続・このへんで『鎌倉殿の13人』について語っておこうか(おもに清盛ダディ関連)
文字数 1,500文字
うおお姉者!!(歓喜)」
カミーユ「ハロー」
ということでここからカミーユがリモート参加。
ミユ「わたしも『鎌倉殿の13人』ちょっと疑問なのは、わたしも、清盛さん個人的にそんな憎んでたかなぁって」
クロ「はいはい」
ミユ「わたしの助命してくれたのも清盛さんだから。やっぱりどっちかって言ったら恩人」
ヴァレ「訊いていい?」(立ち上がる)
一同「まあまあまあまあ」
ミユ「知盛くんほんとごめん(泣)。わたしも気まずかった。
ねえ頼むから怨霊にならないでね! わたしそういう系ほんと苦手で! お詫びに鎌倉にいっぱいお寺建てたから(泣)」
ヴァレ「おれすでに怨霊だけど? いちおう」
一同(そうだった)
ヴァレ「白装束アンド血糊スタイルめんどくさいから省略してるだけで」
ミラ「錨もね笑」
ヴァレ「そう錨も」
ヴァレ「本当はかついでないし、錨」
ミラ「知ってる」
平家物語だと知盛の入水スタイルは鎧の重ね着。
鎧って、じつは一着(正確には「一領」)30キロあるらしいのだ。それ二つ重ねたら確実に沈めるね。
ミユ「あなたがたが焼いちゃった東大寺の大仏さまとかも、わたし再建にいっぱい協力したし(泣)」
ヴァレ「それ言われると弱い」
ヴァレ「さりげなく恩売るのうまいねー」
一同「まあまあまあまあまあ」
ミユ「わたしが京都にこだわるのは、これ十字軍で言ったらエルサレム奪取に該当するっていうか」
クロ「(小声でフロに)むずい」
フロ(うなずく)
ミユ「京都を、ていうか御所を押さえないと意味ないので、ゲーム的に。清盛さんコロスとかじゃなく」
ヴァレ「だね」
ミユ「なのに!
なにあれ、発案者は知盛くんか、お兄さんの
帝と神器持って逃げるってどゆこと?
すごろくの『あがり』のマス動かすレベルの反則!」
ヴァレ「(にやり)斬新と言ってくれたまえ」
パト「王子が黒い笑」
ヴァレ「あ、そうそう。うちの
ミユ「ああ(緊張)」
ヴァレ「あれ続きがあって」
ミユ「え(汗)」
ヴァレ「直後に『いまのなし!』って叫んでた」
一同「はあ?!」
ヴァレ「だって、死にぎわに他人呪ったらぜったい極楽往生できない」
一同「あー(納得)」
ヴァレ「おれらみんなコアな仏教徒(ブッダのファン)だからね? 本気で仏罰信じてたから。
令和の感覚とは違うよ」
ヴァレ「大殿言い直してた。
『頼朝くんと、一度ゆーっくり話したかったのう。わしの墓に酒の一杯でもそなえに来てくれんかのう、他に供養はいらんけえ』って」
ミユ「入道相国……(涙)」
ミユ「本当?」
ヴァレ「ほんと笑」
ミラ「ほんとかなー笑」
ヴァレ「ほんとほんと笑」
パト「怪しー笑」
ヴァレ「なのに、誰かさんがまるっと滅ぼしてくれちゃってね?」
クロ「けっきょくおれかよ!」
ミユ「すみませんうちのバカ弟が!」
ベン「すいませんうちの御曹司が!」
クロ「ベンまで謝るな!」
フロ「すいません悪乗りしました!」
ミラ「あんたはそうだね」
ミラ「でも『13人』さ、畠山重忠くんのビジュアル良いよね! イメージぴったり」 ※中川大志さん
ミユ「そうなの!」(女子たち盛り上がる)
ミラ「カミーユさんもイメージぴったり」
パト「ガッキーちゃんね、そうそう!」 ※新垣結衣さん
ミユ「(照れ)わたしあんな美人じゃないよ」
ミラ&パト「美人だよ!!」(さらに盛り上がる)
男子たち「……」
クロ「(ひそひそ)ガッキーは頼朝じゃないよね?」
ヴァレ「(ひそひそ)うん。でも」
クロ「(ひそひそ)何」
ヴァレ「(ひそひそ)おれも何が何だかわからなくなってきた」