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囲炉裏の傍で

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前のエピソードへ「第１話　小舟の夫婦」

第2話　布団の中で

文字数 216文字

なぁ、粋爺
ん？
何で布団の中でいろいろ考えてしまうんだろか？
考えはじめたら、それが気になって、眠れんようになる…
布団の中に入る前に、考え事を捨ててから入るんじゃな！
ほぅ…
脳が疲れとるときは、いろんな事考えてもええ事は思い浮かばん！
…ふぅん…
一旦忘れて、また朝になってから考え直せばいい
………
って…寝とるんかい
やれやれ…お前は昼寝のし過ぎで夜は目が冴えてるだけじゃな
粋爺はにっこりと笑って、ゆらゆら船を漕ぎだした歩に、半纏をそっと掛けた
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第３話　落ち着く場所

囲炉裏の傍で
海堂 直子

登場人物紹介

粋 字引 （通称：粋爺）

旅人旅館『囲炉裏庵』の伝説の師

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須磨 歩

「粋字引」師匠の弟子(自称)

囲炉裏庵の従業員

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辺 嘉子

囲炉裏庵の従業員

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羽祖 高範

月夜野リゾート社長

バイク旅が趣味

囲炉裏庵の常連客

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紙手 文子

月夜野リゾート社長秘書

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