Alternate
文字数 403文字
強めの日差しが差す部室 弁当をかき込みながら
来月のライブの曲をWalkmanでリピートする
両手で抱えたギターが、溢れる音をたしなめるようにF#で鳴る
飲みすぎた酒をお茶で濁しながら
ふらり、かつての母校の前を通りすぎる
片手には煙草が、湧き出る感情を誤魔化すように紫煙を上げる
無謀な夢を語り合う ストラトについた傷を撫でながら
泣き言を揉み消す それが勲章だと知ってるから
無理無く日々をやり過ごす 痛む首を撫でながら
泣き言を飲み下す それが最適だと知っているから
知らない町にも行った 買ったばかりの自転車がガタガタと吠える
そして眼前の景色、この高揚感だけをステージの上で見せつける
知らない道が増えた 潰れた商店のシャッターがガタガタと泣く
それでもかつての母校、あの部室の窓だけは今でもすぐに見つけられた
きっといつか色んなことが上手くいく それを確信している
きっといつか色んなことが上手くいく それに縋って生きている
来月のライブの曲をWalkmanでリピートする
両手で抱えたギターが、溢れる音をたしなめるようにF#で鳴る
飲みすぎた酒をお茶で濁しながら
ふらり、かつての母校の前を通りすぎる
片手には煙草が、湧き出る感情を誤魔化すように紫煙を上げる
無謀な夢を語り合う ストラトについた傷を撫でながら
泣き言を揉み消す それが勲章だと知ってるから
無理無く日々をやり過ごす 痛む首を撫でながら
泣き言を飲み下す それが最適だと知っているから
知らない町にも行った 買ったばかりの自転車がガタガタと吠える
そして眼前の景色、この高揚感だけをステージの上で見せつける
知らない道が増えた 潰れた商店のシャッターがガタガタと泣く
それでもかつての母校、あの部室の窓だけは今でもすぐに見つけられた
きっといつか色んなことが上手くいく それを確信している
きっといつか色んなことが上手くいく それに縋って生きている