第6話 ユースホステル「ナインプレート」
文字数 1,176文字
○東京六本木、11:30pm
大阪本社から東京支社に転勤になったA子、六本木で憂さを晴らす。
酔い覚ましに六本木の街を徘徊するA子。
ぶつぶつ独り言を言いながら、赤坂見附方面に吸い込まれてゆくA子。
濃霧に視界を遮られるA子。
携帯で時刻を確認するA子。
A子、しばらく歩いてユースホステル「ナインプレート」の看板を発見。
○ユースホステル「ナインプレート」のレセプション
○菊の間 2:00AM
部屋は読書灯だけの薄暗さ。
いきなり泣き出す相部屋の女。
泣く女に一万円を渡すA子。
床につき、すぐに爆睡するA子。
...zzzzzz....
○翌朝、6:00AM
慌てて、財布の中身を確認するA子。
わいは六本木でドライマティーニは飲んだで、美味しくなかったけどな。けど、LSDはやってへんで。
いいから、来なさい。