことが弱さだという把握も、その弱さが憧れだったという転換も、学生時代を思い出すとわかる気がして、好きです。

2017/07/23 21:26
選ばれた米洗さんは「その熱量に惹かれた」というようなことを上で書かれていましたね。
2017/07/23 21:29
子どものとき鉛筆を肌に刺す遊びはやってました。入れ墨みたいにずっと跡が残りますね。そなに痛いかな……どうかな……。
2017/07/23 21:30
刻んだ内容以上に、弱さを抱えた行為そのものが文学なんですね
2017/07/23 21:31
私深読みして、これは誰か文豪のエピソードなのかしら…と思ってググってみたりしたのですが、そういうわけでもないです…よね?
2017/07/23 21:32

ひりひりする(物理的にも)青春の恋の歌でした…
では、そろそろ次の歌に。こちらも3票です。


K 氷雪を刻んですすむ指先の密かな熱をものがたりゆく
2017/07/23 21:31
私も文学者のエピソードかと思って検索しました。どうなんでしょうね。
2017/07/23 21:35
この歌は、とにかく言葉が美しいなぁと思って選びました。
2017/07/23 21:34
昔の文豪の青年時代は、痛々しそうなイメージがあるので、そういう人たちへの憧れなのかな、なんて思いました。
2017/07/23 21:30
指の熱で氷雪を少しずつ溶かしていく……指は冷えて、痛くなっていく……そんな、つらくてじれったい恋を幻視しました。清廉で、でも深いエロスを感じたのです。
2017/07/23 21:35
北国感のある歌ですね……うっすら雪が積もったところに指で字を書いていくんでしょうか
2017/07/23 21:37
氷雪と熱の組み合わせが色っぽくて、きれいな短歌だと思いました。
2017/07/23 21:37
「氷雪を刻んですすむ指先」がよくわかりません。何をしているところでしょう。小説の吹雪の場面を読んでいるということでしょうか。指先は本のページをめくって読み進めていると。密かな熱とは、読書の興奮でしょうかね。
とすると、結句「ものがたりゆく」でまたわからなくなります。読みすすんでいることもまた物語なのでしょうか。
2017/07/23 21:36
「氷雪を刻んで進む」は、メタファーだとは思うのですが、想像するのは難しい歌だなとも思いました。
2017/07/23 21:38
選ばなかったなのですが、最後まで迷った歌です。つめたさと熱さのコントラストが素敵。
2017/07/23 21:39
自分にはちょっと難しいです(後半がよくわかりません)
2017/07/23 21:40
温度を感じる歌、すきです!
2017/07/23 21:41
熱そのものをものがたるというのがポイントでしょうか。冷たいものを溶かすくらいのひそやかなエネルギー。
2017/07/23 21:39
ああ、素直に文字どおり、指先で雪を刻んでると読む方が自然かもしれませんね。冷たそう!
2017/07/23 21:39
時間的には折り返し地点を過ぎました。
次の歌からは、選んだ方にお話を振っていきます。自由発言もOKです!
2017/07/23 21:42
ここからは2点歌になります。


C 剣と魔法の小説に倦みめりめりと畳に夏のからだを起こす

2017/07/23 21:43
選ばれたのは、泳二さんと佐々木さん。
2017/07/23 21:44
先ほどのEの歌も「刻む」という言葉が出てきました。小説と「刻む」は相性がいいのでしょうか。(戻りました)
2017/07/23 21:23
なるほど、指で恋しい相手の名前を雪に綴ったりとかそういうことでしょうか…

私も、ちょっと想像力が及ばなくて読み取れませんでした。>K


帰宅したので、ここからPCでバリバリ書き込みます!

2017/07/23 21:42
けんとまほうのしょうせつにうみ

という読みですね

2017/07/23 21:45

剣と魔法の小説に倦みめりめりと畳に夏のからだを起こす


きっとこのとき。この人の肌には、畳の跡がついてます。長い時間寝そべってます。物語のなかにはいって、倦んで、気持ちも身体も重たくなっていて、畳にひらべったくなって本を読んでいた。時間の経過をふと感じた。そこで現実に戻って自分が疲れていると気づいた。

めりめり「夏のからだを」起こすんだなーって。畳から引きはがす感じが好きで入れました。


2017/07/23 21:44
ファンタジーの世界から現実に舞い戻ればそこは純和風の夏というギャップの歌でしょうか。夏休み感強いですね。
2017/07/23 21:47
Cの歌は前半と後半の対比が魅力的でした。「剣と魔法の」世界と、そこから覚めて夏の畳に身を起こす現実世界。


「めりめり」というオノマトペが汗で湿った畳から体をはがすようなイメージで、現実世界にグッと引き戻す力があって好きです。

2017/07/23 21:46
Oの歌の「兄」の昔の姿のような気がしました。もちろん別のおふたりが詠んだ歌ですので、全くの偶然なのですが。
2017/07/23 21:48
「めりめりと」で、倦んではいるけど、ずっと物語の世界に行っていて、根っこが生えていたのだなとイメージできました。ちょうど今の時期の湿度と気温で、エアコンのない部屋で。
2017/07/23 21:47
さすがにちとファンタジー飽きたわ……メリメリ、と起き出して別のことをし出すのか。別の本を物色するのか。フィールドを切り替えてアクションが始まる予感があります。
2017/07/23 21:48
「小説に倦み」の部分は少しもったいない気がしました。「小説」は今回のテーマではありますが言ってしまわなくても十分伝わったかもしれないと思いました。
2017/07/23 21:48
私もなんとなく「俺が書いちゃる、今のファンタジー界に風穴開けるぞー!」的なやる気を感じましたw
2017/07/23 21:52
Oの歌とつなげるのはおもしろい読みですね
2017/07/23 21:47
「剣と魔法」ってある種の定型句ですけど、それが倦む感覚と同期してるんですかね。「畳に夏のからだを起こす」はむしろ独創的に表現です。
2017/07/23 21:51
実は書いている側の歌、という読みも面白いですね!
2017/07/23 21:54
「もったいない」という観点はいままで感じたことがなかったので、新鮮な感想です。

どれだけ言葉と単語を研いで、削いでいくかも重要なんですね。

2017/07/23 21:52
歌会をしていると偶然いくつかの歌が繋がって見えることってありますね。それも歌会の魅力だと思います。
2017/07/23 21:54
そろそろ次の歌に参ります。
次の歌からは、「第2会場」にご移動ください。画面の左下のボタンで移動できます。
2017/07/23 21:55
そろそろ次の歌に参ります。
次の歌からは、「第2会場」にご移動ください。画面の左下のボタンで移動できます。
2017/07/23 21:55
TwitterのTLでも時折感じる連続性ですね
2017/07/23 21:55

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登場人物紹介

ゲスト・コメンテーター:山田航
札幌在住の歌人です。
短歌を作ったり回文を作ったりして遊んでいます。
Bocketというすすきのの歴史の雑誌も作ってます。


山田航 クリエイターページはこちら。

主催:藤沢チヒロ
札幌在住の漫画家・イラストレーター・編集者。

トークメーカーの「オンライン女性作家座談会」に参加させていただいています。
藤沢チヒロ クリエイターページはこちら。

以下は、今回の参加者の皆様です。(7/14現在)(表明順)

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たけうちりうと

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工藤吉生

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