第30話:ロサンゼルス旅行

文字数 1,545文字

一休みし、珈琲を飲み、次、どこ行きたいと三郎が、聞くとショーが見たいと奥さんが言ったので、ディズニー映画を元にした本格的なミュージカルを公演している所を聞き行く事にした。そこへ着くと美女と野獣のショーをやっていて奥さんは、自分がヒロインになった様に、うっとりした顔で、ショーに釘付けだった。終わると、さすがアメリカのショーを本格的だわと叫んだ。

 その後も、いくつかのミュージカル・ショーを見て回り、アメリカ人のショーは、どれも本格的で素晴らしいと絶賛していた。その後、三郎が、気分転換に何か楽しい乗り物に乗ろうと言い、ディズリーランドモノレールやビッグサンダーマウンテンに乗って楽しんだ。次に、インディ・ジョーンズのショーが三郎の目にとまり、見ていこうと奥さんを誘った。

 インディ・ジョーンズのショーが始まると、まず、ジープに乗って、呪われた寺院の奥深く進み、マーラの伝説を示す遺跡を調査する。しかし、このマーラは、愚か者に死を与えるという強大な力を持った遺跡の守り神で、彼の瞳を見た者は次々と姿を消すと言われている。それを知らずに禁断の瞳の魔宮を目指す。その後、マーラの怒りに触れてしまう。

 奇声をあげるミイラや邪悪な生霊の攻撃、噴出する溶岩、崩れ落ちる橋など次々と迫りくる危険は息つく暇もない。この状況を救える勇敢な人物はただ1人、その名はインディ・ジョーンズ。そんな体験を三郎夫妻は、ジェットコースに乗りゆっくり進み幾多の危険な冒険や邪悪な相手と戦う感じが出て、スリル満点、噴出する溶岩、崩れ落ちる橋、あっという間の冒険を体験。

その後も、スターウオーズの宇宙船に乗り込み、果敢なフライトに挑んだ。パイロット、三郎が、ガンナー「射手」となり、他の人がエンジニア「機関士」のとなった。宇宙船のエンジンが轟音を立てて飛び立ち、ハイパースペースへの冒険へと突入すると、クルーメンバーのシートにも衝撃が。与えられた指令をこなせるか否かは、すべては、クルー達の腕次第と言った所で興奮した。

その他、スターウオーズの関連のアトラクションとリトルマーメイドのショーなどを次々とみていると、夕方になり、徐々に暗くなってきた。すると、お腹が減ったことに気づき、いくつかレストランをさがし、イタリアンレストランのビザとパスト、サラダ、カプチーノ、カフェラテ、ジェラードをゆっくりと食べた。その後、レストランの店員が、もう少しすると花火が始まると言った。

 そこで、食事を終えて、見晴らしの良さそうな場所を捜して、座ると、少しして、花火が始まった、子供達の歓声と共に、夜空に花のような花火の大輪が咲き誇った。それが、「眠れる森の美女の城」の上空に、次々と打ち上がり、ディズニーランド・パークの思い出の締めくくりにふさわしいナイトスペクタクルショーとなった。やがて、最後の花火が終わると静寂が戻り、なんとも言えない素敵な余韻が残った。

 その後、ディズニーランドを出てタクシーでロサンゼルスのホテルに戻ると21時を過ぎていてシャワーを浴びてビールを飲みながら部屋で今日のディズニーランドでのショー、アトラクション、乗り物の話をした。すると、奥さんが、いつになく興奮してショーの場面、場面を思い出して、あんな経験日本では味わえないし、素敵だったわーと少女のような笑顔になった。

やがて、眠りに落ちた、翌日は、朝8時に起きて、ホテルで朝食をとり、フロントで聞くと、ユニバーサルスタジオ・ハリウッド行きのシャトルバスの時刻表を見せてもらい10時に出発し30分くらいで到着した。今日は、平日であり、それほど混んでいなかった。最初に、ユニバーサルスタジオハリウッド・ツアーに参加した。元々ハリウッドスタジオとして始まったようだ。
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